Ceniza Soprano Standard LongNeck
Lanikaiを使用していたが、教室のメンバーが使っている
本格的なハワイ製のウクレレが欲しくなり、
クロサワ楽器より通販で購入。
電話で在庫を確認したところ、2本在庫があり、メールで写真を
送ってもらい、そのうち明るい木目を選んだのがこの固体だ。

このウクレレは素晴らしい。
カマカに比べて全体的に高音のウクレレで、コード弾きをした時の
音色は抜群に美しい。
またよく音が伸びるのでソロ弾きをしても哀愁が
漂うような曲にもぴったり合う。
ハワイのコロコロした音色と米本土のギターのような整然と響く
音色の中間に位置する、良い所取りのようなウクレレ。

ロングネック14フレットジョイント、18フレット。
スタンダード・サイズにコンサートサイズのネックが付いているのが特徴。
ボティはコア製で装飾は一切なしのプレーンな1本。
スタンダード・サイズといっても大きさの規定はなく、各社まちまちで、
このセニーザのソプラノはLoprinziなどのコンサートサイズと
同じぐらいの大きさがある。

T&K CENIZA(T&Kセニーザ)は1986年創立。
Tはトーマス、Kは夫人のキャサリーンのイニシャル。
セニーザは全て木やセルを使用したロゼッタやバインディング程度の
装飾しか施さず、貝を使用した派手な装飾は一切しない。
同じ技術圏と思われるSonnyDやValleyMadeにもこれは共通する。

とにかく弾きやすい。
他のウクレレでは上手く押えられなくても、このウクレレだときちんと音が出る。
そして心地よい響きがたまらない。
弦は先日、HiroのLow-Gsetに変更した。
悪くはないが、セニーザの特徴がやや失われた感じ。
やはりHigh-Gで使用してこそセニーザの良さが発揮できると感じたので、
そのうちHigh-Gへ戻す予定。

今現在、一番身近で一番頼りになるウクレレ。