夏の旅行記、岐阜からレンタカーを借りて
北陸線を郡上八幡で降り「せせらぎ街道」を
経由して、高山市へ。
上高地は今回実は予定外でした。
はじめて訪れたのが修学旅行の生徒の引率で
さんざんなものだったので。
けれど周りの人からの「絶対感動できる。」
の言葉によろめいて、高山からふらふらと 
上高地方面へと車を走らせてみたのでした。













 安房トンネルの開通によって、高山からの交通はとても便利になりました。平湯温泉からバスに乗ればかなりの時間短縮。ただし、バス自体があまり行っていないので時間を確認した方がいいみたいです。(2時間おき。帰りのバスの最終は3時過ぎ。)

 結局、沢渡からバスに乗って目的地へ。途中の大正池からの眺めもかなり良かったので途中下車しなかったことを反省・・・。

 さすがに夏休みの週末、上高地のターミナルは人でごった返して”どこが自然なんだ” と少々がっかりもしてしまいました。(人のことは言えないんだけどねー。)そこから明神池に向かって3km強のトレッキング。河童橋の喧噪から離れると、自然がさんわりと近づいてくる。そんな不思議な空気のある景色にだんだんと包まれていくような不思議な感覚にとらわれていくのです。





 ひんやりとした空気の中の湿原。背高のっぽの木々がさしのべる腕の葉の間からこぼれる光が、その湿原のシダたちをぽつぽつと照らしています。

 なんとなくUFOのせん光をあびた彼らが空に連れ去られて行くところなんじゃないかなんて、訳わからない瞑想に耽ったりする私はTVの見すぎですねぇ・・・。