Kamaka HB-2D

1967年〜1973年頃までのゴールドラベル及びホワイトラベルの
カマカコンサートやテナータイプにはハワイの神様「Tiki」のレリーフが
つけられていたので、歴代のカマカシリーズの中でもデザイン的に人気があり、
オークションにも滅多に登場しない入手困難なウクレレ。

たまたま米のオークションにてハワイ在住の方が
個人出品されていたのを見つけ運良く落札でき手に入れた。
この固体はホワイトラベルが貼られており、サウンドホール内には
"1973 "の刻印があるのでTikiタイプの最終モデル。

クリア塗装が雑な部分があり、WoodManさん経由で
千葉の沖田工房さんへリペアを依頼した。

12Fジョイント16フレット。
Top:ハワイアンコア材単板
Back/Side:ハワイアンコア材単板
ネック材もハワイアンコア製。
音はサスティーンもあり、カマカ特有の中低音が響き、高音もすっきり透る、
味わい深い音で、音量も申し分無し。
T先生曰く、「色気のある音」。
弦はカマカのコンサート弦を新たに張り直した。
今のままでも演奏に支障はないが、指差板を交換修理しようと思っている。

現在、一番良く使用しているウクレレ。