Hawaii  Visit  in  2006                            Part2
 <アラモアナショッピングセンター>

レッドライン風が気持ちいい。


運転手には女性も多い。
冗談を交えながらの
観光案内は楽しい。
笑ってあげる人がいないと、
可哀想なので、
反応してあげてください



気持ちいい。でも眠〜い。


アラモアナショッピングセンターにて。
さすがに疲れてます。


不味い料理。
ここに入ったのは失敗でした

さて、とりあえず外に出てみようかってことで部屋を出た僕たちは
メイン通りをぶらついてみた。
10年前とほとんど風景は変わっていない。
DFSに行ってみたりぶらぶらと過ごす。
驚いたのはハワイなのに肌寒いこと。
日が当たると確かに暑いのだが、その暑さも南国の暑さではない。
湿気がないせいもあり、暑さがあまり感じられなかった。

さて、少しの間ぶらぶらしてみたが時間が勿体無いと思いはじめ、
アラモアナショッピングセンターへ行ってみることにした。
どうやって行くのか調べるとトロリーバスのピンクラインに
乗ればよいことがわかった。

さて、ここでトロリーバスについて言及しておきます。
ハワイへ行く人(初心者)は絶対お奨めです。
これを乗りこなせば結構重宝します。
ワイキキ周辺を環状線のようにぐるぐる回っているピンクライン、
ハワイ王朝時代の文化遺産を展示しているビショップ博物館や
壮麗な建物のイオラニ宮殿といったワイキキを少し離れた所にある
歴史的な史跡・観光名所を巡るレッドライン、
オーシャンコーストライン。ワイキキからシーライフパークまで、
東海岸に沿って走るハワイの美しい自然観光とローカル色の強い
ショップが楽しめるブルーライン。
以上の3ルートが運行されています。
(2007年4月1日より、ワート゜センターまでのイエローラインが
追加になっています。)
私たちはツアーに申し込むとき、このトロリー乗り放題のオプションを
つけておいたので、いつでもどこまででも乗り放題です。
JCBカードをお持ちの方は無料で乗れるみたいです。

さて、僕たちのホテルの前に停留所があったのでそこから乗り込み、
アラモアナショッピングセンターへ出発した。
さて、アラモアナに着くと、嫁さんは日本にいるときから行きたいお店を
ピックアップしてた模様でキッチン用品店を探しはじめた。
ここは確かにバカでかい。歩くのも疲れるけど、女性は凄いな、
ことショッピングとなると疲れを忘れるらしい。
変に感心しながら疲れた体にムチ打って歩きまわってみた。
ブランド品に興味がないので、本当に見て廻るだけだったが。

やがてお腹がすいたのでここで夕食を食べて帰ることにして、
イタリア料理店に入った。店は混んでてポケベルを持たされ
店外で待つこと30分。
やがてポケベルが鳴り、やっと食事にありつくことができた。
さて、そのレストランで食事していると、
カウンターに座っていた東南アジア系の女性にウェィターが
大きなお盆に料理をのせて運んでいたがパランスを崩して
ぶっかけてしまった。
白い服の腰の少し上辺りからトマトソースがかかった料理が
かかってしまった。
女性はトイレで服を洗ったんだろうか、腰あたりに上着をまいて、
また同じ席で飲食を始めた。
また、その料理を注文した多分ドイツ人のグループは
店長に料金をサービスしろって言ってたけど、店長はワインを
出すことで話を丸めたみたいだった。
この事件、俺にとって不思議なことが2つ。
まず、かけられた女性はよくまた平然と食事を
続けられるものだなぁと思ったね。
俺なら多分クリーニング代とかもらってすぐでるけどなぁ・・
もうひとつ、何故、ドイツ人たちが料金をサービスしろなんて
言うんだろ??
まぁ待たされることについては言う権利あるんだろうが、
オーダーした料理はちゃんと出るんだから言いがかりに近いよなって
俺は思ったけど。

とまぁ、そんなことがありながら、初めてのハワイでの
食事だったわけだが、 これが本当にマズいんだわ!
味は大味でバサバサしてて、嫁さんも全然箸が進まず、
そそくさと退店しました。
なんであんなに並んでいるのか不思議。
ここには1階に屋台村みたいなところがあるとは入った時に
気づいていたが、 いろんな国の料理が気軽に食べられ結構旨い。
とネットで帰国してから知りました。

ぶっかけ事件もすぐ目の前で目撃し、不味い料理を食べた僕たちは
とても疲れてまたトロリーバスに乗り込み ヘトヘトになって
ホテルに帰還。
ベッドに入ると吸い込まれるように眠りにつきました。
ハワイ1日目がこうして終わった・・

 ハワイ二日目

誰もピクニック気分で外に
持ち出して食べる人はいない。
さっさと食べて出た方が余程いい。

二日目の朝、時間ゆっくり目に目覚める。
さすがに昨日は疲れていたので、ぐっすり眠っていた。

朝食を食べにプールサイドに向かう。
いよいよ妻が心待ちにしていたランチボックスバイキングだ。

部屋のカードキーを見せて、プールサイドに並べられている
品々を見てまわる。

はぁ???? 

なにこれ??

スーパーで売ってるケロッグの小さな箱のコーンフレーク、
数種類のヨーグルト、
今時、コンビニにも売ってないようなパサパサのおにぎり、
小さなカップに入ったインスタント味噌汁。
種類のないパン。不味そうな卵を蒸したような食べ物。
そしてフルーツ。
飲み物はコーヒーとフルーツジュース、コーラなど。

あまりの内容の貧弱さにもう朝からがっかりの一言だ。
もう妻もネットで見て夢見てたロマンチックな朝食の現実が
こんな手抜き朝食だったので、その落胆ぶりはちょっと可愛そうに
思えた。
ランチBOXに詰めこんで海辺で朝食を・・・
そんなたいそうなもんじゃねぇ!!
ランチBOXに詰めるには、汁物はダメだし弁当用だから
作りたての必要もない。
人手がかからず食材も安物でOK。う〜ん、見事な戦略。

それに見事に引っ掛かった俺たちって。。

 ダイヤモンドヘッド登山    


デコボコ道。
サンダル履きは無謀。


登頂者に立ちはだかる最後の難関。

階段で終わりと思ったのに。。



て、部屋に戻って今日何するか考えた。今日は午前中は
のんびりしようと 思っていたけど、おもむろに時間が
勿体無い気がして、 急遽、ダイヤモンドヘッド登山に
出かけることを高らかに宣言した!

ガイドブック見て、ブルーラインに乗り込む。
ブルーラインはワイキキより東側の海辺を走るラインで、
途中、石原裕次郎の別荘や美しい浜辺が一望できるところは
非常にゆっくり走って写真を撮る時間を作ってくれる。
もちろん、運転手は今日も軽快に冗談と鼻歌を歌いながら
ガイドもしてくれている。


登山口に着くと入山料1ドルを支払い、おもむろに登山開始。
登山といっても最初のうちは2mほどの舗装道路だ。
楽勝!って思ってたら、舗装が急に途切れてデコボコの山道となった。
しかもかなり急な坂道。汗みずくになって登っていく。
山頂の展望台近くになって、最後の試練が待ち受けていた。
長く急な階段・・・。もうモモが上がらない。。
足がガクガク笑っている。


そんな状態でなんとか登りきると今度はトンネル。
以前は真っ暗だったらしいが、現在はライトがついている。
トンネルを抜けると螺旋階段になっており、登りきると山頂に出た。
目の前に展望台が見えている。
もう少し、もう少しだ。
最後の力を振り絞り、やっと展望台に辿り着いた。



ワイキキを一望する絶景。


くるリと後ろを向けば
どこまでも蒼い海と空
展望台からの眺めはもう最高。
ここまでがんばったご褒美に十分値するものだ。
目の前に広がる真っ青な海。反対側はワイキキの街が一望できる。
自然が織りなす大パノラマに2人ともしばし絶句。

もう暑いだの疲れただの、そんな感覚はなくなって、
果てしなく美しい海を見ていたら地球と一体になるような
そんな感覚に捉われてしまった。

やがて下山することにして、来た道を引き返し始めた。
途中登ってくる人たちに「もうすぐですよ。」とか
「がんばって」とか声をかけながら下山した。
ブルーラインとピンクラインに乗り継いでホテルに到着。
しばらく休憩して昼食を採りに外へ出かけた。結局なんだか
昼食は簡単にABCで買ってきたロコモコをデューク像近くの
ベンチテーブルで 食べて終わりにした。
ホテルに帰って水着に着替えいよいよハワイ海に突入だ。

ハワイの海はうねりが高いので防波堤内で泳ぐのが賢い。
浜辺で体を焼いたり、海に浸かったりして数時間をそこで過ごした。


黙々とロブスターを焼いてます。
楽しくしろやぁ!って
ツッコミ入れたくなります。



ステーキ焼いてます。
でもやっぱり暗いんです。

海からあがるといよいよ夕食だ。夕食は妻が予約した
「田中オブトーキョー」という パフォーマンスを楽しみながら
ステーキなどの鉄板焼きを堪能できるお店だ。
予約時間に遅れないように、少し早めにホテルを出て
ぶらぶら歩いてお店に 向かった。
お店に着き案内された席に着く。
席には老年夫婦とその娘らしき人と子供、そして私たちと
何故かひとりで来た 初老のはげた目のきついおじさん。
各々、好きなコースを注文しいよいよパフォーマンスが始まった。
俺たちの担当はいかにも中国人という顔つきの痩せた男で、
雰囲気が暗い。
なんかしゃべりながら胡椒入れを回したりしてるけど、
全然楽しくなさそうにしゃべるし、明らかにネクラなので全然
面白くない。なんとか楽しもうと俺たちは反応してあげたけど、
他のお客は全然反応しないので、益々深みにハマッていく。
その上、となりに座ったひとりで来たおっさんが
ロブスターの尾っぽも カリカリに焼いて出せとコックに言いながら
自慢気にこういう食べ方はみんな知らないからなどと
俺たちに話しかけてくる。しかし、このおっさん何故こんな所に
1人で来てるんだろう。1人で来る様なところじゃないのに。
うざいので俺はほとんど相手にせず食事を続ける。
まわりのテーブルからは嬌声があがり拍手があがり
随分楽しそうなのに、 俺たちのテーブルだけやけに静かだ。
最悪だ・・・・
なんだかとってもしょぼ〜んとしてトボトボと帰路についた俺たち。
ハワイじゃ食事はハズレてばかり。
つまんなかったね〜などと話ながら就寝。
明日はいよいよフラとウクレレだ。

 ハワイ3日目


フラダンスの講習中。





運命の出会い。





レッスンの後は、
みんなで木の実で首飾りを
作った。

さて、ビショプミュージアムへフラダンスの講習を受けに行く日だ。
昨夜帰るとホテルに伝言が入っており俺の希望するウクレレ講座は
結局俺1人なんだが、先生が講習してもよいと言ってくれたそうで
フラダンスを踊ることは免れた。

朝、タクシーが迎えに来ることになっていたので7時前には起きて
身支度を整え不味い朝食を食べた後、ホテルの前で待ってると
しばらくしてタクシーがやって来た。30分〜40分ほどして現地着。
早速嫁さんと別れ一人ウクレレの講習会場へ案内された。

初めて触れる弦楽器。中学時代に友達がギターを始めた頃に俺は
ラジオ製作に夢中になっていてギターを習得する機会を失っていた。
先生がニコニコしながら俺を迎えてくれた。
先生は背の高い(俺は182cmあるけど俺よりもちょっと高い)、
とても上品な方だ。 聞けば、ハワイの王族の末裔らしい。
カムアライ・カヴァイアエアという舌を噛みそうなお名前だ。
初めて弦楽器に触る俺は悪戦苦闘。
わずか一時間の講習で4つの簡単なコードも満足にチェンジできず
情けない思いをした。練習曲は3曲だったが、
曲の説明とハワイの歴史について 色々と教えてくれ、
ウクレレを学びながらハワイの歴史や文化についても
勉強できるとても有意義な講習であった。
ウクレレに出会った俺はその後ウクレレにのめり込むことになった。

やがてフラの講習を終えた妻と合流しその後ミュージアムを
係員の説明を 受けながら見学。悲運のハワイ王朝について初めて
色々と知った。
ハワイは元々独立した王朝なんだが20世紀に入って無理やり
アメリカに 取り込まれたというのが正解だろう。
小錦や曙、彼らは国籍はアメリカ人なんだが実はハワイ人だったのだ。

その後、プラネタリュウムにてハワイにどのように古代人が
渡ってきたか その航海術を検証するドキュメントを見た。
要は星の位置で自分の位置を把握していたわけだが、
小さな船で星をみながら 正確に太平洋を行き来していた古代人の
知恵には脱帽の一言。
ドキュメントでは古代の人がハワイに渡ってきたルートを逆に
星を観ながら航海しようと決心したハワイの若者を追ったものだった。
彼はハワイ人がハワイ人としての自覚や誇りが失なっていくのを
残念に思い今回の航海を決心したそうだ。
星を観測しながら航海する術を現代に持っている人は現在では
ミクロネシアに 住む初老の男性のみということで、彼はその人に
弟子入りし苦労の末体得し、 見事、ハワイからミクロネシアまでの
航海を成功してみせた。

ハワイ人という人種について強く意識させられたビショプミュージアムの
プログラムの数々、是非みなさんもハワイに行ったら体験して
みてください。 本当にお勧めです。
色んな意味でハワイがもっともっと好きになるでしょう。




CCFのマネージャーと。

浜辺でサンセット。美しいとしか
表現できない。。

今回のビジョプツアーは送迎つきなのでタクシーが迎えにきた。
ホテルまで戻って、遅めの昼食は妻が是非行きたいと言ってた
チーズケーキ・ファクトリーにてパスタとケーキを食べた。
私の感想・・並んで食べるほどおいしい店か??
食事が終るとまたまた海へ。
今回はボディボードに挑戦してみたが、波の高さに妻が
無理だとのことで 断念。
ハワイの海は海底が岩でゴツゴツしてて足を切ったりもしてしまった。
浅瀬で海水浴と日光浴に切り替え夕方ホテルに帰った。

ワイキキでは夕方から海辺で無料コンサートが開催されている。
松明に火が灯り、フラダンスやウクレレのコンサートが始まる。
ホテルで着替えてこの無料コンサートを観に行った。
背後では太陽が沈んでいき、松明の明かりの中で演奏が進む
幻想的な世界。
ロマンチックなひと時を堪能した後、ホテルのレストランにて夕食。
そして倒れこむように就寝。


 ハワイ4日目


絶品のハンバーガー。
なぜか日本とは味が違う。
断然こっちの方が美味い!



クア・アイナハレイワ店は、
ハレイワショッビングセンターの
すぐ前。

朝、いよいよハワイ最終日だ。明日は朝から帰国の旅である。
今日はお土産を買ったりするために一日ぶらぶらすることにした。
昼食はクア・アイナというアラモアナショッピングセンター近くの
ハンバーガー屋さんへ。
肉汁ボテボテのめちゃめちゃ旨いハンバーガーに感激。
その後レッドラインに乗って本格的に観光することにした。
ハワイを観光するならこのレッドラインが便利。
ハワイ西側のダウンタウンや昨日行ったビショプミュージアムなど
一通りの観光地を回ってくれる。もちろん気に入ったらそこで降りて
じっくり観光すればいい。ぐるっと一回りするのに3時間かかる。
俺たちが一回りしてDFSに帰って来た時はすでに17:00を過ぎていた。
その後、ぶらぶらとお土産を買いながら、夕食はとあるホテルのバイキングで。
あまりおいしくなかった。
今回、思ったのはハワイは食べ物はおいしくない。すべてが大味なんだな。
俺が一番おいしかったのはクア・アイナのハンバーガーだったな 。
 <レッドラインの車窓より>

ハードロックカフェ

ホノルル美術館

イオラニー宮殿

ビショップミュージアム前

アロハタワー

カメカメハ大王

ABCマート
生活必需品からお土産まで
とにかく何でも揃っていて便利。

時間はどんどん過ぎていく。
名残惜しいので景色を脳裏に焼き付けるようにワイキキをぶらぶら歩いた。
通りにはABCというコンビニがいくつもある。ABCには今回こんな思い出がある。
ボディボードを衝動買いしてしまったが、持って帰るにはケースがない。
数店のABCを渡り歩き、やっと見つけたけど現品しかなかった。
現品なんだから安くしてと言ったけど無理とのことで、
仕方ないので買ったんだ。店を出てホテルの方に歩いていた俺たちに
後ろから声がかかった。先ほどのABCのおばちゃんだ。
もう50も後半だろうか、そのおばちゃんがぜいぜいいいながら
俺たちを追っかけてきたんだ。在庫ありました、交換しますって。
えっ、ABC出てもう随分歩いてるよ。おばちゃん、こんな距離を追いかけて
きてくれたんだ。もうその心が嬉しくて丁重にお礼を申しあげ、
商品を交換していただいた。
妻と話したんだ、これだけでも来てよかった。こんな素敵な人がいるんだものと。

 ハワイ最終日

朝の海。清々しい。

ホテルで車待ち。
サーフボードにホテルの名前を
書いている。

ホノルル空港にて。
いよいよ帰国の途に着きます。

飛行機に乗り込んだところ。


さらばハワイ。
でもきっとまた来ます!
次の日、HISが用意したリムジン
タクシーで他の客と乗り合わせで
空港へ向かい、 ソウルへ、
そして懐かしの岡山へ帰ってきた。
岡山から車で帰宅。関空だと車で
3時間以上かかるだろうが
1時間半弱で家に着く。
岡山空港ソウル経由の利点だ。

今回、何気なく行ったハワイだけど
随分と収穫がある旅となった。
是非、またハワイへ行きたいと
思ってます。
おしまい。