*これは、自作派さんが2002年8月に続いて2003年1月に岡山ラーメン学会の掲示板にアップされたものです。ご本人の了解を得て、ここにアップします。(花嵐)
ここで挑戦したのは 加水率を下げることです。 ちなみに今まで製作した麺(オフ会持参したもの)は 43から48パーセントの
高加水率の麺です こっちの方が 手打ちする場合 捏ねやすく麺の形成もしやすいです。
しかし、非常に 熱に弱い事を発見し、その分熱に強い 低下水率の麺の開発に 着手しました。
それでは レシピを載せます。
強力粉1キロ(木下製粉青龍使用) 塩(山菱岩塩)30グラム
粉末かん水(食料品商社より購入)10グラム 水350cc
パスタマシーン(アトラス社製) 切り刃1mm(別途購入)
ボール(大小2つ) でかいビニール袋
- まずボール小に水350ccをとり それに塩 かん水を指定れた分量とく
- でかいボールに強力粉1キロ移し そこへ1.で作った溶液を入れながら小麦粉を混ぜる 手のひらを使いながらできるだけまんべんにソボロ状になるように混ぜる
- ソボロ状になったら 粉全体ビニール袋に移し乾燥しないように寝かします。(2時間以上)
- 寝かし終わったら 踏みに入ります ビニール袋の上から 踏み込みます。 ソボロ状になったものを 上からまんべんなく踏みます
表面が固まったら 2つに織り込みます しかしここではまだボロボロです。 丹念に織り込んでは 踏んで 織り込んでは踏んで10回ばかり続けると 固まりますから そこで寝かします(1昼夜)
- 寝かし終わったら パスタマシーンに通る幅にカットしますそこから2次捏ねです
これは、パスタマシーンのローラに入れて延ばします。
まずレベル1でのばします それを3までのばし
今度は 折り畳んで 又厚くなった生地を レベル1から3まで延ばし
この作業を3回続けます。 始めはキメが粗かった生地がこの作業で積んできます。 終わったら 2〜3時間寝かします
- 寝かし終わったら 麺への形成です ここで急ぐとコシが無くなってしまいますから ゆっくり延ばします ゆっくりゆっくり延ばします
レベルが7のところまで延びたら 麺にカットします
ちなみに 加水率が低いほど 打ち粉はいりません