ミドリムシとかゾウリムシが、細胞分裂をして、1が2、2が4、4が8・・なんて、ガマの油売りよろしく、増えて行くのはご存知ですよね?蛇足ですが、この調子で1ヶ月増えつづけると(2の30乗)1億7千万強にもなって、大変な数になります。
豊臣秀吉の家来のひとりで、刀の鞘師として有名な、曽呂利新左エ門が恩賞として、最初は米粒一つ、そして毎日倍々にして、1ヶ月米粒をほしいといったところ、"なんて、欲のない・・よいよい"と笑ったそうです。しかし、その後とんでもないことに気づいた秀吉が、丁寧に謝ったという話が伝えられていますが、まさにこのことを表していますよね・・(笑)
さて、話をもとに戻しましょう。そうすると、ミドリムシやゾウリムシは永遠の命が約束されていると思いませんか?ところが実際はそうではないのです。なかなか困難なのですが、1匹ずつ隔離して飼育するとある分裂回数、例えば10回分裂したら、突然群全体が死滅してしまうのです。
その死滅してしまう群れを救う方法が2つあります。1つは、違う個体群、例えばもとの個体群をA群とすると、全滅する前に別の、例えばB群と一緒に飼育をします。そうすると、それぞれの群のなかで、個体どうしが接合し核融合・核分裂をして、A群でもB群でもないC、D、E、・・・n と言う個体が出現します。
そこでそのCだけ、あるいはDだけを取り出して飼育すると、再び分裂が始まりC群として、あるいはD群として大増殖をしますが、
やがて10回の細胞分裂の後、この群も全滅します。この機構にはDNAの一部分であるテロメアと言う構造が関係していると言われています。いずれにしても、この方法による延命は高等動物の雌雄が結合して新しい生命を創造し、永遠の命を得ることに相当しますね?
では、残るもう一つの方法は?
後編で・・
考えて見てください。
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