ブレーキオーバーホール
ブレーキのキャリバー内のピストンのシールやブレーキホースの交換を行いました。
ブレーキのOリングは、経年劣化や熱などによって痛みやすい部品です。また、ハードなブレーキングによって燃えてしまうこともあります。車検ごとに交換しましょう。
サイドブレーキ関連部分のオーバーホールは、面倒だったのでパスしました。
用意した物
- 日産ブレーキシールキットF/R(各3,000円くらい)
- APPステンレスメッシュブレーキホース
- ホイールを外す。
- キャリパーの裏側にあるボルトを2本を外してキャリパーを取り外し、ブレーキホースを外します。ブレーキフルードが漏れるのであらかじめタンクから吸い取っておきます。
ブレーキパッドは外す必要はありません。減り具合を確認する程度で良いでしょう。
- リアのピストンはラジオペンチなどで回して外します。
- フロントのピストンは、ブレーキホースがついていた穴からエアーを注入しピストンを出します。勢いよく飛び出すので指を挟まれないようにしましょう。
- ピストンのブーツを外し、キャリパーの中からOリングを外します。
- キャリパー、ピストンを洗浄します。ピストンに傷がある場合は紙ヤスリなどで軽く磨きます。
- キャリパーにグリスを塗った新品のOリングを入れます。
- ピストンにグリスを塗った新品のブーツをつけ、ピストンをキャリパーにいれます。リアはラジオペンチなどで回して入れます。このときブーツがはずれないようにします。
- キャリパーをブラケットに取り付け、新品のブレーキホースを取り付けます。ブレーキホースは必ずキャリパー側から取り付けます。
- ブレーキフルードを入れ、エア抜きをします。エア抜きはブレーキマスターシリンダーから遠いところから行います。
- ホイールをつける。
オーバーホール後は、ちゃんとブレーキが効くかどうか確認しましょう。