浄土真宗の教章(私の歩む道) 宗名 宗祖 宗派 本山 本尊 聖典 ・宗祖 親鸞聖人が著述された主な聖教 ・中興の祖 蓮如上人のお手紙 教義 生活 宗門 |
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宗教とは 人類は進化の過程で“知と情”を持つようになりました。 “知 ”は“宇宙と生命への不思議”から始まったと言えます。 そこから 文明と文化が起きたのです。 死を自覚することによって生の不思議を知ったのです。 その死の恐怖を乗り越えた生き方と他者に対する悲しみの“情”が宗教を形成したと思われます。 |
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仏教とは 今から約2500年昔に釈迦が悟った教えです。 この世のすべての物と出来ごとには“これである”と言った実体はなく〈空と言う〉関係から成る〈縁と言う〉。 その真理を悟って苦難を乗り越えた境地に到る人〈仏陀〉になることを目的とするのです。 仏陀〈仏 〉は人間の究極の姿であり、神〈キリスト教、イスラム教、神道な ど〉は人間とは異質の超自然的力であり、その存在によって救われる教えである。 仏教は論理的であり神教は最初から非論理的である 。 |
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阿弥陀仏と他力 仏に成るには戒律を固く守らなければならない。 しかし普通の人間〈凡夫〉には難しいことでそのような凡夫は仏にはなれないのだろうか? 殺生をもしなければ生きて行けない凡夫、あるいは罪をもつくってしまった凡夫は仏に成って救われる道はないのだろうか? 釈迦は最後にそのような凡夫が仏になる教えを説いた。 教えを物語化して一人の菩薩〈法蔵菩薩〉が願いを立てて仏〈阿弥陀仏〉になる教えを説いたのです。 戒律を守るための“行”をすることのできない唯の人(凡夫)が仏と等しくなるには阿弥陀仏の教えを深く戴く(他力の信心)以外には方法はないのです。 |