ドゥカティ 748 MONOPOSTO
最後の748
03年モデルでスーパーバイクシリーズはフルモデルチェンジ。二輪誌は絶讚しているがあの形に馴染めないとヒトは多いはずでボクのその一人だった。そこでお店にあった中古の748SPSを購入するつもりでいたのだが他の方に先を越された。残念がっていると最終2002年モデルをバーゲン価格で提供してくれるとのこと。SPSはなくベースグレードだが新車(&大幅値引)に勝るものはない、と契約する(名義は妻)。
まずは慣らし運転
我が家にとっては二人が独身時代のRZ250, Z400FX以来の新車である。まずは久々の慣らしから始まった。
赤・黄から選べたが当然黄色
クイックファスナーに変更、02モデルはカウル形状(インテーク)が違う
ドライカーボンのリアフェンダー&チェーンカバー購入・装着
コックピットは素っ気ない
モディファイ&その後の経過
・リアインナーフェンダー装着(CMコンポジット=ドライカーボン)
・クイックファスナーに交換
・アエラハンドルセットに交換(約2cmアップ、垂れ角も減少)
・エンジンオイルはモチュール300コンペを3,000km毎に交換
・走行5,250km時点で標準装着のピレリドラゴンMT01/02を使い切り丁度新発売となったピレリディアブロに換装(同サイズながらリアタイヤのハイトが高くリアフェンダーと接触。リアフェンダーを約1cm上方に移動)
・燃料残量警告灯不良(点灯せず)。部品交換しても再び故障。再度交換している(クレーム処理)。
・左右に一度ずつ立ちゴケ。サイドミラー交換&カウルのタッチアップ
・車検時に(約15,000km走行)クラッチ交換
・2万キロ/3年でポールスマートの下取りに出す。
総括
使用のほとんどが近郊ワインディング走行のみであった。
車輌の持てる力の半分以下も使っていない使用状況だったが最後までシリアスなトラブルには見舞われなかった。ショップでの定期的な点検・整備が行き届いていた為でもあろう。
748のインプレッションについては各種雑誌に詳しいのでここでは何も述べることはない。ただ、このバイクに乗ることにより、如何に力を入れずバイクを操ることが必要かを学ばせてもらった。乗り手のワガママで乗りこなせるものではなく、バイクが正しい乗り方にしか反応してくれないのである。