治 療 日 記 2 |
平成15年5月21日 |
小児科の定期検診に行く 身長132.2センチ 体重23.3キロ 次回は心エコーと血液検査をするように言われる 心臓だけはなにも異常が出ていないことがある意味支えだったのに拡大が見られたことで落ち込み…そしてまた今日さらに落ち込む… ホルモン治療はかなり心臓に負担を掛けているから 心臓を壊してまで身長にこだわらなくてもいいじゃないか…と言うのが先生のお考えのようだ 時々顔色が白くなったり黒っぽくなったりするのはその影響かなぁ・・ |
平成15年4月23日 |
国立病院へホルモンの薬を頂きに行く 今日は まあちゃんは同行しなくてもいいので一人で出掛けた 3月の末に行った血液検査の結果は特別なにも異常はないという事でほっとする |
平成15年4月21日 |
掛かり付けの耳鼻科に行く やはり夏の手術についての話が出た 鼓膜の再生手術も国立でと考えたけど 術後通うことを考えればやはり地元の掛かり付けの先生が一番だと思うから お願いすることにしました 12年ぶりにちゃんと聞こえるようになるといいんだけどなぁ… |
平成15年3月25日 |
小児科と小児外科の診察に行く 小児科では身長と体重を測り 副作用をチェックするための採血を受けた 小児外科では写真を撮ってもらう 先生から話があると言われて どきっとする… まあちゃんのマルファン症候群についての研究依頼書が先生の手元に届いていた 研究にはもちろん協力をさせて頂くつもりだ |
平成15年3月24日 |
1ヶ月ぶりの耳鼻科の日 最近はこのペースで診察を受けているので かなり楽になったなぁ |
平成15年2月26日 |
小児科の検診の日 成長ホルモンの注射を初めて2ヶ月弱… 注射を始めた頃は結構伸びている気がしていたけどここのところ測っても 次の検診は3月末… 小児外科の検診と同じ日にしてもらった |
平成15年2月10日 |
掛かり付けの耳鼻科に行く そろそろ言われるかなぁと思っていたことを先生から言われた(^^;) 『先生 夏でもいいかなぁ』と聞くと『そりゃええけど…』とまた延長を許してくれた(^^;) しかし また夏は病院生活になるのねぇ |
平成15年2月7日 |
小児外科の検診 胸の形は肋骨の左下部分が落ち込んできているがしばらく経過観察にする 話の中で心臓についての話になった |
平成15年1月7日 |
今年最初の検診 前回の診察から日にちも経っていないので胸の方の変化はあまり見られなかった 写真を撮ってもらって 染色体について少し質問をさせてもらう そして いよいよ今日から成長ホルモン分泌不全症小人症の治療が始まった まあちゃん 注射が終わってベットから起きると先生に『もう延びた?何p延びた?』と聞いて診察室が大爆笑!! |
平成14年12月27日 |
今年最後の検診に行く やはりここに来て左側の肋骨が下がってきているようだ 傷口の赤みも気になっていたが いまのところ感染している様な状態ではないので様子を見ようと言うことになった 先生から退院の時に行った遺伝子検査の結果を伺う やはりマルファン症候群であるということ… ただし 『高身長』を特徴とするものではなくまた違う型のコラーゲンが原因で発症するものだそうだ… 現在は研究中で 染色体の原因位置は分かっているが原因となる遺伝子の位置がまだ不明であるということ。。 話を聞いていても難しくて混乱してしまう・・ とにかく『マルファン症候群だと思ってくれて間違いないです…』と決定打を頂いた… まあちゃんのタイプのマルファン症候群は心血管系に主な症状が出てくるタイプなのだそうだ… だから なかなかマルファン症候群と診断されない上に心血管の症状は進んでいて短命に終わってしまうことがあるらしい… 今後は心臓の方も慎重に観察していきます…という話だった 先生から『短命』という言葉を聞いて すっと血の気が引いた気がした… 脊髄 脳 そして 心臓… 予定していた成長ホルモン分泌不全症小人症の治療が薬の関係で1月に延期になった… 胸の形は残念だけど今後も変化をしていくように伺った… |
平成14年12月25日 |
12月20日 術後に予定していた知能検査をやっと受けることが出来た 約1時間の検査をまあちゃんと先生二人で行い その結果の大まかな所を伺った 結果は『LD(学習障害)』でした 国語の能力が非常に低い… 言葉の理解に問題があるというお話でした IQ値は年齢に比例して順調に伸びてきているので知能には問題はないと言うこと… まあちゃんと話をしていていつも疑問に思うことがあった 6年生にもなってこんなことも出来ないのか…とずっと思い悩んでいました 分からないことはゆっくり教えてやればいい |
平成14年11月29日 |
退院後1週間 術後の検診に行く 胸の写真を撮ってもらって 様子を見てもらうが悪化している様子もなくこのまま様子を見ていきましょうと言われる 次回の診察は12/27 その後 小児科の先生を交えて成長ホルモン分泌不全症小人症の治療について相談する 治療開始は12月27日から 1週間に3回お尻に注射する |
平成14年11月26日 |
肢体不自由児クラスの新設をお願いするために中学校を訪問する 今の状態や生活の上で危険な事や留意してもらいたい事を伝える 津山から少し離れた養護学校をすすめられる可能性もあるという話を聞くがそれは私たちは絶対に希望しないことを強く伝える あくまでも 地元の中学校へ通わせたい 兄もいる友だちもいる学校でたのしい思い出を作ってほしいと思う |
平成14年11月22日 |
11月21日に退院する 8月26日から約3ヶ月…長かった… でも その生活にも慣れていたんだなぁと家に帰ると感じる 20日に心エコーの検査を受けた 2年前からずっと気に掛かっていたマルファン症候群という言葉… 症状を照らし合わせると合致する点が多く いろんな先生にその事を話し検査をしてもらうようにお願いしてきたけど どの先生もマルファン症候群の最大の特徴である高身長ではない。。という部分で検査以前に可能性はないだろうとされていた… でも 私の心の中ではいつももやもやしていた… マルファン症候群の中で一番生命を左右する症状に心臓疾患がある この部分が私にとって不安で仕方なかった 今回入院してから 主治医の先生に事あるごとにマルファン症候群の可能性を伺い続けた… 入院中も変化をしていく胸の形を『軟骨の異常』と診断して下さりやっと『検査をしよう』という言葉を出して下さった |
平成14年11月15日 |
外泊から一時病院へ帰る 採血と診察をしてもらい 整形外科を久しぶりに受診する |
平成14年11月12日 |
外泊の前に眼科と心臓レントゲンと心電図を取る 眼科では気になっている斜視を見て頂いた 2年前に地元の病院で外斜視で両目の手術が必要と言われていたが漏斗胸の手術があったことで治療を延期していた どうしても必要でない手術は出来るだけ避けたいという思いもあったからその後 足が遠のいていた気もする 一通りの検査をしていただき診察を受ける 『手術するのもしないのも自由です しなければいけないというものでもないですしほおって置いても悪くはならないですよ…』といわれる いまこの時点で本人が困っていたり辛がっているようなら手術をした方がいいけれど 困っていないのならもう少し待ってもいいのではないか… 今だと全身麻酔だけど 中学生・高校生になると局部麻酔で手術も可能になるし入院期間も短くてすむそうだ まあちゃん本人と話をし しばらく通院で様子を見ることにした |