参考図書

2003年02月20日
「入門 自己催眠法」 門前 進 著 [誠信書房 定価:1,890円]
人間の「意識」には「表層意識」と「潜在意識」があります。「天才」と呼ばれる人を除き、人間は日常生活で「意識全体」の中の3%〜5%程度を占める「表層意識」を使って生活しています。[潜在意識」が姿を現すのは、「夢」や「デジャヴー」など、ほんのひとときに過ぎません。私はうつ病の治療の過程で「悪夢にうなされる夜」が続いたことがあり、「潜在意識とは何ぞや?」といった素朴な疑問を解決するために、自分の潜在意識の中へ意図的にアクセスを試みました。この本を参考に、潜在意識へのアクセスは一度だけ成功しました。うつ病の治療とは直接関係ないかも知れませんが「治療の中でも楽しみたいや !」という方にお薦めの一冊です。(読んでも潜在意識の中へアクセス出来る保証はありません)(爆笑)
[ページ数:187]

2005年02月15日
「うつ病を治して元気になる方法」 税所 弘 著 [三五館 定価:1,365円」
人間の副交感神経が交感神経に切り替わる時刻が、午前5時であることに着目し、「早起き」の実践によりうつ状態からの脱却を目指すという趣旨の本です。うつ病の程度が重い患者さんにはお勧めできませんが、回復に向かっており、ある程度物事を実行に移す意欲が沸いてきたら、この本を読みましょう。この本は「早起き」を日常生活の中での1つの「儀式」と捉え、どうすればうつが良くなるのかを教えてくれます。朝5時に起きて、家の外を歩くことが基本ですが、歩く余力が無い方は読書をしてもテレビを見てもかまいません。私はこの本を読み、「早起きウォーキング」を3ヶ月間実践することにより、H17.8月、めでたく「うつ状態」から脱却出来ました。(^^)
[ページ数:222]

2002年05月27日
「心の病気の薬がわかる本」 中河原通夫 著 [法研 定価:1,575円]
主治医から処方された薬を、何も考えずに飲んでいませんか?(私も最初はそうでした)☆早期治癒のためには、最低限自分が服用している薬の意義を知っておきましょう。精神疾患の治療薬は何百種類もあり、自分に最も適した薬と出会うのは難しいものです。この本は、医師が治療薬の成分・作用・副作用などについて、詳細に記述したもので、「自分にはこの薬の方が?」といった疑問に答えてくれます。必携の一冊です。
[ページ数:288]

2002年01月10日
「専門医がやさしく教える「うつ病」」 水島広子 著 [PHP研究所 定価:1,365円]
うつ病かな?と思ったら、まず医療機関を受診し、この本を読みましょう。うつになった原因、有効な治療方法、家族や友人は患者さんにどう接すれば良いのか?様々な疑問に、図解入りでやさしく丁寧に答えてくれる一冊です。うつ病初心者の「一家に一冊」あると心強い書籍です。
[ページ数:174]



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