平成12年ミレニアムの8月初旬に我が家族は6度目のキャンプに旅立ったのであった。
行き先は、毎度おなじみの四万十川支流に位置する「オートキャンプ ウエルカム」
しかし今回の構成人員にキャンプ史上最大の危機が訪れようとしていたのであった。
その危機とは……
長男坊が、小学校6年生になり4年生から始めたバスケットボールの練習で「鬼監督」より
ハハハハハハ、怒られちゃうね!
キャンプに行ってはならんぞ!(~_~メ)
と、宣告され泣く泣くお留守番(おじいさん、おばあさんが家に居るのでネ。)
奥さんも、バレーボールの試合で日程が1日短くなってしまいました。
だけども負けないお父さん、家族で行けないけどこれも試練じゃ、さびしくないワイ。
一杯のキャンプグッズを車に詰め込みいざ四国へと自宅を後にしたのであった。
昨年は、台風でキャンプ場まで微かな希望を胸にたどり着いたけど、状況が×××
とんぼ返りをして、とあるオートキャンプ場へピバーグしたけど………
今回は、とってもいい天気  ピカー−−−−ン  おてんとう様
順調に高速道を過ぎ、風光明媚な太平洋沿いの国道をひた走って、お昼前に近くのスーパーで買い物、昼食を取る。
しかし、暑いよね、天気が良すぎても・・・・・・・
何でこの暑い時期にキャンプかと言いますと、この時期にしか、全員のスケジュールが合わないの。
とか何とか言っているうちに、キャンプ場に到着!!
事務手続きを済ませて、いざ、サイトへ「あー、懐かしいなー」さあ、テントを建てるから
みんな手伝えよ!と言っては見たものの、次男 あー、のど渇いた。
長女は、亮輔が手伝わんのにしらーん・・・・・
なんとまあ、コミニケーションがばっちりなこと。
父さん、暑さから「ピリピリと怒りの兆しが・…、この気配を察知して子供たちしぶしぶ手伝う。」
お店で買った、ビールやチューハイを飲みながらテント、ターフを建てていく。
1年ぶりの行事だから、半分忘れかかっていて時間が掛かりますわ。
その間も子供たちは、退屈そうに、よ−し、カブトムシを取りに行くぞ!
の一声で、元気100倍、近くの山へ入っていくが、居らんもんですとその時「おーい!
おーい!」と下のほうから声が聞こえます、どう見ても私たちに叫んでいるようです、
なんかしたかなあ?ここ入ったらいけんかったんじゃろうか??????????
仕方がないから、声のするほうへ降りていくと、おばさんが、「ほれ、カブトムシあげるわ」
おー!ありがとうございます。(^。^)
ついでに聞きますが、このあたりでカブトムシ居るとこしっていませんか?
おばさん達、うーん、○○さんちの空き地にいるんとちやうやろか?
それどこですか?
その下の道歩いてしばらく行ったところやなあ
じゃあ、行ってみます、ありがとうございました。
それを信じて歩くこと、歩くこと、いくら歩いてもそれらしき空き地がありません。
子供たちが歩くの嫌になってきたみたいなので、Uターンしているとおばさん達の車が
やって来ました、「カブトおった?」
ずーとあっちまで歩いたけど空き地がないんですが・・・・・
どこまで行ったの?
あのあたりですけど。
そりゃあ、まだまだ先よ!
えっ!
それだったら車で行かないと・・・・・
歩いてもしれてるでしょうと言われ、このあたりの人たちと距離感がかけ離れていることに
絶句し、感心する。
仕方なく車で探しに行ったけど、やっぱりありませんでした、あ・き・ち
あしたの朝、5時に起きて山へ探しに行くとこで、子供たち納得。
さあ、起きれるかな。
サイトに帰ってみるとうちの奥さんが、船こいでいます「ぐーぐー、スース−」
おい!なんしょんなら
うーん!
疲れとんじゃから、起こさんといて〜
キャンプに来たら、あんたが家事するんじゃろー
と、この始末。
しゃあないなあ、炭でも起こして海産物のバーベキューの準備でもするか
一人黙々と炭お越し。。あーあ楽しや夕餉の支度。
準備が出来る頃になると、ムクムクと起きだす、我が奥さん。
さすがに、腹が減ってはなんとか なんかいな。
みんなで舌鼓を打ちながら夕食を食べ、夕べの一時と思ったら「シャワーへ行くわ!」
家と同じやんか!
しゃあないなあ、ほんならいこか。
シャワーを浴びて帰って、酒を飲んでいると寒いんですよ、ほんまに。
冷え込みがきつい、さすが山奥、四国だな。
感情に浸っているまに、誰もいなくなっている、あれーテントから声が聞こえる
おーい、もう寝るんかいな
疲れたから寝るー。
また寝るの?
そう。
そういやあ、明日5時起きだから、はよ寝るか子供たち。
と、1日目の夜は過ぎていったのでした。

2日目
早朝5時起床!!
案の定子供たちは起きることが出来ない、おーいカブトムシを取りに行かんのんかー?
行かんーん!
そんなこと言っていたらいけんで、はよ起きよ!
ぐずる2人を連れて薄暗い田舎道をひた走る が カブトがいません!
2時間探して収穫ゼロ (+_+)
帰ってきても奥さん就寝中 (@_@)これには参った。
お母さんが一緒に来なかったので亮輔は、ご機嫌非常に悪し(ーー;)
やっと起きてきたお母さんがすばらしい物を発見
カブトムシです。
ターフの下で寝ていました。
これで2匹Get \(~o~)/
よかったね、子供達。
この日も天気に恵まれて良かったのですが、川の水が増水していて川で泳げない!
そこで、MTBを借りてサイクリングしましょうと言うことになり、周辺をドライブ
一番下の亮輔が冷やりとするハプニング発生!
道路を横断中に、転倒したんです。
もう少しで、轢かれるところでした、でもこれも経験しないと分からない。
一つ大人になったのでは・・・・・
3時間ほどサイクリングを楽しんで車でおみやげ物やヘ行くことになりました。