全日本GT選手権(JGTC)

2003年シーズンも終わり、GT500ではザナヴィニスモGT−Rの本山がシリーズチャンピオンを獲得した。
ニスモのチーム戦略に対しては賛否両論あったが、何が何でもチャンピオンを取って、GT−Rの有終の美を飾ろうとしたニスモの執念が実を結んだのだと思う。
今年も4月2日、岡山県TIサーキット英田で、2004年全日本GT選手権が開幕する。
ますます激化する3大ワークス勢の争いの行方はどうなるのだろうか?
GT500では、昨年の正常進化型のスープラ、GT−Rに変わって投入されるフェアレディZ、ツインターボ化されたNSXといった3大ワークス勢に加え、昨年ル・マン24時間耐久レースでクラス優勝したフェラーリ550GTマラネロを投入してくる一ツ橋レーシングなどのプライベーターの活躍も期待される。
一方、GT300では、今年も多くの車種がエントリーする。
昨年度チャンピオンマシンのフェアレディZ、後半戦で速さを見せつけたセリカ、さらにNSX、MR−S、RX−7、インプレッサといった国産車勢に加え、底力のあるポルシェ910GT3、昨年は非凡な速さを見せつけたフェラーリ360モデナ、モスラーMT900といった外車勢、さらには、ガライヤ、Vemac350Rなどのスペシャルカーも参戦する。
国産メーカーを代表する3大ワークス勢が激突するGT500も魅力的だが、JGTC本来の姿である、多車種によるバトルが見られるGT300もGT500に勝るとも劣らない魅力を感じる。
3月31日現在
GT500
ホンダはNSXにV6ツインターボ3.0lエンジンを搭載するが、開発開始が遅れたため、初期トラブルシューティングが不十分。開幕までにどこまで調整できるかがポイント。
ニッサンはR34GT−Rに代わり、フェアレディZを投入。エンジンは変わらずV6ツインターボ3.0lエンジン。オフシーズンテストでは一番好調。
トヨタはスープラのエンジンをV8NA4.5lに変更。(今年から排気量5.0l以上のリストラクター制限が変更されるため。)パワーは昨年の5.2l並に出ているらしい。
一ツ橋レーシングがマクラーレンF1GTRからフェラーリ550GTマラネロにスイッチ。昨年のル・マン24時間耐久レースクラス優勝を勝ち獲ったマシンがワークス勢に対しどこまで通用するか?
GT300
M−TEC(旧 無限)がNSXでGT300に参戦。マシンは昨年のNSXをGT300仕様にデチューン。
MR−Sのエンジンを縦置きに変更。重量バランスが大幅に向上し、活躍が十分期待できる。
ARTAガライヤはエンジンをSR20DETからVQ35DEに変更。昨年のパワー不足も解消し、どこまで食い込めるか?
フェラーリF360モデナは2台体制で参戦。
2004年シリーズ第1戦 in TIサーキット英田
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