’99 北海道ツーリング


北海道に行こう!と思いついたのは2度目(ぉぃ)の4年生をしているときだったと思う。

そして、1999年の夏に実行することとなった(^▽^) 5月下旬、
そろそろ北海道ツーリングに向け準備をしようと思いネットや本を使い情報収集をしはじめた。
しかし、初のロングツーリングを北海道にするなんて我ながら無謀もいいところだと思う(汗)

6月に入りクロスロードと言うバイクチャットルームを知り、そこで色んな情報をもらった。
もちろん無知ゆえに色んなことを教えてもらい、これが後々すごい役に立ったりもする 。

7月、ええ加減フェリーの予約をしないとまずいので本格的に計画を立て始める。
(実はここまで計画らしいものはほとんど立ててなかった・・・)
フェリーはなんとか舞鶴から小樽までのを予約できた。
そしてツーリングマップル北海道版を手に入れる。
本を手に入れたあたりから狂ったサルのように暇な時はマップルとにらめっこ状態(笑)



7月26日 (月曜日)

とうとう明日北海道に向け出発である。
しかし無常にも天気予報は雨(T∇T)(T∇T) これはやはり我が愚弟Pの雨雲の躾が悪いからだ。
(鬼)とチャットで散々毒舌を吐き少し機嫌が良くなる。
(なんちゅう奴だろう・・・おいらと知り合ったことを後悔しないように>愚弟P)
(注釈:おいらが知る限り彼はかなりの雨男です(^^;)



7月27日(火曜日)

朝目覚ましもないのになぜか目が覚める。
(いつものおいらはすごい寝坊する)
ドキドキしながら窓の外を見ると・・・やはり(><。)。。

諦めて荷物をまとめて愛車 Steed400に積む。
時間はお昼を回ったくらい・・・
出発には早すぎるが、行きつけのバイク屋に寄ることになってたので雨の中出発。

バイク屋で社長と店員と北海道に付いて色々と話し込む。
ふと気が付くと3時が近い。
雨は一向に弱まる気配はないがフェリーの予約があるので出発する。

が・・・速攻でバイク屋に戻ってくる(笑)
実はバックパックをバイク屋に忘れて出発してしまったのだ。

雨の中まずは国道2号線を使い東へ。
備前長船を過ぎたあたりで高速に乗る
(実はバイクで高速を走るのも初めてだった・・・しかも雨)
横風にビビリながらも山陽道・中国道・舞鶴道と休憩を入れながら順調に走る。
舞鶴道のとあるSAで九州から舞鶴経由で北海道に行くというワルキューレに乗るライダーと知り合いしばし話し込む。
お互いにペースがあるのでフェリー乗り場で再会することを約束して出発。
先に出発したのにさすがに排気量の差で余裕で抜かれた(苦笑)

高速を降りて舞鶴市内でフェリーの中での食料を買い込む。
(フェリーの中は高いと言われてたので・・・確かに高かったことがあとで判明する)
さて、時間はたっぷりあるしゆっくりフェリー乗り場を探そうと思い走るがいっこうに看板が見つからない(汗)
岡山にいる舞鶴出身の友達に電話をして何とか場所を割り出した。
ターミナルビルに入り上船手続きを済ませる・・・
(でも何で出発の2時間近く前までに上船手続きをしなきゃいけないんだ?)
上船時間まで北海道に向け出発予定のライダー達と色々と話して時間を潰す。
乗船時間だ・・・すごく興奮してドキドキしてきた(笑)
前から並んだ順番通りにどんどんバイクがフェリーに吸い込まれていく。
もうすべてのライダーがかっこよく見えてしまう(^^;
(実際にばっちり決めたライダーはかっこよかった)

自分の番が来た!
乗船時に滑ってこけるなよとチャットで Tに言われた言葉が脳裏をよぎる(汗)
なんとか無事に乗船し荷物をほどく(誰だ?「ちっ」なんて言ってるのは)
案内に従い2等船室へ行く。
寝床が決まり出向時間が来たので甲板に出てみる。
今から自分が北海道に行くということがなぜか夢かもと思ってしまった(苦笑)
雨で体が冷えてたのでさっそく風呂に向かう。
思ったより広く綺麗だった。
体を洗い湯船で体を温め自分の寝床へ。
初めての高速、しかも雨という状況で走ったので疲れてしまいさっさと寝てしまった。



7月28日(水曜日)

今日は一日フェリーの中である。
まずはフェリーの中を探検(笑)フェリーって以外に広いのね(^^;
方向音痴な人だったらちょっと迷うかも・・・え?おいらは迷ってませんよ!
綺麗なおねえちゃんの後ろをついていったけどね(爆)
一通り見終わって自分の寝床に戻ってお昼ご飯(カップラーメンとおにぎり)
食べ終わって一服してると、館内放送で映画をすると言う・・・
暇なので見に行ったらカリオストロの城だった。
何年ぶりだろう・・・これ何回見たっけなぁ・・・全部次のセリフがでてくるよ(汗)
自分の記憶力を再確認(勉強は忘れるのに何で漫画やアニメなら覚えてるんだろう・・・)
その後、色んなライダーと情報交換をして時間を潰す。
あ!もちろんワルキューレのお兄さんとは再会して色々と話し込みました。
そして、このとき付き合っていた彼女より「フェリーで呼んでね♪」と渡された手紙を読む。
(可愛いことが書いてあり、一人怪しく笑っていたと思われる)
んで、明日の上陸( AM4時)に備えてさっさと寝るつもりだったが、
1日だらだらとしてたのでなかなか寝付けない。



7月29日(木曜日)

午前3時頃館内放送で目が覚める・・・
ヤバイ、ほとんど寝てない(汗)
結局4時間も寝てないよ・・・
さ、しょうがない、荷物をまとめるか・・・荷物をまとめ甲板に出てみる。
陸地だぁ!あれが北海道だぁ!!
もうさっきまでの眠気はどっかに吹っ飛んだ(俺も愚弟Pに似て単純?)
接岸して下船放送が入る。
自分のバイクに戻って荷物を積み込む。
さぁ、憧れの北海道だぁ!と思って下船すると憧れの北海道はだった(;;)

一気に素に戻ってしまい眠気が戻ってくる。
とそこへワルキューレのお兄さんが来てターミナルビルに、
仮眠取れる場所とお風呂があることを教えてもらって2人してターミナルビルへ。
仮眠と言うか熟睡して起きてみると9時前(@@;
部屋を見回すとまだ気持ちよさそうに寝てるので起こさないようにして出発することにする。

外に出てみるとほとんど霧雨だったのでカッパを着込み一路札幌を目指し道道 17号へ乗る。
横目にマイカル小樽(西部警察の展示場がある)を見ながら霧雨の中を走り、国道 5号へスイッチ。
さすがにこのあたりじゃ北海道だと思える道には当たらない。
そのまま R5を使い札幌市内へ。
札幌の有名な大通り公園脇へバイクを停め、しばし散策。
(違法駐車でしかも目の前にパトカーがいたがなぜか何も言われなかった)
テレビ塔の前で上陸記念に記念写真を 2枚ほど撮る。

お昼も近づいてきたので「るるぶ北海道」に載っている二条市場のどんぶり屋に移動。
この二条市場には北海道の海産物がこれでもかと売られていて、しかも呼び込みがしつこかった(^^;
かなり誘惑に負けそうになったが本州の値段に比べてもそんなに安くないのでパス。
お店でおいらの大好物であるうに丼を注文。
(本当は礼文島のうにもそのまま食いたかったが節約)
あまりにおいらが美味しそうに食っていたのかお店のおばちゃんが話し掛けてきて鉄砲汁
(カニの足のみそ汁をこう言うらしい)をサービスしてくれた♪

お腹もふくれたので札幌観光だ!
「赤レンガ」で知られる旧道庁本庁舎と時計台に行き、御のぼりさんよろしく記念撮影(^^)
そして、今日の目的地である「登別」に向け出発!
と思ったが彼女との約束である「サマージャンボ宝くじ」を北海道記念代わりに買う。

気を取り直してR36→R453を使い、一路支笏湖を目指す。
ここいらからやっと北海道を走ってるという実感をもち始めた。
途中、北海道 3大秘湖の1つである「オコタンペ湖」に寄り道。
本来はここを横切り無謀にもダートを走る計画だったが、
崖崩れのため先が通行止めになっていたので引き返して支笏湖に向かう。
支笏湖で休憩がてら散歩をする。

雨のためかほとんどライダーがいなかった(;;)
売店のおばちゃんの呼び込みに負け「名物牛乳ソフトクリーム」を買わされてしまった(笑)
でも、意外なことにホンマにうまくてかなり考えを改めることになった。
(おかげでこのあとずっとソフトクリームを食べることに・・・笑)

さて、時間も押してきたし登別へ向かうために一路苫小牧を抜ける道を進む・・・
つもりだったがあっさりと曲がり角を間違えて、いつの間にかとなりの千歳市に入っていた。
(初めてのツーリングなんだって・・・愚弟Pとは違って方向音痴じゃないんだって・・・)
かなり時間を食ってしまい、あたりはかなり暗くなってきてしまった(><)
本日の宿は登別の と思っていたがかなり怪しくなってきた・・・
案の定、白老町という登別まで 30キロのあたりで8時近くなってるし・・・
仕方なくRHぶとっびブンブンハウスを探しながら走ることになるが、見つからない。
自力で探すのを諦めコンビニから電話をしてみると・・・
「今日はやってません」との冷たいお言葉(−−;
泣く泣く道沿いの旅館へ飛び込む。
このときすでに 9時をまわっていた(苦笑)
さて、宿も確保できたし、疲れたので宿の露天風呂に入り濡れて冷えた体を温め、酒を買って部屋に戻る。

寝る前に彼女と実家に電話を入れる。
実は親はおいらがバイクに乗ってることも免許を持ってることも知らないので、
バスや電車、レンタカーなどを使い移動してると思ってる(爆死)
適当に親を騙して、記念すべき上陸の日は雨で疲れたのでさっさと就寝。
ファァァー…(=。=)アフ…



7月30日(金曜日)

晴れてるかなぁと思い窓の外を見ると・・・
降ってはいないがいつ振り出してもいいような曇り空(‐‐;
(こらぁ!P!あれほど雨雲を北海道に近づけるなって言っただろう!笑)
宿を出発するためにパッキングをしていると、
宿のオヤジから
「帯広に行くならこんな日は日勝峠はすごい霧だから通らないほうがいいよ」
とのアドバイスを受ける
(あとになって知ったがこの日の峠は5m先もほとんど見えないほどの濃霧だったらしい・・・オヤジサンキュー!)
おいらも霧はいやだったのでルートを変更する。
さて、海岸線を走るか・・・
途中日高自動車道を走ることになり走るが・・・
すっげぇ横風(××)
マジでバイクごと横に持っていかれながら必死に走る。

襟裳岬方面に向けひた走り、途中で天馬街道にスイッチ。
ここは両側に牧場があり、綺麗な馬や大きな牛を眺めながら走れて北海道気分を満喫できる。
たまに鹿も飛び出してくるそうなので気をつけないとバイクがお釈迦になる。
峠は寒いと思いあらかじめ長袖のシャツとカッパを着ていたが、それでも震えるくらい寒かった(><)
峠を降りて R236北上するとコンビニがあり寒さのあまり避難した。
びっくりしたことに夏だというのにおでんが売っていた(笑)
まぁ、ホットコーヒーがあるのもある意味驚いたけどね(^^;
(コンビに前で休憩中、今日上陸したというライダーと話していたが彼等もおでんには笑っていた)
途中ナウマン象記念館があるが入場料がいるので却下した。

あまりの寒さに休憩を取りすぎてしまい帯広に入ったのはすでに夕方(汗)
今日の宿 ヤドカリの家に連絡を入れ泊まれることを確認。
しかし、かなりわかりにくいところにあったためおもいっきし迷ってしまう(><)
北海道はマスの目に区画されており、慣れないとどれも同じに見えてしまう。
(言い訳じゃないからね・・・滝汗)
やっとのことで RHに着くが・・・きたねぇ(‐‐;
まぁ、安いし文句は言えないな・・・ってことで寝る場所を確保し、同室になったライダーと銭湯へ行き汗を流す。
銭湯から帰ってきてみんなで飯を食いに出るが・・・
お目当てのブタ丼「ぱんちょう」はなぜか閉まっていた。
仕方なく、地元の人に色々聞いてブタ丼の置いてある美味しいよと言われた店に行きブタ丼を頂く。
うめぇ!
カリカリのブタに甘辛いタレが合う!
速攻で食い終わり、物足りずにラーメンまで注文(苦笑)
帰りがけにお約束で道に迷う・・・
5人もライダーがいても迷うなんて(××)
宿に帰りみんなでワイワイと北海道の話で盛り上がり、明日に備えて寝る。



7月31日(土曜日)

う〜〜ん、今日もあまり天気が良くねぇなぁ(‐‐;
同室になったライダー達とどこか出会えることを期待し、出発!
まずは昨日行き忘れてた「幸福駅」を目指す。
ここは廃線になっているが駅舎と当時の列車が置いてあり、わりと有名な観光スポットである。
記念撮影とお土産に切符を購入(幸福行きと書かれている)。
さて、今日の本当の目的地である阿寒湖に向けて出発するか・・・
と思い帯広市内に引き返してると・・・

バイクが止まった(汗)

昨日から調子は変だったのよ・・・
なんかずっとカブリ気味って感じで低回転の時に今にも止まりそうになってた・・・
それが今日はひどくなっていて・・・
信号待ちしてて、走り出そうとしたら・・・
パスンとエンジンストップ(> _<)
簡単に症状を説明すると、エンジンは普通にかかるがアクセルを開けると簡単にプスって止まる。
Steedはメンテナンスフリーのバイクとは言えそれなりのメンテナンスはしていたはず。
色々と分かる範囲で見ていたが結局原因が分からず(××)
仕方無しに運良くガソリンスタンドの側だったので店員の方に近くのバイク屋に連絡しても来てもらう。
色々見てもらったが、お店の人もわからないと言う・・・
とにかく一度店まで持って行くことになりトラックに積んでお店まで移動。
なんかプラグ変えたりいろいろしてたら直りやがった(^^;

さて、ここで問題です!
いったい何が悪かったのでしょう!
(答えはおいらにも分からないまま闇に葬られてます)
ぼられてるなぁっと感じつつ、言われるままお金を払う。
(涙・・・一日の食事代がぁ!っておいら食うものにだけ金をかけてました(爆)泊まる場所やガソリン代は極力抑えて・・・)

さて、Steedの機嫌も直ったみたいだし、阿寒湖に向けて遅れを取り戻すために休憩もそこそこに出発♪
R242 を使い一路阿寒湖へ!
足寄国道(R241)は綺麗な森に囲まれた気持ちの良い道だった(^^)
しかも、対向車には全然会わないし、もちろん追い抜いていく車もバイクもいない♪
気持ちええなぁと思って走っていると・・・
「○月△日、 が目撃されました」だの
を目撃された方は下記の番号に連絡してください」などと書かれた看板があちこちに♪
っておい!マジですか?(滝汗)
おいら一人じゃんか( T^T)

怖いよぉぉってことで自然とスピードがあがる・・・
(ここでネズミ取りしたらさぞかしいっぱい捕まるだろうなぁ・・・
でも、身の危険を冒してまで捕まえるのも嫌だろうなぁ・・・いくら奴等は拳銃を携帯してるとはいえ・・・)
本当は「オンネトー滝の湯温泉」に入りたかったが熊の看板にビビリやめちゃった。

熊に襲われることも無く阿寒湖に到着♪
見事に観光地化されており、ちょっとげんなりする。
湖畔でタバコを吸いながらぼ〜〜っとしていると、子犬を連れた可愛い子に声をかけられる♪
確か旭川から家族で来たとか言ってたっけ(^^)
(おいらも捨てたもんじゃねえのかなと勘違いをしたりする・・・自爆)
気分が良くなり、水族資料館なんて言うものを見学(無料)
おいらはかなり頭がでかいのだが、おいらの頭くらいのでかさのマリモが展示されてたり、
剥製の動物達(熊を含む)が展示されたたりと思った以上に楽しめた。
そしてお土産屋を冷やかしながらマリモの偽物のお土産を買う。
(マリモは天然記念物なので本物を取って売っているわけが無い・・・やってたら犯罪だよ)

時間もあるし今日はどこまで行くかなぁと地図とにらめっこ。
屈斜路湖まで行くか。
近くの RHに電話で泊まれるかの確認を入れ予約らしきものを入れ出発。
双湖台という展望所からペンケトーが北海道の形に見えるそうなのでここでも記念撮影。
なんとレンタカーで北海道を回ってるという女子大生グループと一緒になり思いっきり話しこんでしまう(^^;
一緒に行動しません?

と嘘のような嬉しい申し出があったが、目的地が逆のため泣く泣くお断りする。
(今思えばお誘いの乗っておけばよかったと後悔・・・あの子達これ見てたら連絡頂戴ね♪・・・爆)

途中道の駅・摩周温泉でソフトクリームを食べて休憩。
そして硫黄の匂いがすごい摩周湖湖畔の道を走る。
ここの道沿いにソフトクリームと温泉卵を売っている場所があったが食ったばかりなのでパス。
(あとでここは美味しいのにと聞き後悔しまくり)
ぶらぶら走っていると今日の宿である「蜂の家」を見つけて入る。
ここの本業は食堂でありお店の裏側に RHが併設されている。
この食堂で晩飯にすることにして入り、無難にカツ丼大盛りを注文・・・
出てきた丼を見てかなりビビル・・・

でかい!

普通の大盛りの 1.5〜2倍はあろうかと思われるボリューム(汗)・・・
しかしなぜかきれいに完食(笑)
おいらの後に入ってきたライダーも無謀にも大盛り親子丼を注文し、出てきた丼を見てあせって笑ってた。
(結局全部食えたのかなぁ・・・聞き忘れた)

腹もふくれたので近くの温泉に風呂を入りに行く。
名前は明かせないがここの女風呂・・・
人目を気にしなければ堂々と覗けることを発見♪
(さすがに人目が気になり覗かなかった・・・そこ!覗いたくせにとか言わない!)

夜は同じ宿の方々と北海道の情報交換をして盛り上がる。
ここで同じ岡山から来てるオフ車に乗る女性ライダーを発見し、地元ネタでちょこっと話す。
さて、夜もふけてきたし皆さんおやすみぃ
o(_ _)o……zzzzzzzz



8月1日(日曜日)

朝起きるとかなりのライダー達は消えていた(^^;
7時半に目覚めたのに・・・みんな早いなぁ。
さて、いつもなら 8時に起きる予定なのだが今日は昨日出来なかった洗濯をするためにコインランドリーへ。
ぼけぇっと道に座り込んで朝の時間を過ごす。
今日は比較的晴れて気持ちがええのぉ♪
洗濯も終わり屈斜路湖観光に出かける。
和琴半島に無料の露天風呂である和琴温泉があるが、あまりの汚さに断念。
さっさと美幌峠に行くことに・・・
ここは話によるとかなり曇っていたりガスってたりするらしいが、
日頃の行いがいいのできれいに屈斜路湖を見渡すことが出来た(^▽^)
Pとは違うのだよPとは(笑)
(注釈:大阪のバイク友達Pは晴れた美幌峠にめぐり合ってません)

そして、昨日素通りした摩周湖へ移動。
ここは常にガスが出ており、晴れた摩周湖を見ると女性は晩婚に、男性は出世が遅れると言われている。
で、結果は・・・・
出世がかなり送れそうです(汗)
何度も来てるというおばあちゃんに
「こんなに晴れてるのを見るのは初めてだよ」
といわれてしまう (-_-;
 迷信なんて気にしないさなどと強がりを言いながらジャガバターを食い気を紛らわす。
(おもいっきし気にしてるやんって突っ込みは却下)

さて、腹もふくれたし本日のメインイベントである釧路の和商市場での海鮮丼を目指し出発♪
途中で何度か道に迷いかけたが無事に昼過ぎに到着♪
さぁ、うにぃぃぃぃ!と心の中で叫びながら市場へ・・・
あれ?なんか暗い・・・
もしかして閉まってる?・・・
今日って・・・

日曜日じゃぁぁ!

休むなよぉぉ!

かなりの脱力感に見舞われながら徘徊・・・
マジで燃え尽きてた・・・
ぶらぶらしてるとなんか屋台みたいなのがある・・・
覗くと色んな海鮮物を扱ってるじゃん(^^)
4、5件の屋台を物色し (..=) (=・・=) (=・・)くんくん
一番安そうでうまそうな店に入る。
うにいくら丼と鉄砲汁でお昼ご飯♪
夏目さんが何人か飛んでいったが美味しかったので良しとする。
和商市場はそのうちリベンジじゃなφ (・ω・ )かきかき

さぁてと飯も食ったし、今日はどこまで行こうかなぁ・・・
そう言えば蟹食ってないか・・・
蟹といえば根室じゃなってことで今日のお宿を確保するために電話。
無事に確保して一気に根室を目指す。
さっき食ったばかりなのにおいらの頭の中は

「蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹花咲蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹」

となっている(笑)
あまりに浮かれていたので前から白黒のパンダが近づいているのに気付くのが一瞬遅れた(汗)
ヤバイと思いとにかくアクセルを戻す。
(100キロ巡航中・制限速度は40キロ)
目の前まで来た時は70キロ前後・・・
こりゃ停められるかなと思いつつパンダを見つめる・・・

ありゃ?
何してるの?
ねぇねぇ・・・
もしかしてそれは OKサイン?(@@)
お茶目な公務員じゃなぁ(笑)
助手席に座ってる兄ちゃん OKってしてるよ(^^;

いやぁ、北の大地北海道は心も広いのぉぉと思いつつ冷汗を拭う。
まだ心臓がバクバクいってるよ(笑)

ちょっと休憩でもするかってコンビニで一服。
そしたらほんの 30分ほど前に追い抜いたチャリダー軍団が目の前を行く・・・

おい・・・

まだ休憩して 15分くらいしかたってないんですけど・・・
おいら 80キロくらいで追い抜いたんですけど・・・
君達はいったいどんなペースで走ってるんだ?(滝汗)
確かになが〜〜い下りはあったけどさぁ・・・
サイボーグとちゃうか?
との疑問は未だに拭えない。

さて、ライダーの意地もあるし抜き返すか(^^;
これからは登りだし(ぉぃ)って思ったけど、すっげぇ先まで行ってやがる・・・
さて、プライドを傷つけられないように追い抜いて先を急ごう。
霧多布湿原の脇にあるコンビニでタバコ休憩をしてるとオフ車 2台がいるのに気付く。
カップルでツーリングかぁ、ええのぉぉとうらやましそうに眺めてると女性のほうが声をかけてきた(^^)
カップルではなくたまたまここで一緒になったらしい。
摩周湖方面に行こうと思ってるらしく情報交換。
珍しく晴れてることを教えるとめちゃくちゃ喜んでいた・・・
あの、女性は晩婚になっちゃうんだよ・・・いいのか?(^^;
話してみると東京から来たらしい、メアド交換しちゃった(^▽^)
(今、思い出したけど一度もメールしてなかった・・・これ見てたらメール下さいねぇ♪おいらのメアドは変わってないよぉぉ)

彼女は晴れてるうちに向かいたいため早々に出発。
もう一台のオフ車の人は湿原を見るため旅の安全をお互いに祈りつつここで別れた。

さ、蟹がおいらを待ってるぜぇとおいらも出発。
根室市内に入ると色んなところに「」の看板が(^^)v
今日のお宿であるRH「インディアン・サマー・カンパニー」は
1000円以上の買い物(郵送可)をすれば蟹一杯が付いてただで泊まれるなんとも嬉しいRHである。
ここの大将とおばちゃんのキャラが良く、毎年訪れるライダーもたくさんいるくらいである。
ここで、岡山のバイク屋の社長に頼まれていた蟹を 5000円分買って発送。
8000円分のを大将が気前良く送料込みで5000円で引き受けてくれた。
大将ありがとうねぇm(_ _)m

ここのRHはHPがあり季節の海産物を通販も出来るから利用してみてもいいと思う。
またおいらは絶対に行くと決めていたので実は「蟹食べに行きます」とメールしていたのだ(爆死)
おばちゃんは、それを聞いて全部をプリントアウトしてるからと持ってきてくれた。
いやぁ、自分のメールって自分で見ると恥ずかしいねぇ(汗)

さて、お目当ての花咲蟹だぁ♪
2階が宿泊所なので上にあがり一心不乱に蟹をほじくる(笑)
他にもかなりのライダーがいたが蟹を食べてるライダーはみんな無口(苦笑)
足の先まできれいに完食し、
他のライダー達と色々と話してるとスクーターで北海道を周ってるというツワモノが数名いた(汗)
あのぉ、スクーターのどこにその大荷物を積んでるんですか?
(この疑問は翌朝解決したが・・・無茶な積み方するんだなぁ・・・)

さて、蟹は食ったがこれじゃ腹は膨れんし風呂にも入りたい。
近くに銭湯とコンビニがあることを聞き、仲良くなったみんなで移動♪
銭湯にはコインランドリーも置いてあり、お風呂に入る時にセットしてゆっくり入ればちょうどいいと思われる。
実際、何人かはそうしてた。銭湯の後コンビニでめいめいが思い思いの買い物をする。
なお、根室には「日本一早い朝日の町」と書かれた花咲蟹のイラストの入った缶ビールが売っている。
お土産に買うのもいいし、飲んだあとの空き缶は記念にもなる。
実はこの北海道ツーリング前まではビールが苦手だったのだが、
北海道と言えばビールらしく、どこのRHに行ってもみんなビールを飲んでて、
付き合って飲んでるうちに段々好きになってきていた(笑)
そして、例によって例のごとく宿に戻って宴会(笑)
おいらは酒は好きだが弱いのであっけなく沈没・・・
夜中にあまりの寒さに目が覚めみんなを起こさないようにシュラフを出して寝なおした。
(やっぱり寒い場所は寒いのね・・・)



8月2日(月曜日)

昨晩、自分の限界近くまで飲んだため起きると半数近くのライダーがすでにいない(汗)
残ってるみんなとバイクの前で記念撮影。
このRHは毎日記念撮影をして壁に貼ってくれるので前に来た時の写真を見つけるのも次回訪れる楽しみとなるそうだ。
昨日の納沙布岬は、すごい霧だといわれたので断念したため今からリベンジじゃということで、
まずは納沙布岬を目指す。

観光地だと思っていたが、結構観光地化していなくておいらは好きだな(^^)
1つ難点を言えば・・・
北方領土を返せと書かれた看板?
が多すぎることだね。
別においらは右にも左にも傾いてません(汗)
記念に「日本最東端納沙布岬」の看板の前で愛車Steed君と写真に♪

ぶらぶらとお土産屋を見てると・・・
「どこから来たの?」
と店のおばあちゃんに聞かれたので
「中国地方の岡山って所から一人出来たよ」
と答えると・・・
「遠いとこから来たんだね。鉄砲汁でも飲むかい?」
と嬉しい展開に!
もちろん遠慮なくご好意に甘える(^▽^)
しかも御代わりまでしてるし・・・(爆)
おばちゃん、ご馳走様でした♪

実は根室を訪れたのにはもう1つ理由があった・・・
それは・・・
日本最東端の駅「ひがしねむろ駅」を訪れるためである。

おいらの実家は長崎県佐世保市という九州の西の端であり、日本最西端の駅がある街である。
(もちろんJ○の駅での話)
よって、最東端の駅にも興味があった。

しかし、この「ひがしねむろ駅」はすごくわかりにくい場所にある(汗)
何度も地元の人に聞きながらやっとのことで駅を発見。無人駅だ・・・
おいらは1人、三脚なんて持ってない・・・
どうやって記念撮影をしよう・・・
などとウロウロしてると、近くの幼稚園から園児を引き連れた保母さんがこっちに向かってくるじゃないか!
ちょっと恥ずかしかったが保母さんの1人にお願いして記念撮影。
その後、園児達に質問攻めに遭う(汗)
北海道で子供達に囲まれるとは思わなかったが子供は大好きなので、楽しく遊んでしまった。
まぁ、保母さんが結構おいらの好みだったってこともあるが・・・(自爆)

さて、今日の最終目的地は知床だが、まっすぐ行くと昼過ぎには着いてしまうなぁ・・・
どこに寄り道しようかなあとしばし地図とにらめっこ。
一瞬、昨日食べそこなった和商市場が頭に浮かぶが、
それをするとかなり頑張って走らないといけないので却下(^^;
いや・・・そこまで頑張らなくても大丈夫なのだが、なんとなく面倒くさかったってのが本音です。
中標津すしロードってお店の紹介と開陽台の展望台の紹介を見て速攻で決定。
気持ち良く別海町に向け走っていると・・・

ハプニング発生!

暑かったのでシールドを開けて走っていたら・・・

がメットの中に入ってきた(><)

左のこめかみのあたりでブンブンと羽音がする・・・
バイクを路肩に停め、そっとメットを脱ぐが・・・

チクっと刺しやがった(××)

おいらの頭の中には「アナフィラキシーショック」という蜂に刺されて起こる危険な状態を示す専門用語が浮かぶ・・・
ちょっとビビリながら地図でこのまま別海町を目指すほうが病院がありそうなのを確認し
、いつもよりアクセルを開けて先を急ぐ。
町中に入ると調律病院の案内図があるのでそれに従って進む。
病院に着き受付に向かうと・・・
午前の受付時間過ぎてるし・・・
受付のお姉さんに事情を話すと特別に受付をしてくれた。なぜか外科に案内され、順番を待つ・・・
さすが町立病院・・・
じいちゃんばあちゃんがたくさんいます(^^;

30分ほど待たされ診察室へ。
まぁ、こんだけ時間がたっても何も起こってないので最悪の事態は回避されてるのはすでにわかってたし
、結構どうでもよくなっていたが時間外の受付もしてもらってるので素直に従いました(笑)
もちろん、おいらが医学生だってことは極秘事項です(謎)
だって・・・医学生だってばれると扱いが雑になるんだもん(経験談)
その節はお世話になりましたm( _ _)m>町立別海病院様。
記念に診察券はきちんと取ってあります(笑)

診察が終わり会計を済ませると、すでに 13時をまわってる・・・
このイベントのためすでにすしを食う気力がなくなってたので病院の売店で売ってるもので昼飯を済ませてしまった。
さて、開陽台でも目指すか・・・ってことで開陽台に着くが、
アブが多いよと入り口で言われ、さっきのことがあったので展望台まで行くのはキャンセル(‐‐;
もう 1つの目的だった「北十九号」で記念撮影をして走る。
(後日知ったのだが、このときもう少しこの場所にいればマップルの撮影隊に写してもらえたらしい・・・
すっげぇくやしいぃ(┬┬○┬┬)
もうちょっとで有名人の仲間入りできたのに・・・違)

今日の目的地「知床」を目指して走る。
途中「国後展望閣」という展望所兼ドライブインみたいな場所で休憩。
お土産屋でつまみ食いが出来るのでお薦めです。
もちろん国後島もきれいに見えますよ。
知床半島には羅臼側と斜里側があるがRHは羅臼側に集中している。

「ライダーの宿白樺」というRHに連絡を入れ、向かう。
宿に着き休んでいると、露天風呂から帰ってきたライダーに「温泉に入ってたらマップルの撮影隊に写真取られた」と言われる。
あぁ・・・またもかい!
迷った挙句入らずに宿に向かったのが裏目になった(><)
実は近くまで行ったのだが、朝日を見ながら入りたいなと思い引き返したのだった・・・
今日はもしかしてついてない?

このRHにしたのには訳があった。
事前にここでは名物の「チャンチャン焼き」が毎日食えると聞いていたのだ。
チャンチャン焼きとは、シャケを丸ごと一本豪快に鉄板でみそ焼きにしてある漁師料理である。
これが目当てで来るライダーも多いらしい。
(あとで知ったがこの辺のRHなら大体食えるらしい)
実は昨日の根室のRHで一緒だったカワサキの大型に乗ってるライダーと偶然にここで再会して、
2人して食い意地がはってるなぁと笑っていた(爆)
もちろんチャンチャン焼きは美味しかったし、他にも色々と海産物を焼いてくれて大宴会になったのは言うまでもない(^^;

なお、このRHではホクレンの旗に真似て作った独自の旗があり、
宿泊したライダーはこれを着けて走ってくれとオヤジに頼まれる(笑)
拒否することも可能だが、快く承諾したら料金おまけしてくれた(苦笑)



8月3日(火曜日)

例によって昨日も限界近くまで飲んでいたので、起きるとほとんどのライダーがいませんでした(汗)
今日はまずは昨日入らなかった露天風呂「相泊温泉」「セセキ温泉」に向かう。
先に「相泊温泉」、ここは男女別の露天風呂で板で仕切られており女性も安心して入れます。
ただし、脱衣スペースがほとんど無いです。
湯船につかるとテトラポッドが邪魔をして海がほとんど見えないが、朝日が差し込む中での温泉は気持ちよかった(^^)
もうちょっと入っていたかったが、家族連れが入ってきたのでスペースを空けるために出ることにして、次へ向かう。

次の「セセキ温泉」は海岸に岩で囲っただけの野趣味あふれる温泉である。
ここはおもいっきし道から見えるので女性はかなり入りづらいと思われる。
一応、言えば併設されてる建物での着替えも出来るので水着に着替えれば入れるかな?
また、この温泉は海岸に造られているため、
満潮時には海に沈んでしまうので時間だけは前もって調べておいたほうがいいかもしれない。
何人かのライダーとワイワイと楽しく入り着替えをしていると、先ほどの親子連れが海岸に降りて来た。
ちょっと入るのをためらっていたが、おいら達が着替えてるのを見て話し掛けてきた。
すると「上に岡山ナンバーのバイクがあったけど誰のですか?」と言ってくるじゃないか。
「あ!それ、俺ですけど」と答えるとあちらも岡山から来てるらしい。
奇遇ですねぇと話していると・・・
なんと!おいらが通ってる大学の付属病院に勤務してることが判明(@@)
お互いにかなりの偶然にびっくりしたが、こんな最北の地での出会いでもあり、すごく盛り上がってしまった。
しかも、これから網走に向かうと言う・・・
おいらと一緒じゃん(^^;
ってことで一緒に近くのひかり苔が自生してるとこまで移動。
一緒に見ていると・・・
なにやら携帯が鳴り出す。
「これで大学からなら笑えるね」と言いながら着信を見ると・・・
マジで大学かららしい(爆笑)
しかし、電波状況が悪いらしくすぐに切れてしまう。
仕方なく近くの公衆電話を探してかけることになり、おいらとはここでお別れとなった。
まぁ、同じ網走を目指すんだし、運がよけりゃ再会出来るでしょってことでいい加減なお別れをしてしまった。

さて、まずは知床峠を目指すかってことで北海道には珍しい曲がりくねった山道を登る。
実はこの知床半島は、羅臼側が晴れていても斜里側は雨という風にまったく正反対の天気が多いらしく、
峠もかなりの確立で曇っていたり霧が出ているらしい。
しか〜〜し!
おいらが登ってみると・・・
雲ひとつも無く気持ち良く晴れ渡っていた(^▽^)
大阪のPとは違って日頃の行いが良いからね・・・・毒)

峠で記念撮影をして、屋台で軽くご飯を食べ気持ち良く休憩していると、
珍しいアメリカンのグループが駐車場に入ってきた。
しかも国産アメリカンに外国人が乗っているという面白い組み合わせだった。
同じアメリカン乗りってことで嬉しくなり、バイクを見に行くと・・・
なんとまぁ、偶然とは続くものでなんと全部が岡山ナンバー(大笑)
英語は得意じゃないが、嬉しさのあまり片言の英語で話し掛ける。
1人だけ女性がいて彼女は日本人だった。
そこで通訳してもらい、色々と話してると、おいらがお世話になっているバイク屋をよく知っている。
いったい、今日はなぜにこんな奇遇が立てつづけて起こるんだ?(@@)?
彼女達は時計回りに回っていておいらとは反対方向なので、
岡山での再会と旅の安全をお互いに祈りつつ出発 斜里側に降りて、
まずは網走に向け走ることにする。
本当は「カムイワッカの湯」に行きたかったのだが、
この年から途中からの車両乗り入れが禁止になりシャトルバスが走ることになってしまったのだ。
しかも最悪な事にこのバスの料金が誰が考えてもぼったくり料金(‐‐;
出会うライダーの全員といっていいほどが誰が行くか!と言ってました。
もちろん、おいらもアホらしくなったらしくなったので行くのをやめた1 人です。
(環境保護のためだとはわかるが、あの料金だけは納得が行かない・・・それさえ改善されればなぁってのが本音ですね)

オシンコシンの滝はあまりの観光客の多さに断念。
大型バスが何台もいたら行く気がうせた・・・
人込みが苦手って損してるような気がするなぁ・・・(‐‐;

さて、観光もしたいしさっさと先に進むか。
ウナベツ温泉にも入りたいが道がよくわからないからパス(^^;
斜里国道を走っていると猛烈な眠気が・・・・(=o=)ファァァー...(=。=)アフ...

さっき食べた昼飯に睡眠剤でも入れられたかなぁ(爆)
あまりにも眠いので国道沿いの牧場の脇の道で仮眠じゃあ。
バイクを道に停めたまま横になった。
約1時間ほど爆睡して気持ち良く目覚める。

遅れを取り戻すために網走市内を目指す。
ちょっと迷いながらなんとか網走監獄博物館に着く。
ここは実際に使用してた獄舎をそのまま移築してありリアルなマネキンとかも置いてあり、結構楽しく見学できる。
しかも入るときにおもいっきし記念撮影をされる。
これは出るときにお金を払うと貰うことができる(笑)
記念になるし買ってもいいと思う 1000円以上取られる(汗)
色々となかを見学してみる。
なかでは実際に使用してた牢獄にも入ることが出来る。
もちろん記念撮影はした・・・
今見直すと結構恥ずかしいかも(^^;

ゆっくりと見てまわって今日の目的地のサロマ湖を目指す。
なお、本物の網走刑務所は見学できません。

途中の交差点で夫婦でツーリングしていて後ろにそれぞれ娘を乗せているライダーを目撃。
ものすごく憧れるよなぁ・・・
ああいうの(遠い目)
道の駅「サロマ湖」でホタテの直売をしてたのでさっそく買って食う。

うめぇぇぇぇ♪(>▽<)♪

サロマ湖に沈む夕日を眺めながら今日の宿を考える。
今日の宿RH 「旅人の宿」ここは併設されている食堂でご飯を食べるのが条件のRH 。
まぁ、不味くはないし量も多くないが安く泊まれるしよしとしよう。
一緒に宿泊するライダーの中に一昨日根室で一緒になった刃乗りの人と再会。
みんなで近くのスーパーで宴会の買出しをしてまたもや宴会(笑)
おいらの肝臓は連日酷使されてます・・・

1人地元北海道の高校生のチャリダーがいた。
すっごいパワフルな奴でめちゃおもろい奴だった。
彼は今どうしてるんだろう?



8月4日(水曜日)

今日は昨日一緒に泊まったみんなと行動を一緒にすることになる。
ブラックバード、ガンマ(ラッキーストライクモデル)、刃、 CB400など総勢8台で、
近くにある「北勝水産」でホタテを朝飯にするべく向かう。

ここはサロマ湖名物ホタテの卸をしている会社なのだが、
直販もしておりかなり格安で魚介類が買えるしその場でも食べれる。
9時ごろだったがすでに何台かのバイクが止まっていた。
水揚げしたばかりのホタテを炭火で焼いてもらって食べる。
そしてガンマの子の提案により「氷のトンネル」を見に行くことになる。
おいらはアメリカンのためみんなに付いて行くのに必死である(汗)
一応 80キロを限度にして走ってもらったが、みんなそのままのスピードでコーナーに入っていく・・・
(あの・・・洒落にならんのですが・・・はじめて 80キロ近くでコーナーを曲がったよ)
この氷のトンネルとは冬場に積もった雪が夏になっても溶けずに残っていて、
下を流れる川のためにトンネルのようになっているのである。
ただしその年の気象状況によっては 8月の頭近くになくなってしまうこともあるので、
観光協会などに確認した方がいいでしょう。
この夏も記録的な猛暑のためかなり危なかったが何とか残っていた。
とある雑誌の記者はカキ氷のシロップ持参で来て手作りカキ氷にして食べたようだ。
(間違いなく腹を壊したものと思われる)

トンネルの中はまさに冷蔵庫といった感じで寒かった(><)
しかもなぜかアブが大量発生してた(汗)
2日前の悪夢が蘇ったのは言うまでも無い・・・

さて、ここで北に向かうグループと他の場所に向かうグループはお別れ。
おいらは稚内に行くつもりだったので北を目指すブラックバードとガンマと一緒に行動。
しかし誰が想像してもわかるように・・・
2台はとても早いバイクでおいらはゆっくり走るアメリカン・・・
付いて行くのに必死でした。
海岸線を 238号に出たところでガンマの子が昨日お風呂に入れなかったので温泉に行こうと言い、
日の出岬にある「オホーツク温泉」へ。
ここは第3セクターみたいなのが経営してるらしく綺麗で設備も整っており健康ランドみたいな感じでした。
でも、内風呂はガラス張りで露天風呂もあり目の前にオホーツク海を見ながら入浴できなかなかお薦めの場所。

温泉でさっぱりして出発。
右手に海、左手は山や林がず〜〜〜〜と続く道・・・ええ加減飽きた(‐‐;
浜頓別のホクレンで休憩&給油。
さて、ここいらで今日の宿泊場所を決めることとなり電話で確認。
本当は 3人一緒に泊まりたかったがブラバの彼はすでに友達が宿を確保してて、その宿に空きはないとのことだった。
RHドミンゴと言うところに空きを見つけて予約する。

さて、日も傾いてきたしここからはノンストップで稚内を目指す。
途中で霧雨が降ってきて視界がさえぎられなかなかペースが上がらない寒いでちょっと思い出したくない行程だったなぁ・・・
完全に日が暮れて観光客もいない宗谷岬に到着。
ライトアップされていて霧のなか綺麗だったのでみんなで記念撮影
(現像してみるとぼやけてて良くわからないモノだった・・・涙)

予定していた RHはちょっとわかりにくい場所にあったため少し迷って宿に到着。
ここはおっさんがやっていて来たライダーにお守りと言って渡してくれるものがある。
まぁ、それはいいんだが・・・
泊まるうえでの心得だのなんだのと 20分近くも話を聞かされた(‐‐;
すでに他の宿泊客は食事を済ませていたのでガンマの子と近くのセイコーマートでご飯を食べお風呂に入り、
酒を飲みながら他のライダーと雑談して今日はもう眠いのでさっさと就寝。
(なお、この日の稚内の気温・・・ 13℃・・・真夏なのに・・・毛布と布団で寝ました)



8月5日(木曜日)

6時過ぎに起き、昨日ブラバの彼と約束をしていたのでガンマの子と宗谷岬へ。
ここは日中だと観光客でごった返しているので記念撮影にバイクも一緒なんてことは出来ないのだが、
朝早くのバスが来る前なら出来ます。
おいら達もバイクと一緒に記念撮影がしたかったので 7時に集合。
この写真は大学の卒業アルバムの中にまぎれて存在してます(笑)
そして、宿に戻り荷物を積んでみんなとお別れ。

おいらは最東端と最西端は制覇したのでついでに最北端の駅も制覇したくなり稚内駅へ。
これで残すは最南端の駅だけだ。
(ちなみに・・・おいらは鉄道マニアじゃない・・・言い訳がましいが違う・・・)

さて、次はホクレン最北端での給油。
ここは最北端のスタンプを押した旗がもらえます(ミーハーだなぁ)
今日はどこまで行くかまったく未定のまま道々106で海を右手に見ながら南下。
この道は本当に信号もなく気分良く走れる。
途中で利尻島も見えたり、サロベツ原野も見れて雑誌にもよく紹介されてます。
ただし、給油ポイントが限られているため注意は必要。
(日頃の行いが良い為何とかガス欠だけは免れた・・・リザーブに入ってちょっとあせっていたことは内緒)

いくら眺めが良くても飽きるもので・・・
途中 40号を目指して内陸方面に入る。
途中の牧草地帯の寂しい道で昨日別れた刀に遭遇。
お互いに「あぁぁ!」って感じで指差してすれ違いました(笑)
(後日メールのなかでもこのことで触れてお互いにやっぱりそうだったかと確認)

無事 40号に合流し南下を続けていると道の駅「おといねっぷ」発見。
昼時だったのもあり、速攻で休憩& 昼食。
ここは軽食が充実していて、美味しい団子・肉まん・ゆでジャガと色々と目移りしまくり。
結局完食(爆)実は 2階にちゃんとしたレストランはあるんだが割高なのとどこにでもあるメニューのためパス。
このあと何処を目指そうかと地図を見ていると・・・・
60万本のひまわり畑」という文字に目を奪われさらに南下決定(^^;
しかし・・・
南下途中で道の駅「びふか」発見・・・
さっき食べたばかりなのに「羊乳アイス」「クリジャガコロッケ」がお薦めと雑誌に載っていたのを思い出し、
美味しく頂きました(汗)

そうしてるうちにひまわり畑のある名寄市内に入り「ひまわり畑」と書かれた看板を発見しそれに従う・・・
なんと・・・
途中からジャリ道(><)
おいらは荷物満載のアメリカンでしかもフロントは伸ばして寝かせてある・・・
コケル恐怖と戦いつつビビリながら先に進む。
本当は引き返したかったがUターンする場所がなかった。
結局2キロ近くジャリダートを進み目的地のひまわり畑に到着。
ひまわり畑は本当に綺麗だった♪
こんなにたくさんのひまわりを見たのは生まれて初めてでした。
でもね・・・
畑を管理してる人や露店の人みんなに、バイクを指差して・・・
「あのバイクでここまで来たの!」
って言われた・・・
しかもたまたま来てた市役所の職員さんにも
「あのジャリ道をあのバイクで来るなんて・・・」
って言われてしまった(‐‐;
そんなこと今からもう一度同じ道を走らないといけないおいらに言わなくてもρ(。。)

帰り道マジで泣く寸前の状態で走ってました・・・
ハンドル切っても曲がらずにまっすぐ走った時は本当にコケルのを覚悟した(><)
奇跡的に何とかこけずにアスファルトの道に復帰。
南下しながらセイコーマートで休憩して今日の宿を探す。
比布駅に併設された「比布町地域ふれあい館ブンブンハウス」を見つけ決定。
まだ日は高いがジャリダートで精神的に疲れたのでとっとと宿に向かうこと決定。

行ってみて知ったのだが、この比布駅は昔エレキバンのCMで
樹木希林(きき・きりん)とエレキバンの社長が「社長!ここがぴっぷです。ついに来ましたねぇ」
というので使用された駅なのだ。
このCM知ってる人手を上げて!
(はい、ここで手を上げた人みんな25歳以上確定です!)

RH内にその当時の新聞の切抜きのコピーが置いてあって他のライダーと「あぁ!あったねぇ!」と盛り上がった。
(もちろん、なんじゃそりゃ?って顔したのも居た)
またこのRHは無料なうえ設備が整っており、近くにスーパーやATMなどもありかなりお薦めできるRHです。
おいらも近くの生協で買出しをして他のライダーと盛り上がって夜遅くまで騒いでいた。



8月6日(金曜日)

朝、起きてみると曇りだった。
今日は何処に行くかまったく決めていなかった。
しかしこのRH をいたく気に入ってしまったのでそのまま連泊すること決定。
午前中はだらだらと連泊組みと過ごしていたが、
急にラーメンが食いたくなったのとバイクのチェーンを張りなおしたかったので旭川に行くことにして出発。
旭川市内に入りバイク屋を探す。
本当はホンダのお店に行きたかったんだが探しても見つからなかったのでスズキのお店に入る。
(ホンダのお店でメンテや買い物をするとホクレンのホンダの店限定の旗がもらえるからだけどね・・・)
チェーンの張りなおしをしてもらうがお店の人に
「チェーンがもう限界だよ。出来れば換えたほうがいいんだけど・・・どうする?」
って言われた。
でもお金がないので岡山に帰るまではこのままにしちゃった(爆)

その後旭川ラーメン村へ行き有名な「山頭火」に行列に並び入る。
味のほうは・・・九州出身のおいらとしては・・・
トンコツだけの方がうまいと思うが、これはこれで OKな味だった。

食い終わって時計を見るとまだ帰るには早いなぁってことで美瑛に向かって走った。
しかし途中から雨がパラパラ降ってきて結局まともに観光はせず「セブンスターの木」の場所だけ確認して Uターン。
比布駅に戻ると連泊組みに今日の宿泊者も加わって何か相談してたので、
輪の中に入ると今日の晩飯を何にするかってことだった(笑)
北海道にいることだしという安易な発想で「ジンギスカン」に決定。
参加者で昨日の生協に行きジンギスカンの肉って書かれたお徳用の肉を大量に購入(^^;
他にも酒やら野菜やもろもろのものを買ったが、 1つだけ足りないものが・・・
米です。
RHを使う人は大抵キャンプ用品を持ってきてないため誰も米を炊けないことが判明(爆)
仕方なくじゃんけんで近くのコンビニへ買出し組みを決定。
はい、皆さんのご期待通りおいら負けました・・・
他に姫路ナンバーの淡路島出身の新型Steed乗りの女の子ともう一人が生贄となり買出しへ・・・
500mほどなので歩いて買いに行って帰ってくると・・・
空にかかってるのを発見!
すっごくくっきりと綺麗にかかってました。
みんなで鑑賞会をしてそのままジンギスカンでの夕食に突入。
お酒も入りみんなで騒いでいると、なんとその年の某雑誌に載ってる人がいること判明!
もう完璧にみんな出来上がっていたため「レインボー友の会」なんて訳のわからないモノを結成(笑)
(とあるチャットルームにこのときのメンバーがたまに顔を出しに来ます)

そして来年も行うから今日のメンバーは絶対に毎年来ること!って約束まで(^^;
(その時のメンバーの方々、おいらは行ってません・・・ごめんなさいです。
でも行けるなら行きたいっていう気持ちは本当なんだってば)

酔っ払ったままみんなで駅構内に入り昼間は電車が走ってるため撮れない写真を撮ったり・・・
この日の夜が一番の思い出として残ってます(^▽^)



8月7日(土曜日)

昨日の「レインボー友の会」はどうやら冗談ではなさそうです(汗)
昨日の騒ぎに参加したメンバーは
「また来年ここで再会しようねぇ!北海道上陸予定はみんなメールするから!」
って言いながら出発していきます(滝汗)
この場を借りてもう一度・・・
あの時のメンバーへ・・・
すまねぇ!
予定が狂って卒業できなかったん(自爆)
卒業したらちゃんと行くからなぁ!

さて天気もいいしそろそろ出発しようということで、まずは旭川に向け出発。
昨日とは違うラーメン屋へ。
もちろんラーメン村はパス。
昨日の行列ですでに嫌になってます。
残念ながらお店の名前は忘れてしまった。
でも旭川では老舗に入る支店も何軒かある有名なラーメン屋さんです。
かなり癖はあるがおいら的にはこっちの方が好きだった。
ブランチとしてのラーメンを食ったので一路美瑛へ。
昨日とは打って変わって快晴のなか気持ち良く走れた。

なお、美瑛駅に併設された観光案内所で見やすい観光地図をもらえるので、それを頼りに見て周ることをお薦めします。
結構美瑛の丘は方向感覚が狂います(汗)
もちろんおいらはセブンスターの木下でセブンスターを吸うというお約束事はきっちりとこなしました(笑)

そして、十勝岳を目指し南下する。
山の頂上付近にある十勝岳温泉と「宮沢えり」が入った吹き上げ露天風呂が目的(^^;
まずは十勝岳頂上を目指す。
ここの温泉は露天風呂から十勝岳の噴煙が見えるのが売りです。
しかし、いざ行ってみると・・・
なんとなくもういいやって気分になり中止。
余談だがここの露天風呂・・・
おもいっきし覗けます(汗)
たまたま噴煙のよく見える場所を探している時に発見したんだけどね・・・
噴煙も見て満足したので次は吹き上げ露天風呂に移動。
ここは沢の途中にあるうえ脱衣所も簡単な作りのためほぼ丸見えなので女性は着替えるのに勇気が要ります。
出来れば暗くなって懐中電灯を持って来た方が無難でしょう。
でも足元にはくれぐれも気をつけましょう(^^;
ライダーブーツなどでは間違いなく滑ります。
この露天風呂は「北の国から」というテレビドラマの中で宮沢えりが入浴したということで有名になったんですが、
ものすごく熱いです・・・
10分以上入っていると確実にのぼせます。
どうやら撮影時とは湯船の温度が違うようです。
あとで聞いた話ですが、十勝岳の活動が活発になっているため湧き出るお湯の温度が上昇したそうです。
ゆでだこならず茹でブタになりそうだったので早々にあがったのは言うまでも無い(爆死)

今日は富良野を見て周ろうという気になったので一番最初に見つけた RH「宝来」にさっそく入り荷物を置く。
そしてファーム富田に行き季節はずれのラベンダーを見たりして、本日のメインイベント「富良野ワイン工場」へ行く。
もちろん目的はただで試飲出来るワインを飲みまくってうまくいけば持参したペットボトルに入れて持って帰るためだ。
しかし、考えることは誰も一緒らしく
「容器に移しての持ち帰りはおやめください」
の張り紙と監視カメラが設置されていた(爆)
小心者のおいらには出来ませんでした(ちっ)

目的と用事が済んだので宿に戻ると・・・
北海道では有名なあの「魔王」が同じ宿にいた!!
(北海道ツーリングをしたことがある人なら聞いたことがあるかもしれませんが・・・
この人・・・
ダッ○ワ○フを背負ってツーリングをしていることで有名な人でして・・・
色んな RHの雑記帳に名前が載ってます)

感想は・・・
どっから見ても典型的オ○クと言われるような感じで・・・
怪しい電波も出ているようでした・・・



8月8日(日曜日)

今日も昨日に続き快晴である。
今日の予定は夕張に寄って札幌に行くだけ。
このまま出発しても時間が余るため、北の国からのロケ場所でも見ることにして出発。
ドラマの中に出ていた「ゴローの石の家」というのがある場所に行ってみた。
ここはどうやら続編の撮影にも使うらしく近くまでしか行けませんでした。
本当はこのドラマは見てないんだけどねぇ、
北海道といえばこのドラマらしくて知り合いに見て来いと言われたから来ただけ。
お土産屋もあったが興味がないため素通り(^^;
観光客が多くなってきたのでとっととそこを離れ夕張を目指す。

途中はかなり綺麗な景色だったことは覚えてるがなぜか道はほとんどうろ覚え・・・
たぶんもう一度でも行ける(はず)

夕張市内に入り、夕張といえばメロン!
ってことで直売所を見つけてそこに入る。
しかしおいらはメロンは嫌い(‐‐;
まぁ、その当時の彼女に「送ってね」と言われたからなんだけどねぇ・・・
今となっては痛い思い出だ(地雷)

そして夕張といえばもう 1つ、「幸せの黄色いハンカチ」だ。
かなり古い映画なので知ってる人はそれなりの年齢・・・
この映画には高倉健、賠償千恵子、武田鉄矢、桃井かおり、渥美清が出演してた山田洋次監督の映画である。
知らない人は年上 (30歳以上)の人に聞いてみよう!
なぜかおいらは見た記憶があるため(爆)、ちょっと行って見たくなったのだ。
「北の国から」「鉄道員(ぽっぽや)」などのロケ地は大々的に宣伝されているのにここはひっそりとしか看板が出ていなかった。
やっぱり古いせいなのかなぁ?
しかし、ここはセットがそのまま保存されていたり、撮影時のエピソードなども展示されており結構楽しむことは出来るはずである。

さて、今日は札幌で知り合いと落ち合う予定である。
この知り合いとは、前述のチャットで知り合った札幌在住のMである。
チャットで北海道ツーリングに行くことを伝えると、ぜひ遊びに来てくださいと言ってくれたので遠慮なく(自爆)
泊めてもらうことにしたのだ。
しかし、なぜか連絡がつかない。
今日は晴れていて気持ちがいいし、
走りに行ってるのかなと思い留守電にメッセージを残しておいて札幌に向け走り出すことにした。
ところが・・・
この日は北海道でも記録的な猛暑となり気温はグングン上がっていき・・・
途中の電光掲示板では「36℃」と表示されている(ここは本当に北海道か?)
遠慮なく注ぐ太陽光線、アスファルトからの照り返し、しかもただでさえ熱いバイク・・・
脱水症状を起こさないためにもかなりこまめに水分補給をした。
一応これでも医者を目指すものとして、脱水症状で倒れるというマヌケなことは出来ん(‐‐;

途中道の駅「マオイの丘公園」で昼食休憩。
たまたま寄ってみると日曜日のせいか色んな販売所が出来ている。
地元の味ってことで色々と食べてみたが、やはり同じ北海道だけあってそんなに変わったものはなかった
(当たり前だが・・・)

ここで札幌のM から留守電が入っていた。
どうやらどこぞの峠に走りに行ってるらしい。
札幌市内で時間を潰してるから適当に電話くださいと伝言を入れて出発。
さすがに札幌に近づくにつれ車の量が増えてきて走りにくくなる。
実は札幌でめぼしいところは初日に周ってしまったので暇である。
色々考えて、結局すすき野に行ってしまう(自爆)
すすき野は男なら誰もが一度は行ってみたい場所だろう(と思う・・・)
しかしここで言っても説得力はないが・・・
お店には行ってません!(^^;
呼び込みの兄ちゃんからかって遊んでました。

そうこうしてるうちに夕方になるが、M からの連絡がこない。
おかしいと思い電話するが出ない・・・
しばらくするとコールバックが来た。
なんでも一緒に走りに行ってたツレがコケたそうで帰りが遅くなるらしい(^^;
(幸いなことにそのお友達は大した怪我じゃなかったらしい)

さぁて、どうしようってことで色々と考えてると、地元のツレに土産を買うのを忘れていたことに気がつく(‐‐;
慌てて買出しに出るがこんな街中で何処に売ってるのだろう?
ってことでしばらくうろつくことに・・・
結局、札幌駅にて買ってしまった(捻りも無い結末)
本当はデパートで買ってもよかったがなぜか駅しか思い浮かばなかったん。
そして晩御飯・・・
またもやラーメン(笑)
おいらラーメン大好きなんやもん♪
味噌ラーメンはあまり好きではなかったがやはり本場、めちゃうまかった。

完全に真っ暗となった。
9時Mから連絡が入り、札幌駅で待ち合わせる。
すると32Rスカイラインに乗ってM登場!
(あの〜おいらバイクなんですけど・・・・)

先導されM邸に向かう。
ガレージにバイクを置かせてもらえることとなり、ガレージに入ると・・・
4 台ものバイクが(@@)
オフ、ツアラー、レプリカ?と各種揃っていて羨ましい限りであった。
(頼む!1 台分けてともちろん言った)

車に同乗し買い出しに行きM 邸にて酒盛り、お風呂、チャットと色々と遊んで明日が早いため早めに就寝。
ちなみに冷房はありませんでした(笑)
北海道では置いてある家は珍しいらしい、扇風機で充分だからだそうだ(そりゃそうだ)



8月9日(月曜日)

今日でとうとう北海道から帰らなければいけない。
当初の予定ではお盆前くらいまで粘るつもりだったが、金が尽きてしまった(笑)
身支度を済ませ階下に下りていくとすでに Mは起きていた。
泊めてもらったお礼を言い、車庫からバイクを出し最後の挨拶。
さて、フェリーの時間もあるしとっとと小樽に向かう。

フェリー乗り場につくとかなりのバイクがすでに待機していた。
ターミナルに行き乗船手続きを済ませバイクに戻ると・・・
根室のRHで一緒だったCB1000乗りの人が居た!
慌てて声をかけると相手もこっちを覚えててくれており、しばらく北海道のことで話に花が咲いた。

色んなところから色んなバイクが集まっているので見て周っていると・・・(@@)
岡山ナンバーのSteedを発見!
さっそく声をかけると・・・なんと同じバイク屋でお世話になってる人だった!
どうやら俺の 1日後に出発して上陸したらしくバイク屋の社長から俺のことは聞かされたらしく相手もかなりびっくりしてた。
しかもかなり似たような場所を走っていてお互いにどこかで会ってたかもしれないっすねぇと話していた。

さて乗船開始である。
マジで帰りたくなかった。
北海道にツーリングに来てそのまま定住する人達の気持ちが痛いほどわかった。
これからほぼ 30時間乗りっぱなしである。
暇でしょうがないので、さっきの岡山のライダーと色々と話し込む。
どうやらSteedの彼は舞鶴から大阪方面に行くらしいがツレの香川のハーレー乗りの方
(実はこっちの人とはバイク屋で面識がある)
はそのまま香川に向け走るそうなので明日は岡山まで一緒に走ることとなった(^▽^)
これで帰りは楽しく走れそうだ♪

そして RHで一緒だったライダーも暇だったらしくおいらのとこに来た。
そうやって色々と思い出しながらまた北海道に来たいねぇと話してこの日は終わった。



8月10日(火曜日)

夕方5時に予定通り舞鶴に到着し、下船。
知ってる人たちとみんなで残りの帰り道の安全を祈りながら解散。
それぞれの地元に向け出発。
おいらは香川のハーレー乗りと一緒に岡山に向け走り出す。
しかし天気は曇りである。
いつ雨が降り出してもおかしくないような空模様であった。
案の定、高速の上で雨が降り出した(><)
危ないのだが路肩にバイクを停めレインを着ることに(‐‐;
ハーレーはマメタンと言ってすごく小さいタンクにしてあったので SAごとに休憩&給油を取ることになった。
これのおかげでかなり疲労を抑えて走ることが出来た。
実はとある SAから出発してすぐにミラーからハーレーが消えたことも(汗)
引き返すわけにも行かないので先のバス停で待ってるとしばらくして追いついてきた。
どうやら雨がエアークリーナーから入ったためにカブってしまったらしい。
まぁ、おいらのバイクも同じような症状が出ていたのでお互いに気をつけて走ろうとなり、慎重に岡山に向け走る。
本当は倉敷 ICで降りる方が近いのだが、
岡山IC からフェリー乗り場への道順がわからないらしいので岡山ICで降りて道案内。
さすが晴れの国岡山、道が濡れていない。

そしてフェリー乗り場までのわかりやすい道まで案内してここでお別れ。
それから約 10キロ走って住み慣れた我が部屋に無事帰り着いた。
しかしここでそのまま終わりではない。
膨大な積荷を下ろして洗濯物を洗濯機に放り込み、お土産を仕分け。
そしてやっとお風呂に入り、ネットに繋ぎメールチェックとチャットのメンバーに無事帰った報告。
さっさと寝ればいいのにチャットで思いっきり話し込み(^^;
夜中の 2時過ぎにやっと就寝(爆)



皆様、いかがでしたでしょうか?
ものすごい長さのツーレポになったしまいました。
文才がないもので、どうしてもあれもこれもと書いてしまったためかなり読みにくい場所が多いとは思います。
しかし、初めてのロングツーリングで北海道という無謀なツーリングだったにも関わらず、
大きなトラブルに見舞われず、楽しい思い出満載のツーリングになりました。

約 2年以上経ってから書いたツーレポのためかなり記憶にあいまいな部分も多かったのですが、
地図と写真を見ているとあの時のことを色々と思い出しました。
もちろんこのツーリングで周れなかった所がたくさんあり、
絶対にまた北海道に行くんだ!と決意を新たにしたことは言うまでもありません。
そして、バイクという趣味を持てたことに感謝しています♪

最後になりましたが、
このツーリングで知り合えてみんなに感謝!
バイクという乗り物に感謝!
ネットを通じて知り合ったみんなにも感謝!
そして北の大地「北海道」に感謝!