一般に成長期の小学生高学年から中学生ころに
運動好きの子供のなかに、膝下が盛り上がり、押すと激しい痛みを
生じることがあります。
膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋(太ももの
筋肉)は、膝蓋骨(ひざのお皿)と膝蓋靱帯(お皿の下のすじ)を
介して脛骨粗面に付着しています。ランニングやジャンプ動作により
大腿四頭筋が収縮すると、膝蓋靱帯をとおして脛骨粗面に牽引力が
繰り返しかかることにより骨端軟骨に隆起や剥離が起きます。

10歳位からの成長期によく発症するために『成長痛』と言われる
こともあります。
特に、激しいスポーツを行っている子供たちに多く
見られます。

なぜ、筋肉の疲労・緊張が起こったのか? その根本原因を一つ一つ
無くすことが本当のオスグットの治療なのです。

オスグット病の子供たちの身体は、ひざ周りだけでなく、股関節や、
腰肩、首まで柔軟性が無くなり硬くなってることが多いです。

単に、ひざ関節だけ問題でなく身体全体の疲労や、身体の使い方に
よって引き起こされていると感じます。

根本原因をなくせば必ず走れます! 座れます!痛くありません!
そして、再発はしないのです。