廃バス捜査一課 所属車両

公共交通機関の言わば“敵”であるんですが、
廃バス捜査に欠かすことのできない道具である、我が “マイカー” についてご紹介します。
つまり、自己満足コーナーです。(苦笑)

僕の愛するクルマたち

初号機 AlfaRomeo(Italia) SPIDER 2.0TS 1999年式
まずは初号機、AlfaRomeo スパイダーからご紹介します。
ちなみに初号機というのは購入順でも古い順でもなく、廃バス捜査の出動頻度順です(^^;;

当時、イタリアのカロッツエリアであるピニンファリーナのエンリコ・フミア氏が
1987年にデッサンしたデザインが元となり1994年のパリショーでデビュー。
1995年からイタリアで販売を開始。そしてその翌1996年より日本で発売された
ティーポベースのFF2シーターの幌型オープンカーです。
販売終了の2006年までに小変更などが数度ありましたが、
大まかには2回のマイナーチェンジがあり
1998年のマイナーチェンジではエンジン変更と幌が電動となりました。
2003年のマイナーチェンジではV6エンジンの変更と顔つきが少々変更されました。
また2+2クーペのアルファGTVはこのスパイダーの兄弟車種でもあります。
エンジンは3リッター(後期は3.2リッター)V6と2リッター直4とがあり、直4エンジンは
アルファ伝統のツインスパークエンジンとなっています。
トランスミッションはMTのみの設定です。
ちなみに当方所属のスパイダーは2リッターの電動幌となった中期(?)モデルです。

乗った感じなのですが、
エンジンは想像どおり下がスカスカかな??
と思っていたのですが、そこそこ下も出ています。が、やはり3000回転以上回せば
エンジンは雄叫びをあげて喜びます。(笑)
ラテン車らしく(?)がさつな所が多々あり、オープンにして走ると巻き込み風も強く、
オープンカーゆえにいつもギシギシ聞こえててボディ剛性は大変によろしくないです(泣)
室内は車内高は低いですが、兄弟車種にクーペ(GTV)がある為か、後ろスペースはムダに広いです。
また、バッテリーが運転席後部にあったり、ダンベルのような錘がリアバンパーの下に隠れていたりと、
フロントヘビーを少しでも解消しようとする努力が随所に垣間見ることが出来ます。
その甲斐あってか回頭性はかなりイイです!でも小回りは効きません(FFだから余計にね)
そしてお約束(?)の電装系はやっぱり弱いです。
エアフロメーターやらスロットルポジションセンサーなどなど、散々悩ませてくれました。

・・・で、結論なんですが、やっぱり見た目だけのクルマでした(苦笑)
が、ハッキリ言って気に入っておりマス!!
いつまで維持できるか分かりませんが、できるだけ可愛がってあげようかと思います。

なお、このクルマの主治医であり、優秀なメカニックでもあり
私の同級生でもある(有)ヴォーグの社長さんにこの場をお借りしてお礼申し上げます。m(__)m
変更箇所

マフラー  REGO(SUS)
サスペンション  Eibach
ストラットタワーバー MOMO
運転席シート RECARO LX-L
助手席シート RECARO LX-L
プラグ DENSOイリジウム
ホイール 17×7JJ GTAホイール 


弐号機 PEUGEOT(france) 406Break(D9) 2003年式
弐号機はおふらんすのプジョー406です。
映画「TAXI」「TAXI2」でも大活躍だったプジョー406は
好評だった先代の405を引き継いだプジョーの中核をなすミドルサルーンでした。
1995年に2リッターエンジンのセダンが発表され、日本には翌96年に導入。
その後2リッターエンジン搭載ステーションワゴンのBreakが97年に登場し
間もなくセダン・Breakともに3リッターエンジン搭載車が追加導入されました。
さらに98年には406シリーズのイメージリーダーとなった3リッターエンジンのクーペが導入されました。
その後2000年にデザイン変更・エンジン・トランスミッション変更など
マイナーチェンジが行われ、それまでの前期型の型式はD8、後期型はD9となりました。
モデル末期にはごく少数ですが、セダンのスポーツも輸入されました。
スポーツは正規輸入車では唯一の2.2リッターエンジンを搭載した左ハンドルMT車のみという、
MTに拘るプジョーらしいとってもマニアックなグレードとなりました。
406シリーズは2003年まで生産、2005年まで販売されました。

406クーペはデザイン・生産ともにイタリアのカロッツエリアあるピニンファリーナが担当し
当時、世界で最も美しいクーペと評されました。
ちなみにデザインした故ダビデ・アルカンジェリは他にもフェラーF360を手がけた後
ピニンファリーナからアウディを経てBMWへ移籍し現行の5シリーズ(E60系)を手掛けたのを最後に
若くして白血病でこの世を去ってしまいました。

私の所有しているのは2リッターエンジン搭載ステーションワゴンのBreak後期のD9型です。
モデル末期に登場した豪華バージョンのグリフというグレードで
本皮パワーシート・シートヒーター・JBLスピーカー&パワーアンプ・16インチアルミなどなどが追加されています。
正直、プレーンな素の状態でも十分フレンチ風味で美味しいので
無駄に豪華装備はあまり必要ないとは思いますが、でも無いよりはあった方がイイかなぁ・・・と。(苦笑)
乗り味はフランス車伝統のしなやかさは昔ほどでは無いにせよ
実にフラットでなおかつ、しっかり路面をトレースする猫足風味は健在です。
どっぷりしたシートに若干クイックなハンドリンクもフランス車の伝統を守っているように思います。
ただ、ルノーとの共同開発のトランスミッションAL4の変速ショックと高いギアは
日本の道路事情には合わないかなと。信頼性の点でも少々不安ではあります・・・。
でもマニュアル車乗りには納得できるシフトプログラムではないかと思います。
一見地味ではありますが素性は素晴らしく、
世界各国のメーカーが406をミドルサルーンのベンチマークとしたのも頷けます。

生産中止されてからそれなりに年数が経っていますので
程度のいいモノは市場からだんだん少なくなってきています。
タマ数も少ないので、当方も探すのに少々苦労しましたが、
でも苦労してでも探す価値のあるクルマだと改めて思っております。

なお今回もお世話になった、
このクルマの主治医であり、優秀なメカニックでもあり
私の同級生でもある(有)ヴォーグの社長さんにこの場をお借りしてお礼申し上げます。m(__)m
変更箇所

オーディオユニット SONY
スピーカー JBL(純正)
パワーアンプ JBL(純正)

参号機 MAZDA AXELA Sport Navi Edition 2011年式
参号機もごく稀に廃バス捜査に出動しまっす♪
しっかりしたボディにきびきびしたハンドリングにカチっとしたブレーキで
見えない所にお金が掛かっているのがマツダらしくて好印象デス。
そして充実装備にも関わらず乗り出し価格がライバル車より安いっ!
気持ちよく値引きしてくれたマツダさん、アリガトウ!!!でした〜(^^)
変更箇所

ホイール 17×7JJ BBS RK

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2012/1/1 更新