勇者のお茶会 in SF2001

トークショーの模様


I:一式まさとさん H&ハヤ:ハヤバーン(早坂)さん ヒロ:ヒロリオン(広瀬)さん K:KO−KUN

K:と、言う事でありまして「勇者のお茶会 SF2001」にお越しくださいまして、
  誠にありがとうございます。21世紀最初の「勇者のお茶会」という事でありまして、
  今回も大々的にゲストをお呼びしてお話を伺って行きたいと思っているんですけれども、
  ちょっとここでですね、前説というか説明をさせていただきたいと思います。
  携帯電話をお持ちの方も多いと思いますが、お話中に大きな音がしたりしますとシラケて
  しまいますので、携帯電話の方をマナーモードにしていただければと思います。ご協力を
  よろしくお願い致します。
  それでは、そろそろスタートさせていただきます。恐れ入りますが、もうしばらくお待ち
  ください。

K:本日は、たくさんの企画の中から「勇者のお茶会 SF2001」にお集まりいただきま
  して誠にありがとうございます。今回も案内役をさせていただきます、KO−KUNと
  申します。どうぞよろしくお願い致します。
  前回は、タカラのハヤバーンさんをお招き致しまして、いろいろと面白いお話を聞かせて
  いただきましたんですけれども、今回もビッグなゲストをお招きして、いろいろなお話を
  聞いて行きたいと思います。
  それでは、さっそくゲストの方をお呼びしたいと思います。
  一式先生、どうぞぉ〜〜〜っ!!
  (拍手)
K:どうも、わざわざお越しいただきまして、ありがとうございました。
  どうぞ、こちらの椅子に…
I:どうも、始めまして。一式まさとです。よろしくお願いします。
K:こう言ったイベントとかに参加されるという事は?
I:今回初参加という事で、ゲストというのが何か意外な感じなんですけどね…
K:さてさて… 一式先生と言えば、この本…
  (「BRAVE SAGA 2」のコミックス)
  持っている方がいらっしゃいましたら手を挙げてくださいっ!!
K:あっ! 結構いらっしゃいますね。良かったですっ。
I:どうもありがとうございます。
K:まだの方は、好評発売中なので、「BRAVE SAGA 2」をぜひお買い求めください。
I:冊数少ないんですけどね… 買っていただければ…
K:どうぞよろしくお願い致しますっ♪
  それでは、せっかく大きな画面を用意してもらってますので、こちらの方を見ながら
  お話をお伺いしたいと思います。
  こちらが、コミックスの表紙ですね…
I:最初は、キャラクターも居たらいいのではないかと思っていたんですが、担当に
  「メカだけにしろ」と言われて、こんなアングルになってしまったというか…
  2巻目は、それぞれがパワーアップしたという感じで描かせていただきました。

I:ここらへんは、ゲームショウ用というか何というか…
K:(笑)
I:いきなり何日か前に描けとか言われて… え〜〜〜っ!? みたいな感じで…
  突貫で描かされてバタバタしたって感じで… だから、細部に渡ってはモレというか、
  そういう部分があるんですけれども…
K:いえいえ… カッコいいですねっ♪
I:結構、こういうアングルって好きなんで… こういう感じの、前に手が来ているって
  ものが多いですね。まだこの頃は、掴みきれてないというのもあるんですれけども…
  これはこれで良かったとは思っているんですけれども…
K:メカとキャラと、どちらが描きやすいですか?
I:キャラも好きですけれども… やっぱ、メカ好きですね。人を描くのはスムーズに
  行くんですけれども、あまり苦労しないですからね。そういう意味では、メカの方が…
  毎回「ヤダっ!」とか、「もう描くもんかっ!」とか言っても、手が動いて…
  やっぱ描いてるなぁ〜、というのはメカですね。
K:次は、ガオガイガーですね。
I:そうですね。ああいう手とか大好きですね。
K:王道な感じですね。
I:結構、ウソを入れないと… というか、人みたいに描くという意味では、メカを
  メカメカしく描くと動き回らなくなっちゃうので…
K:なるほど…
I:シズマですね。
K:一式先生のお描きになられたシズマくんは、可愛いって声も多いみたいで…
I:あははは… そうですかねぇ〜 確かに、お茶目さんという感じがマンガの中では
  あったかも知れませんね。
K:キャラとしては面白いキャラですよね。
I:そうですね。描いてて、そう思いましたね。
K:以上、いろいろと一式先生のイラストを見ていただきましたが、ここで一式先生の
  プロフィールをご紹介したいと思います。
  お配りした、パンフレットの方に詳しく書いてありますので、ご覧ください。
I:もっと小さく載っているのかと思ったら、かなり大々的に書いてあったので驚いて
  おります。
K:やっぱり、メカが出て来る作品が多いですね。
I:男の子向けのものが、全般的に多いですね。自分が、男の子男の子してるというか、
  どうも自然にそういう風になってしまうみたいですね。

K:さてさて… それでは続けて行きますが…
  今回、本来でしたらここにタカラのハヤバーンさんがいらっしゃるはずなんです
  けれども、今回どうしてもお仕事の都合上おみえになれない事になってしまいまして…
  1週間前までは、お越しになられるつもりだったそうですが… ほんと、残念です。
  でも、私たちとしては、さすがに諦めきれないんで、8月14日の「勇者王ガオガイガー
  FINAL・復活祭」というイベントで、ハヤバーンさんに突撃インタビューを敢行して
  まいりました。それでは、その時の模様をご覧ください。

<VTR・音声のみ>
H:皆さんこんにちは! タカラの早坂こと開発勇者ハヤバーンです。
  ホントに今日は行けなくて申し訳ございません。最終調整で最後の最後まで賭けたん
  ですけれども…
  今日の企画に参加してくださった皆さん、それから多分会場に居るであろう一式先生、
  暑いですか? 締め切り追われてないですか? ガンダム描いてますか?(笑)
  ホントお会いしたかったんですけれども、大変申し訳ない仕事の事情になってます。
  早坂は動けない状態になってますので、今回はこの声と、あとは天野さんの方に
  プレゼントの方を少ないんですが、買えないものを送りましたので、そちらは後の方で
  抽選会を行っていただければと思います。
  今日、行けなかった代わりと言ってはあれですけれど、ゲームショウの時に新しい情報
  とか出せればと… これで出来なかったらどうしよう… という感じなんですけれども、
  予定はしておりますので、ぜひゲームショウの方にも来てください。
  それから、「BRAVE SAGA 2」のコミックの話で言いますと、一式先生には本当に
  「沢山のキャラクター達をたくさん描いてね」とか、「ハヤバーン出してね」とか、
  めでたくコミックデビューも果たしましたんで、ホントにありがとうございます。
  それから、毎月毎月チェック入って描き直していただいたりした部分とか、それに応える
  かのようなロボのカッコ良さとかとかね、キャラのシズマとかも、あれでファンが増えたと…
  コミックでファンが増えたと私は思っておりますので、今後とも一式さん、ぜひ勇者の心を
  忘れずに… 私も忘れてませんので…(笑) ぜひよろしくお願い致します。
  一応、ご挨拶はこの辺で… という事で… また、ゲームショウでお会いしましょう。
  よろしくお願いしまぁ〜す! ありがとうございましたっ!!

K:と、いう事なんですけれども…
  (拍手)
I:何か相変わらずそうで… 忙しい割には元気そうで…(笑)

<ガオガイガー #21・上映>
K:という事でありまして… 勇者王ガオガイガー第21話「金色の破壊神」をご覧いただき
  ましたけれども、このお話のどのシーンがお気に入りですか?
I:やっぱり、合体・変形シーンですよね。今、改めて見せてもらって思いましたけれども、
  右腕のコネクトシーンとか、ハンマーの柄を握るシーンとか… ああいうのって、マンガで
  描こうと思っても、アニメ独特の微妙な感覚っていうのは、カッコいいんだけれども
  出したくても出せないところが有るんで、見ていて燃えますよね。そういうところが
  好きですね。
K:今日、改めて見てみて新しい発見とかはありましたか?
I:初めて見てから、かなりの時間が経っているので、すっかり忘れてしまっているところも
  あるんですけれども、重力をテーマにしているところが、面白い趣向で作られてたんだ
  なぁ〜と新たに思いました。最初に見たときは「ゴルディオンハンマーが出るんだっ!」と、
  期待値ばかりで見ていたので、そういう意味では別の角度から見てみて、話自体が面白い
  シチュエーションだったんだという感じですね。

K:と、という事で、先ほどもちょっとお声が聞こえて来たタカラのハヤバーンさんなんです
  けれども、今回はこちらにおみえになれないという事なので、VTRでご活躍ぶりを見て
  みたいと思います。

<VTR:東京ゲームショウ・2001春 タカラブース>
ハヤ:ぐぉーーーーーーっ!!
ヒロ:何よ、これ…
ハヤ:せっかくの東京ゲームショウの機会ですから、皆さんに「ブレイブサーガ」と「新世紀
   勇者大戦」がどう違うのかという事を… 皆さん、びっくりしたと思います。初めて
   雑誌でドカーンとジェイデッカーとガオガイガー、ドーンと置いてあって『新世紀
   勇者大戦』…
   私も、あるホームページとかでですね、「ハヤバーンはどうなってるんだ?」と…
   「ハヤバーン、何してるねん!」と…
ヒロ:「新世紀勇者大戦」は、新しい事だから後でゆっくり聞くとして、「ブレイブサーガ3」は
   どーなっているの?
ハヤ:あっ!!
ヒロ:ブ・レ・サ・ガ・3・っ!!
ハヤ:ブレサガ3!?
ヒロ:そう!
ハヤ:ブレイブサーガの方はですね、終わってませんっ!! 終わらせてませんっ!!! 終わらせる
   もんかぁ〜っ!!!!!
ヒロ:夏休みの宿題を残した小学生じゃないんだから…
ハヤ:ブレイブサーガの方は、当然シリーズとしては続いています。「新世紀勇者大戦」は、
   まったく別のシリーズだと思って下さい。TVのキャラクターを使った、いろんな
   ジャンルのタイトルというのはあると思います。ただし、ストーリー、世界観、
   出動するキャラクター、全然違います。重複はしているんですけれども、まったく違う
   世界観だと思っていただいて結構です。シナリオも全然違います。まったくのオリジナルと
   して、新しく展開するというところで、今回は「新世紀勇者大戦」っ!!
ヒロ:じゃあ、この「新世紀勇者大戦」も、もちろんハヤバーンがプロデュースするわけだよね。
ハヤ:プロデュース&ディレクション(演出)&イベント&雑用… トイレ掃除まで…
   何でもやっております。
   そして、皆さんが一番心配しているところだと思うんですが、これはブレイブサーガが
   良かったか悪かったかというところに繋がっているのですが、私は、あのシリーズに、
   皆さんの大好きだった勇者シリーズのテーマとか気持ちとかいうのを、一生懸命込めた
   つもりでいます。それとまた違うシリーズに「新世紀勇者大戦」はありますけれども、
   その一番大切な部分ですね、たとえば世の中にキャラクターを借りてゲームを作って
   いる所はたくさんありますけれども、私の方はそのキャラクター一つ一つの作品性とか、
   あとはみんなが大好きだった思いとか、どの作品も均等に愛しています… 私は。
   均等に愛情を注いで、その作品の中で、こういう所がこの作品は言いたかったんだよって
   所を出来るだけ集めて、シナリオの関係とか新しいキャラクターとか、ゲームの内容に
   ついても考えてやっています。
   …ってトコかな?

ヒロ:それでは、「新世紀勇者大戦」秘蔵映像に、ブレイブ・チャージっ!!

<VTRの中でVTR>
ヒロ:スゴいっ!! もう、凄すぎて(舞台の)上で踊っちゃったっ!
ハヤ:ウソっ!? 見えなかったよぉ〜 ブレサガシリーズと並行して、新世紀展開という事で…
ヒロ&ハヤ:新世紀展開っ!!!!!!

ヒロ:VTRにブレイブ・チャージっ!!
<新キャラ&メカ入りVTR>
ハヤ:改めて見たんだけどさぁ〜 情報量が濃すぎるわぁ〜

ヒロ:特別映像・その1に、ブレイブ・チャージっ!!
<マイトガイン合体シーン>
ハヤ:暫定版でこの程度です。

ヒロ:特別映像・その2に、ブレイブ・チャージっ!!
<ゴルディオンハンマー発動承認>
ハヤ:これが本当のゴルディオンハンマーなんだよっ! いいですかっ。
   大河長官から命(みこと)に行って、あのモニター画面、あと今回は間に合わなかった
   という事でゴルディーの声がまだ録れてません… これは、「うぉ〜〜〜っ!!」って
   いうのがシステムチェンジで入りますんで…
ヒロ:ゴルディー、カッコいいねぇ〜
ハヤ:技については、あれは当然ガオガイガーの超必殺攻撃となる訳ですが、あの白くなった
   後でマップに戻って、その結果がマップに反映されます。

<ゲームショウ・タカラブースのVTRを見て…>
K:ということで… 最後は歌で締めるというのが、タカラの勇者イベントのお約束でして…
I:CG凄いですね。
K:「新世紀勇者大戦」ホント楽しみなんですけれども… このあたりで、ハヤバーンさん
  からの特別メッセージがあるようなので、聞いてみましょう。

H:それでは、きょう行けないということなので、ハヤバーンからの最新情報をお伝えしたいと
  思います。
  以前、3月に発売した「巨大合体キングエクスカイザー」に続く、第2弾、第3弾を
  計画しております。実はもう、仕様を決めて色間違いのないように努力致しまして、
  きちっと色を決めてですね、仕様も決めて推移しております。本当はサブロボで
  行こうかな… と思って、試作もウルトラレイカー、ゴッドマックス等々作ったんですが、
  コストが合いませんでした…(笑) ですので、今回は見送らせていただいて、
  主役ロボ2体を予定しています。それが何であるかは、追い追いまた発表できると
  思います。勇者復活計画という、私はもともとゲームの開発なんですけれども、
  なぜ玩具をやっているか? 社内でもよく言われます…「何でお前がオモチャを作って
  いるのか?」
  勇者シリーズを、いろんな方面から商品化を果して、行く末は皆さんと希望は一緒です。
  「アニメ化してくれ!!」という所に持って行きたいと思っていますので、ちょっとゲームとは
  違う動きですけれども、こちらの方もぜひ応援してやって下さい。以上、ハヤバーン情報でした。

K:以上が、ハヤバーンさんからのお知らせだったんですが、「新世紀勇者復活計画」という
  事で、キングエクスカイザーが再販されましたが、それに引き続きましてまた出て来ると
  いう事でして…
  ウルトラレイカーじゃないと聞きまして、ウルトラレイカーFANの私としましては
  残念なんですけれども、さていったい何が出て来るのか? 請うご期待っ!! これも
  おそらくゲームショウあたりで情報が出るんでしょうか?
  で、この時にお話を聞けるのなら、もう少し突っ込んだお話を聞きたいなという事で、
  ちょっとこういうお話も聞いてみましたので、こちらの方を聞いていただきたいと思います。

K:ブレサガ3はどうなっているのでしょうか?
H:質問の中でも答えたんですけど… 会社的なところで言うと、まだ作ってません。これは
  明言しておきますね。なかなか作りにくい状況にある事も事実です。どうしても、TVで
  やっていない物とか、終わってしまった物とか… 今、ガオガイガー復活祭に来ていて
  こんな事を言うのもアレなんですが、TV放映でないものは正直言ってキツいです。
  ですので、皆さんから今いただいている応援とか、そういったものが非常に商品化に
  反映されているのも事実ですので、ブレイブサーガ3は温存しています。作りましょうよ、
  作ってくださいというのは、ユーザーの方からだけではなく、ソフトハウスさんとか、
  いろんな所から私が行く所行く所で言われますけれども、「お前の所じゃ作んねぇ!」とか
  思っちゃうんで、いろいろ状況が揃った段階で作りたいと思っていますし、今ちょうどいい
  設定とか、最終回みんなどうするのか気になるところだと思いますんで、その部分の
  作り込みをチマチマとやってる事は事実です。ただ、このままお蔵入りになっちゃう
  可能性もゼロではないので、そこは皆さんにぜひ、タカラ共々、ハヤバーンの方も応援して
  いただければなぁ〜と思いますんで、今日「勇者のお茶会」に来ている方々も、きょう、
  勇者のビデオとか話とか聞いて、また帰ってみんなで勇者をビデオで見たりとか、ずっと
  好きでいてくれるとありがたいなぁ〜と思います。

K:という事でお聞きいただきましたけれども、今回この企画をやるに当たりまして、
  勇者のお茶会のホームページの方でハヤバーンさんと一式まさとさんへの質問を募集した
  ところ、たくさんのご質問をいただきました。ハヤバーンさんには、本来なら、ここで直接
  お答えいただくつもりでしたが、本日はおみえになられていらっしゃらないのでお手紙にて
  ご回答をいただきました。

K:まず最初に、やっぱり「ブレサガ3」の事なんですけれども、ペンネーム:MAMAO2さん
  からいただきました。「ブレサガ3は出すんですか? 出すとしたら時期はいつ頃?
  年内ですか? ハードは?」

H:この質問は、よくいただく質問ですね。
  出したいです。多分、世界で一番出したいです。・・・と、いつも言ってます。
  でも、こればかりはいろいろな条件が揃わないとハッキリと言えない事なので曖昧なことは
  言えませんね。
  作るのであれば、いままでの3作品(「1」と「2」「アスタリア」)で作った流れとか、
  想いは全て昇華したいですし、皆さんからいただいた声もたくさん反映させたいです。
  ただ、それを行うためにはゲームというジャンルだけではなくて、その他の部分でも
  サンライズさんの『勇者シリーズ』を盛り上げる必要があると考えています。
  玩具の再販とか、タカラの他部署での商品化とか・・・
  多分、皆さんが一番期待していて、なおかつ一番の望みは「TVアニメでの復活」では
  ないかと思います。
  私の力でそれをいっぺんに行うことは難しいです。(すっごく)でも、意見を言える、
  動くことのできる立場にいることもよくわかっています。
  だからこそ、今は「ゲーム以外」でも動けることに動いています。ブレサガ3はそういった
  「本当に望んでいる商品」への動きの中で、できる状況になったら「最高の状態」で
  製作できればなぁ〜と考えています。
  なんか、いい訳みたいですが、私の位置で「好きなことを実現する」ために頑張ることが、
  ブレサガ3よりも、いまは大事だと思っているので、もう少し時間を下さいね。

K:続いて、ぜんさんのご質問で… 「ブレイブサーガ・新章アスタリア2」を出す予定は
  ありますか?

H:「新章アスタリア」は、ある意味中途半端で終わっているんで、続きは機会があればと
  思っています。「新章アスタリア」の方がどちらかというと、気持ち的には本編とは別で
  考えてますので、設定の方も出せなかったものが既にありますし、さう言ったところも
  作り込んでは行けるなぁ〜と…
  ただ、媒体が媒体なんで、次はゲームボーイなのかゲームボーイ・アドバンスなのか、
  それとも全然違う携帯ゲーム機なのか、そこら辺はまだ考えておりません。
  ですが、こちらも作り込んではいます。制作が発表できるようになったら発表しますので…
  とか言うと、会社の人間に「勝手に言うなよっ!」ってな事も言われちゃうんですけど、
  気持ち的にはそう思っておりますのでご期待ください。

K:「アスタリア2」については、こういうお話でした。
  他にもですね、多数のご質問をいただいておりますので、時間の限りご紹介して行きたいと
  思います。

K:ペンネーム:ガオライガさんからいただきました。「ハヤバーンが今までの勇者シリーズの
  中で友達になるなら誰ですか?また、もし自分が何かのメカと合体するなら何のメカと合体し
  『○○合体』と叫びますか?」

H:<友達になるなら…>
  みんな「友達のつもり」ですが、強いて言うならゴルドランチームでしょうか?
  (タクヤ・カズキ・ダイ)楽しそうなので…
  勇者ロボだったら、バーンかな。そういうつもりでつくったので。
  <何かのメカと合体するから…>
  ヒロリオンとは合体したくないです。
  誰かとなんて、申し訳なくて(何がじゃ・・・)もう、決まった合体の「美しさ」を
  崩したくないのでオイラは自分のメカと「開発合体」します。・・・答えになってない?

K:続いて、ペンネーム:ミルキーウェイさんからのご質問です。「ブレイブサーガ2では、
  ブレイブサーガとは違うストーリーで展開されましたが、勇者聖戦バーンガーンのように
  サブタイトルを付けるとしたら、どうしますか?」
H:これは、一式さんに預けます…
K:という事で、いただいているのですが… 一式先生、いかがですか?
I:結構難しいですね。もしサブタイトルを付けるなら、作品やってて思ったのがヴィクトリオン
  とかをタイトルに持って来ちゃう方が面白いかなと… あれは確かセイバーヴァリオンが
  サナギというか、まだ勇者としての独り立ちをしている段階ではなくて、ヴィクトリオン
  からが1という風に早坂さんから…
  要するにセイバーヴァリオンが0(ゼロ)だと思ったんで…
  だから、そういう意味ではヴィクトリオンをあえてタイトルに持って来た方が面白い
  のかなぁ〜というのは考えたりしましたけれど… 剣術が絡んでるんで、
  「勇者剣戦ヴィクトリオン」という感じですかねぇ〜

K:他にも、一式先生宛てに沢山の質問が来ているんですけれども…
  「BRAVE SAGA 2」で、描きたかったキャラは誰ですか?
  この質問も、ミルキーウェイさんからいただきました。
I:そうですねぇ〜 描きたかったというか描きやすかったキャラクターは、“ゴーデス”…
(笑)
I:爺さんキャラは、メリハリがはっきりしているんで、描いていて楽しいですね。
  爺さんキャラ描くのが好きなんで、そういう意味ではゴーデスがそこそこあちこちで
  出番が有って、その時がペンの進みが一番早かったなっていう感じでしたね。
  性格的には、描いてて楽しかったのはやっぱり、シズマですかね。構築して行くというか、
  性格も創って行くのがシズマとかは結構楽しかったですね。描きやすかったというか、
  わかり易かったですね。
K:他には… ペンネーム:えばりんさんからは、
  「トーンを選ぶのに苦労してませんか?」という質問が…
I:トーンですか? 自分が使うトーンっていうのは、案外、番号が決まってるんですよね。
  そうすると、毎回選ぶのは、このキャラのこの赤とこの赤は全然違うけど、じゃあ、
  この赤として使っているトーンは使い回すのかというと、ダブッたりしちゃうとちょっと
  アレだろう… という時には、ちょっと頭抱えますけど…
  でもまぁ〜 割ともう決めちゃっている分… トリコロールカラーの多い作品なので、
  そういう意味じゃあトーンを選ぶのにはあまり苦労はしなかったんですが、
  ブラック・セイバーヴァリオンというのがオリジナルの作品として出てきたんで、
  あの時にはアシスタントとかがちょっと泣いたかなと… グラデーション・トーンを
  使う事に結構悩んだかな… という感じですよね。

K:さて次の質問なんですけれども、ペンネーム:JRXさんからいただきました。
  「お二人にとって、勇者シリーズとは何ですか?」
H:“大切なもの”ですね。
I:早坂さんと同じと言えば同じなんですけれども、早坂さんは供給する側に回っていると
  いう事を考えると、自分の方は見て育った側なんで、そういう意味では今でもカッコいい
  とか、男の子が共感できるところとか、そういう部分での大事な事を勇者シリーズから
  抽出したところがあるんで、自分にとっては“育ててもらったもの”というか、
  まだこれからもそういう意味では、ガオガイガーにしろ何にしろ見たものというのは、
  この後も生かされるんだろうなぁ〜という意味では、“これからも育ててもらうもの”と
  いう感じですよね。

K:という感じで、いろいろと質問をして来たのですが、最後にハヤバーンさんから
  もうひとつコメントがあるという事なので、こちらの方をお聞きいただきたいと思います。

K:勇者シリーズの公式イベントの開催予定はありますか?
H:今回、タイミングが合わなくて… 合同というのは(ユージンの)宮崎君が言ったので、
  僕のせいじゃあないんですけど…(笑) 今日はガオガイガーFINALのイベントと
  いう事で、ビクターさんはビクターさんで、それぞれが別々にやることになりました。
  折り合いが悪くなった訳でも、仲が悪くなった訳でもなくて、単にタイミングが
  合わなかっただけなので、「またやりたいねっ!!」と、さっきもイヤミで「ホントは
  お前もやるはずだったのに」とか言われてますんで、また機会を狙ってはいますけど、
  とりあえず(2001年)夏の予定はお流れになったかな… という風に考えてください。
  まぁ〜 東京ゲームショウでまた、ビクターさんとかユージンさんとかサンライズさん
  とか… 何かしらやりたいと思っていますのでご期待ください。

という事で、ハヤバーンさんのコメントをご紹介しました。

<景品争奪! ジャンケン大会っ!!>

<一式先生の現在〜これからのお仕事>

<恒例! 「CROSSOVER」大合唱っ♪>

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