別府温泉旅行



一日目 楽しむぞーー!

   お昼前の新幹線のぞみで小倉へ。ここでソニックに乗り換えて別府まで。
ソニックは観光列車じゃないみたいで、残念ながら海岸線を走ってないので海はほとんど見れませんでした。
別府駅の1つ手前の亀川駅で下車して宿までタクシーで行くと・・・安い!多分別府駅からだお2倍はするんじゃないかしら。

あとで知った事ですが、私たちが出発した後に新幹線で事故が2件。ひょっとしてこれに巻き込まれていたらホテルへの到着がどれだけ遅れていたか・・・
ラッキー!でした。

写真は2泊お世話になるお宿「潮騒の宿 晴海」の玄関です。車が玄関先に泊まるとすぐにボーイさんが迎えにきてくれます。
 ホテルのロビーからは目の前に別府湾が広がります。

到着した日は曇り空で風が結構強かったです。

喫茶ルームではコーヒ、紅茶がセルフですが無料でいただけます。

そして部屋着には作務衣と浴衣に上着がついているのですが、女性は好きな浴衣と帯が選べます。私は2泊目も別の1枚を選べました。
 
   左はお部屋のテラスで、別府湾が目の前で右方向には大分の工場地帯が望めます。

みぎの写真はお部屋についている源泉かけ流しの温泉です。半露天のお風呂で24時間いつでも入れて最高!!眼下の波のザブンザブンという音を聞きながらの入浴は格別でした。
 
     左は8階にある展望風呂です。露天風呂はありませんが戸が開いてテラスからの眺めも最高。そしてカラフルな照明が可愛い丸型のジャグジーがあります。

右は1階にあるお風呂、潮騒の湯の露天風呂です。内湯もありますがこの露天風呂は海に近いので一体感を楽しめます。そして二つの浴槽は少し温度を変えてあって高めぬるめとお好きな方でのんびりできます。このお風呂に浸かって海を眺めてぼーーーっと過ごす。
最高の癒しでした。
   夕食は2階のお料理どころ、日本料理の「玄」で創作和食を頂きました。

お刺身は新鮮で身がプリプリ。

ビールもすすんで・・・
 
お宿に到着してお部屋で荷物をほどくと、まずお目当ての「砂湯」を目指して・・・10分程歩けばいいくらいの近くなので・・・行ってみたら「1時間待ち」ですって。
受付のおばちゃんが、「今からだと寒くなるし、一番いいのは朝の8時半の開店と同時に入るのが一番だよ」ってことで、、、、帰ってきたので、明日は早起きして・・・どっちにしても早起きするんですけどね・・・一番で砂湯に入るぞっと早寝しました。  


2日目   温泉めぐりの一日です。

  左は早朝6:16頃、1階の露天風呂から撮った日の出です。

右は3階のお部屋のテラスから撮影した日の出の写真。

日の出前になると水平線に沿ってピンク色に染まり始め、次第に海もすっかりピンク色になったころに水平線から太陽が顔を出しました。
朝起きが苦にならない程に神々しい。
 
      予定通り「別府海浜砂湯」の前に8時半になる前に到着して一番であたたまってきました。
私はお尻の下の砂が熱くって「火傷しそう」と言って少し砂を周りに入れてお尻の位置を挙げてもらって助かりました。本当に砂が熱いんですよ。
カメラを持っていくと、砂をかけてくれるおばちゃんが撮ってくれます。
旦那は「動きの悪い肩がかなり楽」と言ってましたが、私は普通でした。
 砂湯の玄関の写真を撮ったのですが、「のれん」が出ていないので係の方に写真撮るので暖簾を出してくださいってお願いしたら、「この辺りは風が強くって吹き飛ばされるので内側に掛けるのよ」って。へぇ〜いろんなところがあるのねえとビックリ。
入浴料は一人1000円。タオル、バスタオル、シャワーキャップは持っていきましたが貸してくれるみたいでした。
全部脱いで貸し出された浴衣に着替えて更衣室から出るとそこはもう砂湯です。歩いてる砂は熱くないんですが、掘ると熱いみたいで、砂湯の周りに流れてるお湯は湯気が上がっていて、旦那が手を入れてみたらメチャ熱かったそうです。
15分過ぎたら自分で手を動かして少しずつ砂を崩して脱出。そして更衣室の隣にあるシャワーで砂を流して温泉の浴槽に入ってから帰ります。
 
 砂湯の後はホテルに帰って明礬温泉へ向けて準備をしてからタクシーで出発です。
ほんとうはずーと山の方にある「明礬 湯の里」に行ってみたかったのですが少々遠くて、大分自動車道の別府明礬橋を越えた辺りにある「湯屋 えびす」にお邪魔しました。家族風呂がお休みだったので大浴場に。男女とも5,6のお風呂があるらしいのですが・・・どれも熱い!私はとてもゆっくり浸かって楽しむどころではなく、ぬるめのところを探して出たり入ったりと慌ただしい入浴になりました。ここの露天風呂からは明礬橋がよく見えるのですが、こちらも見られるわけで・・・もっともかなり遠景なので心配ないのでしょうねぇ。

出てからは休憩室でマッサージ器に座って体をほぐし、ここのロビーの隣にある「桃たろう」でソフトクリームとプリンを頂きました。いや〜〜ソフトクリームは濃厚な味で美味しく大満足。
 
「湯屋 えびす」さんを後にして、次の温泉「別府温泉保養ランド」へ向けて二人でテクテク・・・
途中旦那が「岡本屋の蒸しプリンが有名なので食べたかったんだけど、残念ながら定休日」と言いながら三叉路を過ぎ・・・目指す保養ランドの手前に「明礬うどん」のお店が。
丁度お昼時ってこともあり、「入った後じゃお腹が空き過ぎるので」と入ることに。

「天ざるそば」と「ざるうどん」を頂きましたが、どちらもすごく美味しい!!天ぷらもグーでした。  
 
   さて腹ごしらえも万端でやってきたのは今回の別府旅行のきっかけになった「泥湯」の「別府温泉保養ランド」です。
見た目かなりボロッちぃのでコシガ引けそうなのですが、そこは覚悟の上。(オイオイ、どんな覚悟だい)

入浴料は1050円・・・高っ! ロッカーは入ったところのロビーにあるだけ。なんでも硫黄が強くてすぐ壊れてしまうので温泉から離れてるこのロビーにしか置けないんですって。ロビーの横には軽く食事できるところがありました。絶対うどん屋さんで食べるべきよ!
私たちはぼろ〜〜いバスタオルとタオル以外の荷物をロッカーに預けてから温泉へ。

なんと長〜〜い廊下を渡ってやっと温泉に。歩き進むほどに硫黄の臭いがきつくなって「温泉だ!」って気分に。まず、畳敷きの休憩室があってそこでチケットを渡すとおじさんが女の人にシャワーキャップをくれます。タオルとバスタオルも貸してくれるみたいでした。
  まず更衣室・・・ボロっ。 棚があるだけです。 その目の前には泥湯の内湯がありますが、泥はほとんどないみたいでした。
タオルを頭に巻いてその上からシャワーキャップをしてバスタオルを持って露天の泥湯へ。露天風呂に出るまでは板塀で囲った通路を歩いて(足元は泥湯なのでまるで足元が見えないので要注意!)露天風呂への出口をくぐって・・・やっと混浴の露天風呂へ。
バスタオルはほとんど必要ないですね。私は持っていたバスタオルを出たところの板塀に掛けておきました。
入ってしまえば何も見えないのですが、深さがたぶん胸の下あたりだと思うので中腰にしていないといけないので長い時間はきついかな。

足元はドロドロぐにゅぐにゅ・・・足で泥を掬い手に取って肩や腕、背に塗りますが小石やゴミみたいなものも多いのでなかなか綺麗には塗れないですね。若いカップルで来てた人は、彼氏が一生懸命彼女の背中に泥をすくって塗ってましたね。
顎くらいは塗る気になりますが顔はちょっと嫌ですね、臭いも気になるし。
隣にいた方が「すごいです、手が塗ってたらもう白くなりました」って。いや〜〜それはないでしょうって思いましたが、反論はしなかったです。
混浴ですがこの露天風呂ではそんなに気になりませんが、ほかの温泉に行くときは歩く道が何の囲いも無いそうなので覚悟が要りそうですね。
若い人が多くてビックリしました。旦那曰く「露天風呂にいた女の人の中ではあんたが一番年上だったよ」って。確かに、私もそう見ました。
あとは内風呂に入ってから帰りました。そうそう、私が帰る頃に高校生の女の子の四人連れがやってきたんですが、、、こんなに若い子たちもやってくるのに驚き。泥湯なんで必要ないんじゃないの?
 
   泥湯から帰って、1階の潮騒の湯で体を洗いシャンプーしてのんびり露天風呂で海を眺めて・・・・・夕食までひと眠り・・・と思ったのですが、

硫黄の臭いが鼻について臭くって、臭くって、眠るどころではありません。

今度は部屋のお風呂で洗って、でもなかなか取れない。
翌日でも臭いが残っていて、これには参りました。
 今夜の夕食は海鮮料理の「えいたろう」でフグのコースを頂きました。
大奮発の夕食です。

ふぐ刺しはほんとうに美味しくて最高。

ふぐの白子焼きはあまりに濃厚で私はちょっと味見しただけで旦那にどうぞ。
でも白子の入った茶わん蒸しは美味しかったぁ。

明日には帰るのかと思うと・・・名残惜しい。
   


3日目 我が家へ

  さて朝寝をするところなんですが・・・普段でしたら・・・朝早くから起きだして1階の露天風呂から日の出を眺め、のんびり最後の日のお風呂を楽しみ、ゆっくり朝食を頂いてコーヒタイム。お部屋に備え付けのコーヒーをテラスで海を眺めながらいただき最後の温泉はお部屋の半露天のお風呂で。

帰りの準備ができたら1階のロビーでお土産を。我が家用にジャムやらお茶やら・・・

写真は日の出の頃別府湾に入ってきたフェリー・サンフラワー号です。大きいのでびっくりしました。 
チェックアウトして、ホテルの前からバスで別府駅へ。

お昼の電車なので駅のベーカリーでパンをお昼用に購入。
さくらを預かってもらってるお隣には、お部屋のお茶菓子に出ていた「米・こめ煎餅」を。

  15時半には我が家に帰りつきました。意外に近いなぁって感じました。
旦那と二人の旅行って、観光しないんですよね。でも温泉は堪能しましたし、お料理も美味しかったし。いい旅行でした。

ホテルで支払の時領収書と一緒に頂いたのが、「おすそわけ券」として5000円分のご利用券2枚。
1泊について「5000円の割引」って・・・微妙な金額なのよねぇ。 リピーター率高いんでしょうね、きっと。