1999年11月に施行された「児童ポルノ禁止法」が2002年11月に改正されようとしています。
この改正案にはマンガやゲームの性的表現を、制作側の意図設定を無視して見た目で規制する
法案が盛り込まれているのです。
現行の児童ポルノ禁止法に定められている法案は、
子供を愛する(変な意味でなく^^;)人間として、とても有意義で有益な法律だと思うのですが
改正によって法案に含まれるフィクションであるところのマンガを犯罪の元凶のように扱われ
規制されるというのはどういうモノなのでしょう?
その上新たに「青少年有害環境対策基本法」という法案が持ち上がりました。
「メディアなど、子どもへ悪影響を与えるものを規制する」ために自民党がまとめた法案です。
今まで県条例だった「有害図書規制」を、国法化し、規制対象もテレビやパチンコ、カラオケなど、
あらゆるものへ拡張させよう、という法案です。
「有害」だと与党政治家が判断しさえすれば、あらゆる物の流通を停止することができる、という法案です。
もちろんマンガも対象になります。勇気あるマスコミ記者の仕事を干すことも、この法律では可能です。
何が「有害」であり、何が「有害」ではないかの定義は、ありません。どこまでも拡大解釈が可能です。
(AMIサイトより抜粋)
一応断っておきますが、ワタクシ和尚は子供が犠牲になるような犯罪はもちろん
国内外を問わず幼年少年者に対する性行為(写真やビデオも)など憎しみに近いほど大嫌いです!
そういった行為犯罪を取り締まり罰する、子供を守るという気持ちは痛いほど分かるつもりです。
(身近に血縁や友人筋の小さい子が多いこともありますし。)
しかしフィクションをフィクションとして捉える事の出来ない困った「自称良識有る大人」達の
暴走をほおっておいて、若い文化であるマンガ文化の進歩発展を潰されるのは我慢なりません。
自分自身、最近になって知ったこの問題を、皆さんにも知って考えて欲しいのです。
和尚並びに煩悩寺は上記の二法案に反対いたします。
こちらのサイト↑の「AMIからのお願いと提案」を是非読んでみて下さい。
|