平成17年3月議会
◆13番(宮田公人君) 議席番号13番の宮田公人です。今回、私は事前に通告しております4点について順次質問をしてまいります。執行部の皆さんの適切な答弁をよろしくお願いいたします。
まず、第1点目ですけれども、教育行政ということでお伺いをいたします。
高山小学校、私、旧と書いておりましたが、まだ休校状態ですから、現の高山小学校についてお伺いをしたいと思います。
現状が休校ということで、子どもが減っておる以上学校として個別で運営ということが難しいという状態だと思いますけれども、何で質問するかといいますと、先般お隣の新見市に伺いまして、菅生地区の菅生中学校へ足を運ぶことがございました。現在、菅生の中学校は廃校になっておりまして、ちょっと正確なところではないんですが、平成11年に建てかえをされて3年ほど利用されたということで、中に入らせてもらったんですが、全部教材、備品等あります。どこかへ使ったらどうですかということをお話ししたら、各学校はもう全部あるから使えないんだということで、そのまま閉めたままでありますので、お互いの家でも同じですけれども、使えなくなった、人がいなくなるというのは非常に施設が傷みます。外の壁なんかにもクラックが入っているというような状況で、使わない施設っていうのはそういう状況になるので、特に施設管理というようなことも含めまして高山小学校の今後といいますか、その点についてお伺いしたいと思います。
それから次に、これは新聞等のマスメディアの受け売りになってはどうかと思ったんですけれども、最近学力低下っていうことが非常に叫ばれております。学校の方でお伺いしますと、逆にゆとり教育ということで文部科学省の方向転換があって、ちょうどその方針に従ってゆとり教育の芽が出てきたっていうような時期なんだそうであります。きょうもその関係かもしれませんが、午前中、初めてのことじゃないかと思いますが、先ほどどこかの小学校の児童の皆さんが傍聴に足を運んでくださいました。急に持ち上がったトピックスでありますので、全体の把握というのは難しいかもしれませんが、現状の高梁市においてどういう状況にあるのかっていうことをお伺いしたいと思います。
それから、このことと関連いたしまして、昨年の10月1日に合併をいたしまして新高梁市の教育行政を西井教育長が総括して、これから推進されるわけでございますが、市長には所信表明というのがございますが、教育長には所信表明というのがありません。2回目ですけれども、そういったこういう方向で新高梁市の教育行政を推進していくんだという西井教育長のお考えを、御所見を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
次に、情報問題、情報化についてお伺いをいたします。吉備ケーブルテレビについて2点でございます。
旧高梁市におきましては、私の住んでおる松原町もでございますが、一部普及がしていない。それから奥というと失礼ですね、北の方の中井町も一部、それから川面、巨瀬地区、玉川地区、特に山間といいますか、高いところ、山の方が整備ができていないという現状がございます。今後、旧高梁市内のケーブルテレビの未整備地域について、どういう方針、方向性で整備をなされるかっていうことを、財源等も含めてお伺いをしたいと思います。
それから、これから整備していく地域、川上町と備中町は全くの未整備地域でございます。この地域について、過疎計画にも乗っておりますけれども、どういう補助金、予算の裏づけ等を考えながら進めていくのか、方向性、方針をお伺いしたいと思います。
それから次に、重要施策に対するアプローチの方法ということで、これは先般健康福祉委員会、私所管の委員会でございますが、そのときに成羽病院について質問がございました。その質問の答弁、市長は、抜粋ですけれども、成羽町が行ったことをベースに皆さん方と一緒に検討していきたいと、医師の方であったり、利用なさる老人の方とか若い母親なども含めて、幅広く議論を交えながら、新高梁市の成羽病院として考えていきたいんだという意味合いの答弁をいただいたと思います。成羽病院だけでなくして、これから考えてみますと新庁舎の建設もございます。消防の分駐所のこともございます。あるいは、まだ未整備の地域局、成羽、川上あたりのこともございます。大きなプロジェクト、施策を我々は抱えておるわけでありますが、全般的な考え方としてできるだけ多くの皆さん方の意見を聞きながら、そうした重要プロジェクトにどのように対応されていかれるのか、その点について改めて市長のアプローチの方法をお伺いしたいと思います。
それから最後に、総合計画の策定についてでございます。
合併に際しまして、新高梁市まちづくり計画というものを策定いたしました。これは各戸配布じゃありませんので、もう皆さんお忘れかもしれませんが、議員各位はこの資料を持っておられます。あわせて実施計画、これは財政計画に近いものですけれども、このまちづくり計画の最終章のところへ持っていって財政シミュレーションという、一応推計を上げられております。平成16年度から最終平成25年度までの財政推計が引っ張って書かれておるわけですけれども、この平成17年度を見ますと296億3,900万円、これは一般会計の歳入歳出について、これぐらいの推計がなされておるわけであります。先ほど申し上げましたように、296億3,900万円は歳入として見込めるんじゃないかと、そういうふうないわゆる推計を持っておったわけでありますが、今回の新年度予算、平成17年度の新年度予算におきましては237億9,000万円。あくまで推計との差額ですので、差額自体をとることがどうかということもありますが、単純計算すれば58億4,900万円の差があるわけであります。あくまでこれは計画なんだという、どういう答弁がいただけるかわかりませんが、私は旧高梁市においてこれを何回となく前市長、前助役に対して、こういう甘い推計で本当にいいんかということを申し上げました。いや、合併なんだからこれで大丈夫なんだと、これを推進していくことが今後の新高梁市の未来にもつながっていくんだという意味合いの答弁をいただきました。そのことを今さら、殊さらのように批判するんじゃありませんが、やはり1年たって60億円からの差が出る計画というものが果たしてどうだったのかということは、我々合併という大きな経験を乗り越えたわけでありますが、やっぱりきちっとそれを振り返っておく必要があると思います。
そういう中で、これから新高梁市は総合計画を策定していきます。これから今年で言えば秋口ぐらいには形ができ上がってくるんじゃないかと思いますが、この総合計画というのは基本構想があって、そして基本計画がある、そして実施計画、これはいわゆる財政計画ということになると思うんですけれども、やはり60億円からの差額を考えるときに、きちっと今後の、特に財政計画に関してはシビアに、我々は特に歳入について考え直さなくてはいけない、そのぶれというものを現実に合わせた推計をもって立てていかなくてはならないと私は個人的に考えております。ましてや、この新市の建設計画というのはこれをもって皆さん合併いたしますからということで、市民の皆さんに、個々ではないにしてもこれをもって説明をしておるわけでありますから、やはり今度の新市の総合計画というものはある程度のシビアな財政見通しというものを持ちながら、逆に計画を組んでいかなくてはならないと考えておりますので、この点について市長の御所見をお伺いをしたいと思います。
以上、ちょっと言葉足らずで簡潔になってしまいましたが、4点をお伺いして私の一般質問といたします。
平成17年6月議会
◆13番(宮田公人君) 皆さんおはようございます。
議席番号13番の宮田公人です。私は今回事前に3点通告しておりますので、順次質問あるいは提言をしながら進めていきたいと思います。執行部の皆さんの適切な答弁をよろしくお願いをいたします。
まず、大きな項目の1つ目ですけれども、地域医療についてであります。成羽病院のことについてでございます。
昨年12月議会の健康福祉委員会で、成羽病院のことで何点か質疑がございまして、そのときに市長は、早い段階で皆さんの意見を聞けるような委員会なり、そういう組織をつくっていきたいということで、成羽病院のことについて言及をなさいました。また、前回の3月議会でも成羽病院ということではありませんけれども、その他の大きなプロジェクトも含めてどうなさるかということを質問いたしました。12月を基点とすれば、ちょうど6月でございますので半年経過したということでございます。私の個人の感想で言えば、そろそろ動きがあっていいんじゃないかという感想を持っております。これまでの経緯、経過、また今後、市長が言及なさったことに関して、どういうふうなスケジュールで進めていかれるかをお尋ねしたいと思います。
それから、2点目ですけれども、これもこれまでの議論の中で、ちょうど12月議会で市長に助言をいただきまして、御調町の話が出まして、今は合併いたしまして尾道市になっておりますけれども、御調町を旧成羽町時代に視察されたんだということで、一遍行ってみたらどうかということで、真に受けて4月15日に御調町まで行ってきました。やっぱり日本のトップクラスの病院群であります。医療と保健と福祉が非常に密接に連携を取りながら、山口昇病院事業管理者といいますか、山口先生の強いリーダーシップのもとに病院を、いわゆる福祉を核としたまちづくりをなさっておられるなという、本当に実感をいたしました。いろんなことを、ちょうど山口先生にお出ましいただきまして、30分弱お話をいただいたんですけれども、いろんなお話をさせていただきました。
その中で、非常に心に残っておるといいますか、印象深かった言葉というのは、僕は長崎大学の医学部を出てと、外科医であったと、それで当時30年代から40年代だと思いますけれども、御調町に赴任をしてきて、そのとき考えていたのは、やはり外科医であるからできるだけ高度な医療を患者さんに施して病気を治してあげる、そして早く在宅といいますか、家に帰してあげるということが使命だと思っていたと。そして、症例をどんどんどんどんこなして学会に論文を書いていく、それが医者の務めだと思っていたと。そのときには在宅なんていう、いわゆるおくれたことは考えてもみなかったんだと。地域医療ということは考えてもみなかったんだということをおっしゃっておられました。
ところが、そうしていくうちに治したんだけれども、1年2年したらまた患者さんが病院へ戻ってくる、あるいは戻ってこないまでも、いわゆる寝たきりになってしまう。何でかなということで5年10年考えられたそうであります。これは先生がおっしゃったことですけれども、やっぱり結局私は病気を見て患者さんを診てなかったんだと、あるいは病院では患者さんを診るけれども、家に帰った後きちっとした患者さんのケアはできてなかった。だから、いわゆる寝たきりがふえてしまったんだということで、寝たきりゼロ作戦ということで事業を展開されていった。その後、介護保険等も始まったということで、実は介護保険の要素というのは早い段階で御調町においてはもう取り組まれていたというところでございます。そうおっしゃられたこと、そこの思いが非常に印象深かったわけであります。
そういうことを踏まえて、先生、高梁市ではどうでしょうかというお話をしましたらば、やっぱり同じ中山間地域であります。旧御調町は、人口が7,000ぐらいだったと認識しておりますが、そこで年間で言うと7万人ぐらいの患者さんを診ておられると、それだけの需要があるということであります。高梁市についてどうなのかなということでありますが、やっぱり同じ中山間地域でありますから、これはやっぱり地域包括ケアシステムということで、待ってるだけでなくて出ていく医療、あるいは保健、医療、福祉の連携を取っていかれることが一番の得策じゃないですかというふうにおっしゃっておられました。
実際、高梁市に話を戻しまして、現時点でまだ我々具体的な資料、成羽町時代のコンサルへかけられたものでありますとか、新しい病院の設計図等、もちろん素人でありますけれども、そうした資料を提示いただいておりませんので、こっから先非常に具体的な議論というのはできないわけですけれども、一つ上の段階で、理念なり方向性というところに軸足を置いて考えてみますと、やはり高梁地域、新高梁市で考えてみますと、民間病院がございます。特に旧高梁市内には民間病院が非常に多い。また、川上には診療所がございます。これは指定管理者ということで旭川荘系、旭川荘さんが実質的に運営いただいておるということでございます。その中で、高梁の町の中で見たときに成羽病院の位置づけをどういうふうにされていくのか、それが1点であります。
そして、もう一つは、我々の地域でも最近非常に入院される方が多いわけでありますが、ちょっと病状が悪くなると南部、岡大であったり、あるいは倉敷中央であったり、川崎医大へすっと入院されていかれます。そういう岡山県のいわゆる北西部に位置する成羽病院を岡山県全体で見たときにどうしていくのか、ある程度高度な医療も施しながら成羽でストップさせていくのか、あるいは逆に連携を取りながら、もう難しいものは南部の病院にお願いしていくのか。細かい議論できませんけれども、そういう一つ上の物理的な問題として成羽病院の位置づけをどのように考えられておられるのかということを、現時点ではその辺しか伺えませんので、市長の考え方をお伺いしたいと思います。
それから2点目は、まちづくりについてであります。まちづくりの展開と地域市民センターのあり方ということで、市長の所見をお伺いしたいと思うわけであります。
まず、旧高梁市においては、地域まちづくり推進委員会というシステム、制度、組織がございまして、郡部で言えば9地区、今回旧高梁地区にもということでありますので10地区ということであります。その基本的な運営コストは年間100万円で基本的なところをやってくださいよということで、実際100万円で回しておるわけであります。御存じのとおり、松原あるいは玉川といいますか、郡部で人口がとんとんのところもありますし、落合のように原田地区を抱えておったり、福地があったり、もちろん落合があって非常に大きなエリアをわずかな人数、わずかな予算でカバーしなくてはいけないということで、やはり地域事情がございまして、端的に言いますと、100万円ですべてを回してくれというにはこれはもう限界があると私は考えております。
提案としまして、ここには例えば200万円ということでありますが、ある程度のアッパーリミットを設けて、ぽんと出して、これでやってくれということでなくして、200万円なのか150万円なのか、それが250万円なのかというのは後々の議論でございますが、ある程度のアッパーリミットを設けて各地域センターの需要に応じて、要望に応じて、やはり各地域の状態に応じて予算請求を行って予算づけをしていくという必要性があると思います。所によっては、もう100万円もらってもうちらは対応できんよというところもあるわけでありまして、だから、そういう臨機応変な対応が、地域市民センター制度が始まりまして、もう7年8年、やはり若干の修正というものが必要であると思いますので、まず経常的な予算について、そういう提言をしておきたいと思います。
それと、あわせて人の問題であります。
地域市民センター制度は行革の一環でスタートしたわけでございますが、やはりいろんな行政需要によりまして、非常に事務処理も雑多になっておりますし量も多いということでありまして、これは以前の旧高梁市時代から私も申し上げておりましたが、いわゆる係長クラスであってもいいですし、いわゆる若手の方を事務方として、もう一度市民センターに置いていただきたい。やっぱり嘱託職員ということであれば権限の問題もありますし、処理能力の問題もあるかもしれません。いろんな意味でやっぱり人の問題でありますので、事務量に関して我々ではもう処理できない、非常に厳しい状態にあるんだということを、各地域市民センターの事務長さん、あるいは館長さんもおっしゃっておられます。市民センター館長イコール公民館長ですけれども、それはそれとして、やはり我々の村でありますので、地域からだれかを代表として出してくる。もう一つ、事務方としては、行革ということからすると逆行するかもしれませんが、若干の正規の職員さんを改めて私は配置すべきだと思います。そして、職員さんも地域局あるいは本庁でデスクワークばかりでなくして、やっぱりOJTということで、現場に出て、オン・ザ・ジョブ・トレーニングということで、時にはけんかをすることもあるかもしれませんが、地域の人といろんな親交を図りながら、地域の実情を若い職員さんにはしっかりと見ておいていただく必要があると思います。そういった意味で、質問順序はちょっと変わりますけれども、職員さんの問題もぜひこれは考え直す時期だと思います。
それと、前後いたしますが、いわゆる基本的な運営費ということでございます。先ほど100万円で運営しているんだということを申し上げましたけれども、今回は合併によりまして各地域にまちづくり協議会というものが設置をされました。また、その上のシステムとして、各協議会から2名で、10名で構成されるというまちづくり協議会連絡会ですか、こういうピラミッド構造が組織として組まれているわけであります。旧高梁市においては、その下にまちづくりの推進委員会があると。ただ、ほかの地域においては、まちづくり協議会、地域局もございますので、どこからどこまでをお互いがフォローし合うかということも問題があるんですけれども、その傘下、いわゆる小字、小部落にはそうしたまちづくり推進委員会制度のようなものはまだ何らできておりません。ただ、全体の方向として今後のまちづくりを考えていく上で、新高梁市においては、旧町においても、これまでの旧高梁市の地域市民センター制度、ある程度私たちも力を出していこうじゃないかと、それで行政もそれについてはサポートしていただきたい。山田方谷先生の言葉ではありませんが、自助、互助、公助ということで、自分たちでできることは自分たちでやっていこうという考え方であると思います。
そういう考え方にのっとって今後のまちづくりの組織、システムを組まれていくんだと思いますが、やはりそうしたときに、先ほど申し上げましたが、各地域には地域局がございますので、地域局が何をするべきなのか。それから、まちづくり協議会は何をするべきなのか。そのまちづくり協議会については、ある程度財政的といいますか、やはりある程度運営費が必要であると思うんですが、その運営費というものに関しては、やはり旧高梁市の地域市民センター制度で個々が100万円で動くんなら100万円という物差しをもって、今後どういうふうになっていくかはわかりませんけれども、ある程度のお互いの基準値を持ちながら、それを有漢町に当てはめたときには、じゃあ有漢のまちづくり協議会はどれぐらいのランニングコストで走っていくかなという、そういうある程度のお互いの共通の物差しというものを持っていかないと、やはり不公平感といいますか、そこを殊さら持ち上げて言おうとは思いませんが、ある程度お互いの地域で、そうだねというルールづくりをやはり早い段階で我々が考えていかないと、やっぱりルールがないと野球もできませんしスポーツもできません。碁も打てなければ将棋も指せないわけでありまして、大ざっぱなもの、大ざっぱな方向性、ルールづけというものは必要だと思うわけであります。そういった意味で、何度も申し上げますが、基本的な運営費、いわゆるランニングコストというものをお互いに考えながら、物差しをつくっていく必要性があるんではないかと思います。ちょっと抽象的で御理解いただけないかもしれませんが、そういったことを考えております。
それと、もう一点、まちづくりに関して地域振興基金、まちづくりの基金のお話がございます。これは早い段階で議会にも話しかけがありまして、全員協議会等で何度かの協議を重ねたところであります。執行部の方からも、いわゆる均等割であったり人口割あったり面積割ということで、執行部から提示いただきました。こういう形であくまで枠ということでありますから、現時点で8.4億円基金を積むということでありまして、満額の27億9,000万円というものを使うか使わないかもわからないわけであります。そういった中での、あくまで枠の議論ということで執行部は提示なされた。
それはそれで私評価しますし、ただそれ以降、それをもって有漢町で議論をいたしましたが、恥ずかしい話ですが、議論になったんやらならんかったような状態であります。せっかく有漢で新しい施設を利用させていただいて、みんな足を運びまして議論したんですが、どうもそこで話が立ち消えになって、この前私たち4人のグループと有志の議員さん方で、どうもそれじゃいかんだろうということで、市民課の方と財政課の方と一遍勉強会しようじゃないかということで勉強会をいたしました。そのときに、いわゆるそこの枠の問題についてはちょっと置いとくんだという話が出てきた。そこら辺についてやっぱり、先ほどのルールの話ではありませんが、各担当者もこう言っております。やっぱり平成16年度ベースでやられたものは、どんどん入れていかなきゃいけないんだと。でないと後退してしまうじゃないかと。それもわかるわけであります、合併したてでありますから。
しかし、それはそれとして、やはり次のステップを踏み出すためにはきちっと、約束が違うとか、いろんな議論、理屈があると思います。いや、もとに戻すとか、そういう理屈も踏まえて、もう一回しっかりと時間をかけて、お互いが、我々がきちっと議論をしないとそのまま走ってしまうわけですから。そうすると、あのときはそのまましてもらったのに、今度はそこで新しいルールができたときに、またルール変更ということになってしまうかもしれないと思うんであります。ですから、内容はともかくといたしまして、やっぱりもう一度、まだ時間的には半年たったばかりでありますから、これは避けて通らずに、きちっと地域振興基金のあり方について、ここで議論して煮詰めておく必要があると思います。この点について市長の御所見を伺いたいと思います。
それから最後は、総合計画についてであります。これは前回、3月議会でも聞いておりますけれども、その後の進捗状況について、事務方の方の説明を求めるものであります。
ただ、あわせてこの総合計画というのは、今までのように単純に文章をつくって、これが前期です、これが後期ですというものじゃないと思います。やっぱり計画し、そして実行して、チェックをかけて、もう一回次の改正をしていくという流れの中で、今の段階は新市の建設計画が合併時に既にできておるわけですから、いわゆるプランの段階はできておるわけであります。ただ、実行のドウーを、やっぱり実行する前に、総合計画として現状に合わないものも新市の建設計画の中には多々あると思います。それをもう一回きちっと煮詰め直して、新たなプランを組むという作業であると思います。
そうすると、やはりこの作業というのは、合併によって何が起こったのかなということを、少しずつ少しずつ確認しながら次のステップを進めていく作業だと私は思っております。そういった意味も含めまして経緯、経過を求めるとともに、今後の計画の策定方針等をお伺いをできればと思います。
以上3点について、市長の御所見を求めまして、私の一般質問といたします。
平成17年9月議会
◆13番(宮田公人君) 13番の宮田公人です。今回は、事前に4点通告をいたしております。前回とかなり重複する面があります。時に、成羽病院であったり、総合計画ということについては、進行度合い、それから新しい委員会等が設置されておりますので、それとの位置づけということで、市長の御所見をお伺いしたいと考えております。
まず、第1ですけれども、いわゆる地域振興基金、今回の議会でもかなりの議員さんから御質問ございましたが、まちづくり基金についてでございます。この基金の内容といいますか、細かい技術的なことは殊さらここで、今のここまで事が至った以上、あえて議論することはいたしません。何を申し上げたいかと申しますと、まず前回の6月議会、それ以前の3月議会、合併後からと言ってもいいわけですけれども、郡部においては、地域振興基金、まちづくり基金が一つの目玉であったというのが現状ではないかと思います。
そういった中で、前回申し上げましたけれども、4月の段階で面積、人口、特殊割といいますか、あれは公平な形で執行部案を提示なさいました。それをベースにして、時間があったのかもしれませんけれども、入り口、どういうふうな形で枠組みをつくっていくかということに関しては、早い段階から私も含めて多くの議員が市長に対して進言をしてきたわけであります。また、途中の経過に至りましては、10名ほどでありますけれども、有志で勉強会も開きまして、対応を早くした方がいいんじゃないかということを申し上げてまいりました。それと、前回の議会で私が申し上げたことは、ルールづくりの中で、いわゆる地域振興基金を使って各地域のいわゆる寂れ感といいますか、それを何とか食いとめるということに関しては、これはやぶさかではございません。ただ、そのルールづくりの中に、一つこの前申し上げたのは、旧高梁市でやっておりましたソフト事業なりハード事業、これはどういうことかといいますと、いわゆる100万円の事業であれば1割ぐらい、10万円ぐらいは地元で何とか都合をつけてくださいと。それでも地元でイベント、あるいは事業を展開されるんであれば、特にイベントについてはそういった仕組みを設ける必要があるんじゃないかということを前回の議会で提言をいたしました。
結果として、春先から、もう秋が参ったわけであります。そういうことを提言、あるいは質問しながら、今の段階で見るとなぜ半年間もこの状態が放置されたのか。前回の6月議会では助役答弁がございました。これはたしか三谷實議員の質問だったと思いますけれども、議案質疑のときだったかどうかわかりませんが、もうこれ以上まちづくりに係る追加の補正の予算はないんかというような質問がございました。それに対して、助役はもう9月の議会で補正は上がってこないという考えでおるということを明言なさったわけですけれども、そういう答弁をなされるということで、各課、あるいは地域局を回ってみまして、実は担当者が困っとるわけであります。市長は基本的に、まちづくりについてはいいアイデアがあったら使ってくださいよという、地域振興基金に関してはそういう考えであられるという。そういうアクセルを踏みながら、助役のこの前の答弁というのは、一種ブレーキを踏むような答弁であります。行くのか、それともとまるのか、下がるのか、それがやはりトップの皆さんの責任において、軽々に右なのか、左なのかということに関して、そういう答弁をなされるということは、現状で担当課は困っとるわけですよ。吸い上げをするというのが担当課でありまして、地域局は地域の皆さんの声を聞いて、それを具現化するために政策として予算を上げてくる。どうするんだということになってる。ですから、その点について特に助役にお伺いしたいと思うんです。その責任ということがあるわけですから、こういう混乱を招いたということについてどういうふうにお考えなのか、そのことが1点。
それから、市長の答弁で、この前ございまして、きょうもありましたけれども、11月といういわゆるスケジュールを組まれておりますけれども、僕はこれを早い段階でするべきだと思います。別な議会、あるいは全員協議会っていうのは、昼間開かなきゃいけないわけじゃないわけでありまして、晩なら晩に寄ってもいいわけでありますから、もう予算折衝が12月とするならば、時間がもう3カ月しかないわけです。11月の段階でごたごたやってて、果たしてきちっとしたことができるのか、タイムスケジュールにおいて。
ですから、もう一点申し上げておきたいことは、お互いけんけんがくがくの議論になるかもしれませんが、早い段階で4月に提示された執行部案をベースにして、議論しておかなきゃいけない。その2点を申し上げ、かつお考えを伺いたいと、こう思うわけであります。
それから、次に成羽病院でありますけれども、これはもう通告書に書いたとおりであります。いわゆる、改築の検討委員会というものの位置づけがどういうふうになっているのか、あるいはどういうスケジュールを持って、改築に臨んでいくのかということです。
それと、何より大事なのは、どういう計画が、どういうコンセプトに基づいて組まれているかということを我々考えていかなきゃいけないわけであります。旧成羽町という、いわゆる一つの町の中で組まれた計画であると思います。新市になった以上は、お隣の川上の診療所もございます。備中の診療所もございます。それから、湯野の方にも成羽病院の診療所がございます。そういったものとの連携をどういうふうに取っていくか、かつどういう位置にすべきなのか、どういうふうな形にすべきなのかということを改めて考えていかなくてはならないんじゃないかと思います。もちろん、旧成羽町において事前にそういうことも含めた上で、合併ということも想定した上で、いわゆるマスタープラン、基本計画、あるいはそれに沿った実施設計というものがなされておるんであれば、余り大きな問題はないわけでありますけれども、何分、きちっとした資料というものが、まだ公の場に出てきておりません。ですから、これも6月議会で申し上げましたが、早い段階できちっとた資料を、市長、日ごろおっしゃるように情報公開、あるいは共有、提供ということでおっしゃっておるわけでありますから、早急に出していただきたい、それが2点目であります。
それから、3番目の総合計画、これも現時点でスケジュールどおりに動いているようであります。新しく総合政策審議会なるものが組まれておりますので、市長の諮問機関として、そこにアウトソーシングをかけながら考えていくということだと思うんですけれども、その進捗状況が6月以降どういうふうになったのか、それについてお伺いしたいと思います。
それから、最後の高梁市の浄化槽特別会計というのがございます。これについて、どういう経緯、経過かということをお伺いしたいわけでありますけれども、簡単に言いますと、私たちの旧高梁市においても合併浄化槽については、個人で対応すべきものということで補助金を出してまいりました。旧有漢町においても同じであります。
ただ、去年の平成16年4月、いわゆる合併の議論が始まりかけたといいますか、かなり煮詰まってきたときに、旧有漢町においては、これを特別会計、いわゆる市町村型に転換されて、形として組まれたということがございます。いわゆる市町村型でありますので、合併浄化槽については、個人でなくって、それは自治体が責任を持って、地域の生活環境の改善に努めるために自治体が設置し、それ以後の維持管理もしてまいりましょうという考え方ですから、考え方においては納得ができるわけであります。ただ、今回、そういうものが組まれた上で合併するということになりますと、今の状態で言いますと一つの自治体において2つの制度が暫定的に運用されているということになるわけであります。これは、やはり暫定的に動いているわけで、きょう、あしたにどうするのか、市町村型に転換していくのか、あるいはもとに戻すのか、非常に政治的な判断が求められるわけでありますけれども、今後の課題、あるいは問題提起として今回の通告質問で質問をさせていただきたいと思っております。
今までの経緯、経過、それから今後どういうふうに対応していかれるのか、この点について市長の御所見を伺いたいと思います。
以上、4点について、かなり前回の議会と重複いたしますので、質問をさせていただきます。執行部の誠意ある答弁をお願いをいたします。以上です。