[懶惰]



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【ダイ・ハード4.0】
|監督:レン・ワイズマン  出演:ブルース・ウィリス,ジャスティン・ロング |

続編だからなぁ〜‥と思っていたら,ガリガリのガチアクションでもうギャグの領域かってくらい ハードはアクションがてんこ盛りで,な〜も考えずにスカッと楽しめたので思いの外満足でした。

しっかしあの戦闘機のシーンはもうほんとギャグすれすれ‥‥ちゅーかクロスオーバーしとるでほんま。







【300】
|監督:ザック・スナイダー  出演:ジェラルド・バトラー |

屈強なスパルタ兵300人がペルシアの大軍団と戦う様を描いたRoR映画(違います)。

もうとにかく戦いのみで,ダイナマイトバディが暴れ回るのを堪能できます。んで象。 ペル象!速い! しかし今作品ではむごい最期をとげるのであった‥‥。

こういう作品をたまに観たいです。






【ディパーテッド】
|監督:マーティン・スコセッシ  出演:レオナルド・ディカプリオ,マット・デイモン,ジャック・ニコルソン |

ん〜〜む,これは,面白い。

香港映画「インファナル・アフェア」のリメイクだということはだいぶ後に知ったのですが, まず警官とマフィアがそれぞれに潜入するというシチュエーションが面白いし, バレやしないかとヒヤヒヤさせる展開や,自らの内的境界線を見失いかけて葛藤する 心理描写や,ネズミの正体を探るための罠・裏のかきあいが,最後まで飽きさせないです。

しかし銃って怖いな。






【バベル】
|監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ  出演:ブラッド・ピット,ケイト・ブランシェット |

何が言いたいのか解らない。軽い若者。しょぼいヌード。

この作品が良いとか悪いとかいうのじゃなく,つくづく自分ってドラマが観られないんだなと 再認識しました。
巷では,「言語・人種・国を越えた衝撃のヒューマンドラマ!」「菊地凛子の 存在感のある演技!」という感じで絶賛されてるのは予備知識として少し知ってたので, できるだけ予断を入れないように努めて観てみた。
でも,やっぱりダメだった。

自己分析してみるに,今風の軽い若者が出てくるドラマが観たくないっていうのは確実にあって, 己は基本的に青春群像とか青春エンタとかに興味がないし,無軌道さの中に潜む苦悩や葛藤や 情動を読みとってそこに発展途上の悲哀みたいなのを感じて感動するとかいうことも 全くできないので,もしそこに作品としての「深み」を見いだすべきなのだとしたら, 己にはそれがぜんぜんできていないなという,そういうことなんだろうと勝手に 結論づけてみる。

自分がそうなりたいとは思わないけど,ドラマを楽しめる人が少しだけうらやましくなる時があるなぁ。







【ハンニバル・ライジング】
|監督:ピーター・ウェーバー  出演:ギャスパー・ウリエル |

つくりすぎた続編はやはりこうなってしまうのか‥‥。
わかっていたさ。わかっていたよ。






【アポカリプト】
|監督:メル・ギブソン  出演:ルディ・ヤングブラッド |

金玉喰い。
技巧に拠らない,生身の,シンプルなアクション(サバイバル?)映画。
メルギブがこういうのを撮るっていうのが意外だったけど,面白い。
途中で一瞬ドキュメンタリーかと勘違いしかけるくらい原住民一辺倒。だがそれが良い。






【パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド】
|監督:ゴア・ヴァービンスキー  出演:ジョニー・デップ,オーランド・ブルーム,キーラ・ナイトレイ,チョウ・ユンファ |

前2作に負けず劣らず面白いです。
とにかくCG・CG・CGの嵐で,『もうこうなるとCGでなんでもできるな』と 感心を通り越して半ばあきれてしまいましたよ。
ミニチュアとかの実物にはそれはそれで良さがあるだろうけど,なんだか今作の CG(特に水の表現)には圧倒されてしまった。






【パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト】
|監督:ゴア・ヴァービンスキー  出演:ジョニー・デップ,オーランド・ブルーム,キーラ・ナイトレイ |

なんだか,前作より冒険活劇っぽさがパゥアアップしてて,やけに楽しかったです。
ディズニーランドのアトラクションを映画化するっていうのがコンセプトらしいので, ぼーっと観ててもアトラクションに参加してるような面白さがあるのかしらん。
ドタバタっぽいのがマル。






【パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち】
|監督:ゴア・ヴァービンスキー  出演:ジョニー・デップ,オーランド・ブルーム,キーラ・ナイトレイ |

はじめ『えぇ〜海賊もの?なんか泥臭そう‥』と敬遠してたものの,面白いよとの声が多く 観てみたら,なるほど冒険活劇で面白かった。
久々の,食わず嫌い解消作品。






【ラッキーナンバー7】
|監督:ポール・マクギガン  出演:ジョシュ・ハートネット,ブルース・ウィリス,ルーシー・リュー |

不運な青年がギャング同士の抗争に巻き込まれて‥‥というクライムサスペンスを ちょっと軽いノリをまじえつつ描いた作品。‥‥と思いきや,いろいろな仕掛けも用意されてて, こりゃ私好みですワイ。
おもしろし。






【犬神家の一族】
|監督:市川崑  出演:石坂浩二,松嶋菜々子 |

横溝正史の傑作推理小説を,ふたたび映画化。
原作も読んでるし昔の作品で何回も観てるから,目新しさは無し。
でもなんか安心してみられるマンネリズムみたいな雰囲気の中に,松嶋菜々子をスクリーンで 観られるというムハムハ感が漂って,悪うない印象で御座いました。

にしてもやっぱり池のシーンは秀逸。






【スーパーマン リターンズ 】
|監督:ブライアン・シンガー  出演:ブランドン・ラウス,ケイト・ボスワース,ケビン・スペイシー |

前3作の方が圧倒的に面白い。ショボーン。
最近リメイクとか昔の作品の続編が流行っているみたいですが,復活して正解!ってのは ほとんどないんじゃないかなぁ‥‥。






【レディ・イン・ザ・ウォーター】
|監督:M.ナイト・シャマラン 出演:ポール・ジアマッティ,ブライス・ダラス・ハワード  |

べつに期待しすぎてはいなかったつもりだけど,思った以上に『こりゃ次回作が心配だな』 という感想になってしまいました。
なんか,料理の仕方によってはもっと面白くなるような気がしないでもないでもないでも‥‥‥
ない。





【M:i:3】
|監督:J・J・エイブラムス   出演:トム・クルーズ |

シリーズの1〜3の中で比較しても、一番作り込んであって、一番オリジナルの スパイ大作戦のテイストがあって(それでもほど遠い)、一番アクションがド派手で、 一番緊迫感があって、一番『トム・クルーズ、歳とらねーなー』という驚きがあって、 とても面白かったです。

ちょうど日常生活で心身共に疲れが溜まりかけてて、なーんも考えずに観られる アクション映画が観たいなぁと思っていたので、ドンピシャでした。
ん〜〜〜む、適材適所。(違うか





【ダ・ヴィンチ・コード】
|監督:ロン・ハワード  出演:トム・ハンクス |

面白かったけど、宗派がらみの話が個人的にちょっと難解で、すんなり入り込めなかった 部分があって、そこが少し残念。
でもスリリングでよかったです。モナリザほとんど関係ないけど。





【トム・ヤム・クン!】
|監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ  出演:トニー・ジャー |

いやーーーまたしても最っ高に面白いアクション映画をありがとうと声高らかに叫びたい。 タイの方角に向かって叫びたい。

今作は、最強の格闘技ムエタイを使ってさらわれた象を取り返しに行く という複雑きわまりないストーリーなのに加えて、主人公のセリフの9割以上が 『象はどこだ!』で占められるというストイックぶり。

さらにアクション面でもかなりの進化をみせ、ムエタイそのものだけでなく異種格闘技との 死闘、様々なオブジェを使用しつつフィルム長回しで撮影された連続アクション、 圧巻はラストの打撃兼関節極め骨折り講座と、見どころたっぷりでした。

こんなに面白い映画なのにムービックスでは10日間ほどしか上映しないのですね‥‥ 全く世間はおかしいよ。間違っとるよ。世界の中心で愛を叫ぶ暇があったら ムエタイ映画を観ないと。世も末です。


※NG集‥‥有り





【神話】
|監督:スタンリー・トン  出演:ジャッキー・チェン |

古代中国と現代を行き来しながら、やがてジャッキーを通じて舞台が交差していくという異色作。

ジャッキーもホントに、歳に較べたらすごいアクションをしてるなぁと思う。
こういう作品で、さらにアクションのいろんなバリエーションを増やしていこうという 向上心が、まだあるっていうのがさすが。
本作も、中国の合戦とか、今までとは違う要素で楽しめました。


※NG集‥‥有り





【マシニスト】[DVD]
|監督:ブラッド・アンダーソン  出演:クリスチャン・ベイル 、ジェニファー・ジェイソン・リー |

最近ビデオレンタルショップにとんと行かなくなって、ムービックス倉敷での劇場公開作品以外は ほとんどチェックしてなかったので、久々に行ったレンタル屋でちょっと紹介文が目についたので 借りてみた作品。

一般的には、30Kg減量で迫真の演技に挑んだクリスチャン・ベイルの役者魂を賞賛する っていう紹介文が多くて、内容は365日間不眠症で眠れなかった男が366日目から 遭遇する奇妙な出来事‥‥ってなモノ。

こういうワンアイデアものってやっぱり好き。つまらなかった時にはガックリ来るけど(苦笑)。

んでこの作品については、まぁ、起こった出来事の解釈の仕方としては、現実的なというか 論理的なものではないなっていうのはうすうすわかったし、それで良しと。
結末については、あぁなるほどなと思えたので、これも良かったのかなと。 なかなか面白かったです。

ただし、パズルの最後のピースがスポッと嵌ってウオォ!って感じじゃないので、 そう言う意味では巷のレビュにみられる『面白いけど、ちょっと押しが弱い』という意見にも 同意できる部分はあります。

比較対象として「SAW(ソウ)」の名前が挙がることが多いみたいなので、それもこの後 観てみる予定。
レンタルで面白いのを探すのがまたちょっと楽しくなるかも。です。





【チャーリーとチョコレート工場】
|監督:ティム・バートン  出演:ジョニー・デップ |

映画を観てこんなに楽しい気分になれたのって、何年ぶりだろう。

技術的な要素とか、物語の教訓じみた内容とか、そういうものを一切抜きにしても、 観ているその時間を最高に楽しめる作品でした。

なんだか少し子供の気持ちになったみたい。
ごちそうさま。





【香港国際警察/NEW POLICE STORY】
|監督:ベニー・チャン  出演:ジャッキー・チェン 、ウィリー・チャン 、アルバート・ヤン |

すんごい前に観たんだけどレビュ忘れてました。

ジャッキー映画にストーリーは要らないというのが、判例・通説だというのは皆思っていることでしょう。 しかし今作では今までになくストーリーを練り上げ、ドラマ性を持たせようとしています。
それで肝心のアクションが駄目駄目になったらそれは不味いですが、今作はアクションもちゃんと 充実させながら、ストーリーもついてるという感じですので安心。

また今回も危険なことばかりやってます。
ジャッキーは自分の作品の中で、「ポリスストーリー」シリーズがいちばん気に入ってるらしいから、 思い入れもあったんでしょう、とても作り込んでます。

ただこの英題の「NEW POLICE STORY」って、3のあとに同タイトルの作品があったような 気がするんだよね‥‥。爆薬とかけっこうつかってて、ジャッキーらしくない 精彩を欠いた作品だったような、おぼろげな記憶がありますが。

まぁ、いいか。面白ければ。





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