= 遠 心 力 は 合 成 力 だ。 =


                               だからコマは倒れない

タイトルにあるように、遠心力について新しい考え方を述べて見ます。何の根拠もない話ですが、一読してみてください。
しかし私の長年考えた結論です。一朝一夕の思いつきではない事を申し上げておきます。

図1を見てください。

ヒモでつないだ球体”M”が”V”の速度で回転していると遠心力”F”が生じています。これは普通に理解できますね。


図2を見てください。ヒモでつないだ”M1”が”V”で緑の円で回転するとします。

すると図3になります。すなわちM1の遠心力が、F1の方向に生じます。

そして下の図4のように、空色の回転に移動します。この作用にはもっと深いレベルでの作用があります。
これを説明して行きましょう。

ここから、非常に重要です。何だ、在りえないと言わないで、手品の種あかしのような事がありますので。

図5を見てください。空色の回転から、緑色の回転に移動した場合、

M1が中心“A”に対して、緑色の位置に移動して回転すると、Faの方向に遠心力が生じているのです。

もう1回
M1が中心“A”に対して、緑色の位置に移動して回転すると、Faの方向に遠心力が生じているのです。


しかし次のような疑問が生じます。

図6を見てください。”M1もこのように回転するはずです。

しかし実際にはM1は図7のように、F1の方向の遠心力によって落下します。

8を見てください。
それでは、なぜ"Fa"が"F1"の方向に変わるのか?。

これは次のような理由で説明できます。図9を見てください。

重要です ”Aと対称の点、Bからも同じ遠心力“ Fb” が生じている

何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、見て理解してください。

図10を見てください。A点の遠心力”Fa”と、B点の遠心力”Fb”は全く対称です。
よって合成されて緑の円を中心にした赤い矢印の合成遠心力となる。

      ”これが合成遠心力だ

何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、見て理解してください。

結局、図11-1の遠心力が作用しています。緑円で回転している物体M1の遠心力は、

A側軸とB側軸の各点による対称遠心力の合成力である。

そして、M1に作用する遠心力は、右側の図11‐2のように合成遠心力“F”のみになります。

これは今までの一般に言われている遠心力と同じで、遠心力の計算上に何も違いはありません。

専門家から言えば笑い話かも知れませんが、話は面白い方がよろしい。
ここから、さらに話を進めましょう。


この理論が成立するなら、2点面白い事が考えられます。

1、タイトルにあるように”コマが倒れない”理由が説明できる。

2、重力に対して回転すれば反作用が生じる。

1のコマが倒れない件から話しましょう。

Mの物体からコマに置き変えて説明します。

回転物体Mも回転円盤も、Mの物体をずらりと並べて、ひっついていると考えれば、
同じ作用をすると思います。

図12を見て下さい。

緑のコマとなっていますが、分かりやすいように円盤のコマです。

円盤が回転しているとき、A点からの遠心力が、コマ全体に青い部分から矢印の方向に遠心力が作用します。

同じく対称の位置、B点からも遠心力が、コマ全体に灰色の部分の矢印方向に作用します。

このFaとFbは全く対称です。このFaとFbが押し合う方向に作用して、

           ” コマを支えている。”

図13

図13−1を見てください

空気のノズルから図のように上下同じ空気を吹きつけると、円盤コマは倒れないのは、
理解できると思います。

図13−2の回転している円盤コマの遠心力も、図のように作用しています。

空気と遠心力とでは、全く違いますがイメージとして似ている所があります。

参考にして、“コマが倒れない理由を理解してください。”

 

次に2番目の“重力に対して回転すれば反作用が生じる。” 話にお付き合い下さい。

その前に説明上、各作用に仮の名称を付けさせて頂きます。

図14を見てください。

A側とB側のFa・Fbを1次遠心力とし、”F”を2次遠心力又は合成遠心力とします。


それでは話を大きくして、地球の重力に対する作用を説明します。

図15を見てください。

地球の中心と同じ点、A点からの遠心力“Fa”が生じています。このFaには2つの作用があります。
それぞれを説明しますので理解してください。

1つ目は地球の中心、A点からのFaと、対象のB点からのFbとの作用で、合成遠心力“F”が作用します。
もちろん回転軸の全点からの合成遠心力”F”も作用しています。

2つ目は、図16を見てください。重力“”が矢印の方向に働いています。この"G"と"Fa"は全く正反対に
作用しています。

だから”Fa”の反対作用によって、回転円盤に働く”G”が小さくなります。すなわち軽くなります。

そして回転円盤の回転数がどんどん早くなると”Fa”もどんどん大きくなります。

 超・超高速回転になって  ”G”=”Fa”  になると回転円盤は図16の位置に静止します。

回転円盤が地上200kmの位置とすると、回転円盤全体の平均の早さが
人口衛星の”V”と同じ速さであれば、すなわち空中に浮きます。

Fa”が”
Fb”と””の両方に作用することが、理解しにくいと思うのですが、
月の引力が地球に達して、満潮や干潮に作用している事を考えれば理解出来るのでは。
すなわち、”Fa”が”Fb”と作用して”F”が生じても、”Fa”はそのまま存在します。
その”Fa”と”G”とが作用します。


結論 物体が高速で回転すると軽くなる。


地球ゴマで色々実験をしていますが、まだ確認は出来ていません。                                                                         

さらに進みます。

回転速度がさらに速くなり、地球の引力より大きくなれば、地球から飛び出します。
さらに太陽の引力より大きくなれば、火星・木星・土星・・・と通り過ぎ、太陽系から出て行きます。

ここからUFOファンの方必読です。

現実に、回転円盤をこんな高速で回転させることは不可能です。

そこで目に付けたのが、素人考えで超伝導だ。

水平の超伝導コイルに、超高電圧で超大電流を赤外線を発するほど流して、

      ” 超高速・回転電子を作ると、この電子に”Fa”が働く。

この”Fa”がコイルに作用して、コイルが軽くなり、全体が軽くなる。

2次遠心力によって、電子が飛び出すかも?・・・

昔、UFO同乗記(だったと思う)という本に、UFOの中で見た人の記述の中に

      赤くて冷たいコイル があったと書いてあったのを記憶しています。

当時は熱いから赤外線がでるのであって、相反する冷たいものから熱の赤外線が出る訳が無いと笑っていましたが、
上記の超伝導で赤外線が出るほどの超高電圧・大電流を流せば、”赤くて冷たいコイル”になるのではと?。

      案外”UFO同乗記”は事実だったかも?。


現在の人工衛星は2次遠心力を利用しています。
一方高速回転コマは1次遠心力を利用しています。
1次遠心力は回転しているので、その軸で重さを計れば観測できる。


以上長々とご覧頂きまして有難うございました。


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