『ケヤキ餅つき臼』展示場へ←在庫あります

きね(杵)でついた餅は、機械つきでは味わえない腰の強いおいしいお餅ができます。
川口碁盤では餅つき臼(ケヤキ臼)は、原木丸太の仕入れから加工までを一貫して行っています。「大きくて安い」餅つき臼と、お客様から喜ばれています。

けやき餅つき臼
品名 外径 内径 高さ 容量 価格(税込み)
尺5寸 44〜47cm 約33cm 約54cm 1.5〜2升用 82,000
尺6寸 47〜50cm 約36cm 2〜2.5升用 105,000
尺7寸 50〜53cm 118,000
尺8寸 53〜56cm 約39cm 3〜3.5升用 138,000
尺9寸 56〜59cm 約42cm 〜4.5升用 175,000
2尺 59〜62cm 約45cm 5〜5.5升用 210,000
2尺1寸 62〜65cm 約48cm 6〜6.5升用 238,000
※尺6寸と尺7寸は同じ容量ですが、縁(ふち)の大きさが違うという事です。


《臼を選ぶポイント・・・良い臼とはどんなものか?》
 臼をご購入の際には何を判断基準にされているでしょうか?
臼の大きさ(外径等)、高さ、杢目、形状など各個人の好みの項目もありますが、すべてに共通する最重要ポイントとしては、『乾燥期間の長さ』なのです。
 伐採後、1年未満のような乾燥期間の短いものですと、お客様の所へ行ってから必ずといっていいほど大きな割れが発生します。
製造元にて、2年、3年・・・5年と乾燥期間が長ければ長いものほど、お客様の所に行ってからの割れの発生は少なくなります。
又、割れが発生しても大きく口を開いて「餅つき」に支障をきたす様なものはなく、線が入る程度のヒビで収まるのです。
製造元にて材料を加工する際に割れた箇所があればそこに「埋め木」等の修正をして出荷します。「埋め木」の多い臼は見た目は良くありませんが、お客様が臼を末永く使う分には良い臼なのです。
ですからお客様方々は、臼をご購入の際には、乾燥期間のなるべく長いものを選ばれることをお薦めします。
 当店では、3年以上の乾燥材の加工を基本としています。
 臼を選ぶポイントとしましては、「乾燥期間」を重要視すべきです。
 当店の「4年乾燥」ですと、丸太で1年、その後2尺に玉切りして1年、さらにその後荒掘りして2年経過した物を製作しておりますが、4年乾燥材を加工した臼は当店で保管した場合は、縁が口を開いて割れる事はほとんどありません。
 芯を中心に放射状に入る細い割れ(干割れ)が入る程度でおさまります。
 中には干割れもほとんど発生しない物もあります。
 お客様のほうで1年目に良い保管をされれば割れの発生は無く、今後割れの修理も必要ないものと思います。
 臼材の乾燥というものは年数をかけてじっくりと自然乾燥させるのが一番良いのです。
 当店では臼の割れには特に気を使っており、乾燥具合には自信を持っております。

《豆知識》
1.外観と乾燥期間(割れ)の関係
欅臼というものは欅の芯付き丸太を加工したものですので、乾燥が進むにつれて必ずと言っていいほど割れが発生してきます。たまに割れずして乾燥する場合もありますが、確立はかなり低いです。
割れ発生のメカニズムを簡単に言うと、
「乾燥が進むにしたがって木のあちらこちらで収縮が進んで、その引っ張り合う内部応力に耐え切れなくなった時に割れが発生する」のです。
木が割れるとその部分は内部応力がある程度は抜けたわけですからその後は割れにくくなっています。
逆に怖いのは、まったく割れの無い臼です。
割れのない臼で考えられるのは、
(1)生木で作製。
(2)たまたま割れずしてある程度乾燥した。
のどちらかです。
(1)の生木で作った臼というのは、お客様の所に行ってから必ずひどい割れ方をします。
(2)なら割れにくい臼が出来ますので良いのです。
(1)(2)のどちらなのかは一般の方では見分けがつかないと思います。
銘木の専門家ならある程度は判断できます。
臼屋さんでの材料乾燥期間が長ければ長いほど、どこかしらに割れが発生するので製作時にはそこに埋め木をします。
お客様が臼を選ぶ際に臼の外周や縁に埋め木があるものは嫌われる傾向がありますが、お客様の所に行って割れにくい臼というのは実は「埋め木の多い臼」なのです。(それだけ内部応力が抜けていると言う事)
簡単に言うと、
「埋め木がある臼は外観は劣るがそれだけ
乾燥期間を設けているので割れにくい」

と言う事です。
当店では、外観よりも「割れにくい臼を作る」というのがポリシーでして材料の乾燥には特に気を使っています。

2.手掘り・手削りへのこだわり と 乾燥材採用のさきがけ と 歴史
臼製造は昭和30年代から行っておりましたが、「造るのが楽で早い」ということで昭和60年代に特注で臼掘り機械を機械屋さんに造ってもらい昔は機械で掘っていた時期がありました。
その当時は、「臼」というものはその年の秋に伐採した「生木」で掘るのが普通でして、現在のように3年以上の乾燥材で掘るという感覚がありませんでした。
これは私どもだけでなく、全国的な共通認識だと思います。
(臼を乾燥材で造っているという文言をネット上で最初に公開したのは当店でした)
しかし、HPを立ち上げてネット販売を始めた平成7〜8年ごろから全国発送するために「お客様の所に行ってから割れにくい臼を造らなければならない」という考え方が芽生えて3年以上の乾燥材の加工をそのころから始めました。(今では往復送料や荷作り手間がかかるので昔のようにお客様に持ってきて頂いて「割れたから直してよ」、「わかったよ」では済みませんからね。)

ところが・・・・

木材というものは伐採直後の「生木」のときが一番やわらかく、乾燥が進むにつれてだんだん「堅く」なってきますので生木のときにはできていた機械掘りが困難になってきました。特に、木口掘りは板を掘るよりはとても堅いのでうまく掘れませんでした。
逆に、大昔は電動工具等が未発達ですので生木でないと掘れないということもあったと思います。
そこで、乾燥材加工を始めたその時期から「手掘り」にもどしました。
手掘り・手削りというのはとても手間がかかるものですが、材料(欅)と会話・手での感触を体感しながら製作するので木に有無を言わさぬ無理矢理な加工で無く、その材料にあった加工・仕上げができるので機械掘りよりは良い物ができると確信しております。
昔、臼掘り50年の職人さんにも同様の意見を聞いたことがあります。

「川口碁盤」では今後も手掘りにこだわり、より品質の良いものをより安くお客様に提供させて頂きたく考えております。


《臼の修理について》
 当店では臼の修理も承っております。
臼というものは、ケヤキの芯付き丸太を加工したものですので、大なり小なり『割れ』が発生するものです。
ある程度の『割れ』ですと、そのまま餅つきに使用できますが、大きな割れですと餅つきに障害をきたします。
そうなると修理が必要となります。
【修理価格】
(目安)
サイズ当店お買い上げ臼の場合他店お買い上げ臼の場合
共通7,000円〜20,000円以下(税込み)12,000円〜28,000円以下(税込み)
●臼の修理はワレ発生点数、修理内容によって幅があります。
●修理必要箇所の写真をメールにて、お送り頂ければ大体のお見積もりをさせて頂きます。
●当店に送る際には【発払い】でお願いします。
 復路送料は別途必要です。(関東で3,500円(税込み))
●当店臼の場合、2〜3年自然乾燥材を使用しておりますので、ご購入後、3年程は、多少の割れでしたら我慢してご使用頂き、その後、修理に出されれば修理1回で末永くきれいな臼でご使用頂けると思います。
《杵の修理について》
当店にてお買い上げの杵につきましては無料です。
ただし、往復送料につきましては、お客様負担となりますので、1本では高くつく事となりますので、3〜4本まとまった時に1個口で出されたら効率が良いかと思います。(1本でも4本でも1個口なら、それほど送料はかわりません。)

《臼材料の乾燥状態について》
臼の大敵は、なんといっても『割れ』です。
『割れ』の程度によって『もちつき』に支障をきたす場合もございます。
その『割れ』は、材料の乾燥状態の悪いものほど大きく割れ、発生箇所も多くなってきます。
当店では、お客様によりよいものをお届する為、材料の乾燥には十分な配慮をしております。
  1.ケヤキ、原木丸太にて約1年間の自然乾燥
  2.木取り(長さ約60cmに切断)をして、さらに約1年間の自然乾燥
  3.穴の荒堀りをして、さらに約1年間の自然乾燥

上記の様な工程をとっておりますので、最低でも約3年間の自然乾燥させた材を加工しております。
中でも3番の「荒掘りをしてさらに1年以上乾燥」というのが最も効果的で、4年乾燥材を加工する際には「荒掘り後2年乾燥」ということになり、こうなるととても割れにくい臼が出来上がります。


けやき臼のできるまで

けやき原木丸太、仕入れ
約1年間、自然乾燥させる

屋外で1年間乾燥させた材を屋内にて2年目に入りました。
(H20.3.5.撮影)

約2尺(約60cm)に切って
約1年間、自然乾燥させる

荒掘りして
約1年間、自然乾燥させる

毎年1〜2月で荒掘り、荒みがきをして、秋の加工にそなえます。
春の割れはじめる直前に割れ防止剤を塗ります。(荒堀してすぐに塗るとカビが発生しやすい為)(H20.3.5.撮影)

左は割れ防止剤を塗っていませんが右は塗っています。個々の材料の様子を見計らって塗っていきます。(H20.3.5.撮影)

荒掘り後、割れ防止剤を塗って穴側を下、底側を上にして保管(H21.11.7撮影)

個々に寸法・荒掘りした年月を記して保管。「20/2」は平成20年2月に荒掘りした意味(H21.11.7撮影)

荒掘り後の保管状態(H21.11.7撮影)

H22秋以降の加工を待つ荒掘り材(H21.11.7撮影)

H22秋以降の加工を待つ荒掘り材(H21.11.7撮影)

(H21.11.7撮影)
 

完成

出荷を待つ臼たち(H21.11.7撮影)

当店臼の特徴
1.手作りで臼が割れにくい
 最低3年以上の乾燥材を手作りしております。
 機械で有無を言わさず強制的に削り込むのではなく、手掘り・手削りで材料と会話しながら製作していますので無理な加工はしておりません。
 しかも、丸太状態から1年ごとに少しずつ手作りして、じっくり乾燥させながら製作しておりますので完成時には割れにくい仕上がりとなっています。
 特に荒掘り後1年以上乾燥させた材料はとても割れにくくなり、「割れにくさ」に対する実績データとしてはこれに勝るものはありません。
 当店では、3年以上の乾燥材の加工を基本としています。
 臼を選ぶポイントとしましては、「乾燥期間」を重要視すべきです。
 当店の「4年乾燥」ですと、丸太で1年、その後2尺に玉切りして1年、さらにその後荒掘りして2年経過した物を製作しておりますが、4年乾燥材を加工した臼は当店で保管した場合は、縁が口を開いて割れる事はほとんどありません。
 芯を中心に放射状に入る細い割れ(干割れ)が入る程度でおさまります。
 中には干割れもほとんど発生しない物もあります。
 お客様のほうで1年目に良い保管をされれば割れの発生は無く、今後割れの修理も必要ないものと思います。
 臼材の乾燥というものは年数をかけてじっくりと自然乾燥させるのが一番良いのです。
 当店では臼の割れには特に気を使っており、乾燥具合には自信を持っております。

2. 価格が安い
 当店は広葉樹専門の材木屋です。
 原木丸太仕入れから、臼完成までを一貫生産にて製造しておりますので、どこよりも安くお客様にご提供させて頂けるのです。
 例えば、外径尺7寸(51cm)の臼を例にとって見ても、どこよりもかなり安くさせて頂いております。

3. 臼が大きい
 今や『お餅つき』は、餅を作るということだけでなくイベント等で『見せる』とか『文化の継承』といった意味合いもあるのではないでしょうか。
 そうなると、なるべく『どっしりとした風格のある大きな臼』で餅つきをしたいものですね。
 当店の臼は、『大きな丸太を削った「化粧臼仕上げ」で、それでいて臼が大きい』という非常に贅沢な材料使いをしております。
 これには、見た目だけの事ではなく以下のような理由があるのです。
同じ2升用臼にしても
● 外径が小さな臼ですと、餅つきをしている際に臼の安定が良くない為に動いてしまいやすいのです。
● 内径が小さい臼(1尺程度)ですと「せいろ」から蒸した餅米をうつす際にうつしにくくこぼしてしまいやすいのです。
● 小さな木で2升用を作るとなるとどうしても深く掘らなければなりませんが、そうすると杵を振り下ろした際の杵の柄と臼のふちの距離が近くなって『餅がつきにくい』、『杵の寿命が短くなる』等の支障がでてきます。
 以上の様な事から、『小さな材料で2升用を作るより、ゆとりを持って大きな材料で2升用を作ったほうが良い』という考え方なのです。

4. 納期が短い
 完成間近な仕掛かり状態での材料在庫を常に準備しておりますので、ご注文の連絡を頂いてから早ければ2日後、遅くとも5日後には発送できます。
 ただし、当方の都合により対応できない場合もございますのでご注文の際によくご確認ください。
 また、11月後半から12月中にご注文頂いた際にももう少し時間がかかります。

5.臼お買い上げ時の特典
● 2台以上まとめてお買い上げの場合、臼の台数と同数の杵を無料サービス(杵は大、中、小いずれでも可)します。
  臼2台の場合は杵2本サービス
  臼3台の場合は杵3本サービス

6.早期ご予約注文時の特典
 年末に臼がご入用のお客様で、8月末までに予約注文頂いたお客様に限り下記のいずれかの特典を申し受けます。ただし、10万円以上の臼に限ります。
● 杵1本無料サービス(大・中・小いずれでも可)
 ただし、サービス分の送料はお客様負担になります。
● 送料の無料サービス(当社が負担いたします)
 TEL・FAX・Eメールでのご予約注文時に、ご希望をお申し付け下さい。


きね(杵) (材質:国産天然木)
《杵の材質について》
○当店では、木臼用杵の材質は、「ホウ」か「イチョウ」か「ケヤキ」が基本です。
日本全国各地域によって様々なようですが、私共の住む岡山県では昔から「ホウ」か「イチョウ」が最適とされています。
では、なぜ「ホウ」や「イチョウ」が良いのでしょうか?
「ホウ」や「イチョウ」は木質がやわらかく、刃物をいためないという事で、昔から「まな板」に最適とされています。
杵は、臼(ケヤキ)よりやわらかい木のほうが望ましいと考えています。
杵が臼より硬い木ですと、臼を早くいためて臼の寿命を縮ませます。
「ホウ」や「イチョウ」は、臼を傷めにくいということです。

○石臼用杵の材質は「ムク」です。
石より硬い木は、ありませんので、石臼用には、できるだけ硬い木が良いのです。
「ムク」という木は、木の中で「カシ」などと並んで最も硬い木の一つです。
昔は、「てんびん棒」にされていた様に、ねばりがあって木ばなれしにくく、木くずを発生させにくい木です。
石臼に対して「ホウ」や「イチョウ」の様にやわらかい木を使いますと、餅のない所をたたいた時にすぐに割れたり、欠けたりします。
「ムク」はねばりが強く割れにくいので、石臼用には最適と考えています。

《杵の特徴と選定について》
当店では主に量産している樹種は「イチョウ」、「ホウ」、「ケヤキ」、「ムク」と4種類あります。
各樹種の特徴を下記に記しておりますので選定時の参考にして下さい。
尚、お客様がお求めのサイズ・樹種の杵の在庫がご注文時に無い場合は、納品までの期間があれば製作可能ですが、期間が短い場合は他樹種での対応となる場合があります。
銀杏(イチョウ)・・・重量が軽く、お年寄り・女性などの非力な方に適しています。柔らかいので臼を直接たたくと欠けたり割れたりしやすいですが、臼は傷めにくいです。
朴(ホウ)・・・・・・イチョウよりは重く、堅い木ですのでイチョウよりは割れ・欠けしにくいです。
欅(ケヤキ)・・・・・ホウよりも堅く重い木です。イチョウ・ホウよりは割れ欠けしにくいですが、臼を直接たたくとイチョウ・ホウよりも臼を傷めやすいです。重量も重いので大人の男性向きです。
椋(ムク)・・・・・・欅よりもさらに堅く重いです。とてもネバリがある木で木屑を発生させにくく、割れたり欠けたりもしにくいので杵には最適ともいえます。石臼用にお薦めしています。
適用 品名 対象 直径 長さ 全長 イチョウ
(重量
・目安)
ホウ
(重量
・目安)
ケヤキ
(重量
・目安)
価格

木臼用 小きね(杵) 子供用 6cm 36cm 80cm 1.2 1.4 1.7 7,980
中きね(杵) 大人用 8cm 46cm 86cm 2.0 2.1 2.6 8,930
大きね(杵) 大人用 9cm 46cm 86cm 2.3 2.5 3.2 9,980
特大きね(杵) 大人用 10.5cm 46cm 86cm 2.6 3.0 4.2 10,920
石臼用 小きね(杵) 子供用 6cm 40cm 80cm 1.7     8,930
中きね(杵) 大人用 7cm 46cm 86cm 2.4     9,980
大きね(杵) 大人用 8cm 46cm 86cm 3.0     11,030
特大きね(杵) 大人用 9cm 46cm 86cm 3.5     12,390
※木臼用 中・大・特大の材質は、「ホウ」または「イチョウ」です。
※石臼用杵の材質は、「ムクの木」です。
杵の送料につきましては、1〜3本までは1個口で送りますので、同額(A)です(例えば、関東で1,400円程度)。4〜6本までは2個口になりますので(A)×2です。

手きね(杵)(材質:国産天然木)
品名 対象 直径 全長 ホウ
(重量・目安)
ケヤキ
(重量・目安)
価格
小手きね(杵) 子供用 6.5cm 70cm 1.0 1.3 12,600
大手きね(杵) 大人用 9cm 95cm 2.2 3.5 18,900
※材質は「ホウ」か「ケヤキ」か「イチョウ」です。
1)上記寸法以外のものもオーダーで生産いたします。
2)ご注文を頂いた後10日以内に発送致します。
3)送料は別途頂きます。
4)電話・FAXにてお問い合わせください。


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川口碁盤
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