炒煎(しゃせん)

●炒煎とは、小麦に短時間に大量の熱を与える行程です。要するに、煎(い)っているわけです。

●前世紀、いや前々世紀の遺物のような煉瓦造りのかまどです。砂時計のように上の木箱から小麦が少しずつ落ちてきて、かまどの中にある回転円筒中の熱せられた砂と接触、加熱されて、右下の部分に出てきます。

●今はバーナーを使っていますが、昔は石炭を使っていたそうで、火力を一定に保つのが大変だったと聞きます。