湯郷鷺温泉
(ゆのごうさぎおんせん)
湯郷温泉の由来 |
平安時代初期の貞観二年(八百六十年)比叡山延暦寺の高僧円仁法師は西国巡行出発の前夜、薬師如来様が枕辺に立たれ「美作国塩垂山の麓に温湯が湧き出している。これは薬湯で一切の病気を治すことが出来る。汝は彼の地に行って小堂を建て、我が像を安置せよ。永久に守護するであろう。」と告げられた。円仁法師は幾日かを重ね、美作の国楢原の里にお泊りになった。その夜、童子が枕辺に立ち「汝は明日塩垂山の麓で一羽の白鷺を見るであろう。それは薬師如来の聖願の霊である。」と言って姿を消した。明くる日、円仁法師はこの塩垂山麓に登り、周囲の風景を眺めていると、一羽の白鷺が葦の生い茂ったきれいな水溜りに円仁法師を待つかのように立っていた。その白鷺は円仁法師が近づいても飛び立つこともなく静かに身を療していた。そこで円仁法師は手にその水を汲んでみると温かく、味わってみると塩気があり、薬湯であることが分かった。これは薬師如来聖願の霊地であるとしてこの温泉を「鷺の湯」と名付けられた。このように「鷺の湯伝説」が息づく。*資料・湯郷温泉観光協会より* |
温泉の効能 |
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白鷺と円仁法師の像 | ||||
湯郷鷺温泉館 | ||||
湯郷温泉“ゆ”のれん | ||||
ゆーらぎ橋の大噴水
(羽を広げた白鷺を表しています) 噴水は12-13、15-16,20-21時に上がります。夜はライトアップします。
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お問い合わせ | 08687-2-0374 |
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