けんぢの「うつ病」克復記録


年 月 日
症状・出来事
け ん ぢ の 取 っ た 措 置
平成13年6月
早朝覚醒
4月からの激務によるストレスによるものだと推測し、当時の人事当局に配置換えを要請しましたが、まずは休暇を取るように勧められ、3ヶ月間の病気休暇を取得し、自宅療養を開始しました。
同年7月下旬
幻   聴
50歳前後の男性の声が一日中聞こえ、次第にその声の命令に従うようになり、遺書まで書いて自殺を考えました。(ハルシオンを服用しても眠れない日々でした。)
同年7月末
保護入院
岡山市内の精神科を受診したところ、「重度のうつ病」と診断され、即日保護入院となりました。(ショックが強かった)
同年11月中旬
回復・退院
精神力も体力も8割方回復したので、退院し、自宅療養に切り替えました。
[抗うつ薬:ルボックス&トレドミン、睡眠薬:サイレース2mg,ベンザリン×1]
平成14年1月
職場復帰
1ヶ月半の自宅療養の後、比較的負担の少ない部署へ配属となり、3ヶ月間「ならし運転」として通院と勤務を継続しました。
同年4月
不眠悪化
軽作業のセクションから、税金を取り扱うセクションへ配置換えとなりました。2週間に1回の通院に必要な有給休暇も取りやすく、快適な執務環境で、うつ状態は次第に改善されましたが、不眠は酷くなってゆきました。(おそらく仕事の緊張感が原因だと考えられます。)
[眠前薬:ベゲタミンB×1、ロヒプノール2mg、ベンザリン×1]
平成15年1月
劇的に改善
主治医と相談の上、抗うつ薬をSSRIのルボックスから、同じくSSRIのパキシルに変更したところ、服用開始した途端元気になり、同年の春にかけて抑うつ症状が劇的に改善されました。
[抗うつ薬:パキシル40mg、眠前薬は変わらず]
同年4月以降
躁転/確執
パキシルの「気分持ち上げ効果」と「自分にとって喜ばしい出来事」が5つ程度一度に訪れたため、抑うつ状態転じて躁状態となり、家族との間に確執が生じ、以降H17.8までの2年半、家族との別居生活を余儀なくされ、再びうつの泥沼へ陥ってしまいました。
[抗うつ薬:パキシル30mg、眠前薬:リスパダール2mg、ベゲタミンB×1、ロヒプノール4mg]
平成17年4月
転   機
元来美食家で、高カロリーな食物を多めに食べ続けていた結果、「糖尿病」と診断され、薬物療法、運動療法、食事制限を本格的に開始。摂取カロリーは1日当たり1,500kcal以内、仕事は休職し、毎日午後2時前後に1時間程度ウォーキングを継続しました。
同年8月
離別/脱却
糖尿病の治療は、「日光を浴びる」「適度な運動を行う」といった点で、うつ病の治療にも通ずるものがあり、身長167cm、体重93kg→77kg、血糖値も安定・服薬不要となり、再び躁転しかかったので、抗うつ薬のパキシルを削除し、「うつ」からの脱却に成功しました。2年半に渡りけんぢを虐げてきた家族とは離別し、現在は「独身貴族」を謳歌しています。
現   在
独身貴族
*表中の服薬量は、1日当たりの服薬量です。
             [メールアドレス: kendzsi27@mx61.tiki.ne.jp]

*なお、現在うつ状態で困っていらっしゃる方、月に2回程度でしたら電子メールでご相談に応じます。ご自分の症状をなるべく詳しくお知らせ下さい。
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