もっとのびやかに民法改正しようぜ!

以下の文章を書いて数年。少しずつ改正されてきました。

うれしいことです。

世の中には勇気がある方がいます。

だれかが声をあげないと、だれかが、勇気を持って

カミングアウトして運動しなければ、道が開けなかったでしょう。

戸籍上の性別の訂正に関しては、日本では少し進展がありました。

しかし、夫婦別姓選択制についての議論は、さっぱりです。

これからも運動していきたいと思います。

戸籍っていったいなんや?

  自分が、そう、当の本人が「男やない、女なんや」と言うてんのに、

     なんで生まれたとき「男」ってだれかが届け出たら、

        もう二度と戸籍を変更でけへんの?

           本人しかわからんことなんやで。

なんで愛する男と結婚でけへんの? 「男と男やさかい」だって?

  だから、女やゆうてるやろ。日本は遅れとるんとちゃう?

    同性愛かて、デンマークでは10年も前からカップルの結婚を社会的に認めてる。

ノルウェー(1993)、スウェーデン(94)、オランダ(98)、そしてついにカトリックの伝統の

根強いフランスでさえも1999年10月パックス(PACS)法案「連帯の市民協約」が成立したんじゃ。

    もう、なんでもありなんやで。

日本はカトリックの戒律が厳しいわけでもないんや。

ただ、戸籍制度という古い旧いものに、がんじがらめになってるだけや。

戸籍が汚れる・・・・・・、なんて、ただの届け出用紙やないかいな。

国家に、管理されやすいように、たぶらかされとるだけや。

戸籍はほんの一昔前、徴兵制度や納税者把握のためにつくられただけや。

みんながもっと勉強して「民法の中に、差別を生み出す要素がある」ことを知らないと、

自分で自分の首をしめることになりまっせ。

一部の人が不幸になるような法律は、憲法違反でっせ。みんな幸福になれるように

憲法は国家から国民みんなを護るためにあるんでっせ。

その不幸はいつあなたの側で起きないともかぎりまへん。

先日の朝日新聞にこんな投書が載っておりました。どなたさんかいな、こんないい文章を

投稿しはって。参考までに読んでみておくんなさい。(怒るとへたな関西弁風になる(^:^);より)

 

「夫婦別姓選択制制度、早く実現して!」

                      (2,000.8.12付け 朝日新聞 「声」欄より)

 先日の衆院代表質問で、初当選したばかりの若い水島広子氏が、夫婦別姓への取り組みを

問いただしたことを知り、非常に嬉しく思った。

 私たちと同じように夫婦別姓を実践している若い人が増えていることは頼もしく、今後の進展

も期待できそうだ。

 私たちが夫婦別姓に踏み切った1994年、本紙の世論調査では、夫婦がそれぞれ結婚前の姓

を名乗れる選択的夫婦別姓制度の導入に58%が賛成するほど盛り上がりを見せていた。

また、翌年に中国北京で開かれた国連世界女性会議でも日本の人権感覚の遅れを強く指摘

された。

 既婚者のほとんどが、夫の姓に変えている現状は、2〜3年後には選択的夫婦別姓制度が

導入され大きく変わると、その時、私は思った。

 ところが、いつのまにか表だった議論も聞かれなくなってしまった。 なぜなのか。

 一日も早くペーパー離婚を解消して、別姓結婚をしたい私は、人まかせはやめて、自分の

身近な人に民法改正をアピールすることから始めた。

 しかし目に見えて変わることは何もないような気がし、しだいに焦り始めたときの代表質問

だった。この問題を個人的なことにしてしまわず、早期に国会で取り組んでもらうために、

私たちも声を上げなければ、と思う。

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