*これは、自作派さん2003年2月に岡山ラーメン学会の掲示板にアップされたものです。
- (スープ)
鶏ガラ 5羽分 カシワ(親鶏ヒネ)300グラム 手羽元300グラム
ショウガ 一塊 ニンニク 一塊 ネギ(ワケギ) 一束(スーパーサイズ)
水10リッター
- (たれ)
薄口醤油 200cc 塩(山菱岩塩)50グラム ウーロン茶 1リッター
昆布 80グラム 煮干し 50グラム じゃこ削り節 100グラム 酒 少々
みりん 少々
- (香味油)
白ネギ 5本 ショウガ 3塊 プチニンニク(1片種) 10個
鷹の爪 10本 中華山椒 10グラム サラダ油 300cc
ごま油 50cc
- 1(がら下処理)
沸騰した お湯に鶏ガラを入れ 沸騰させます。 それをざるに移し水洗いをします。
特に 背側の肋骨の間(脾臓部分)に血の塊が有りますから 親指を使ってきれいの取り除きます。
- 2(スープ1)
寸胴鍋に水10リッターを入れ そこに 処理をした 鶏ガラ ヒネ肉 手羽元 ショウガ ニンニク ネギ を入れ強火で蓋をして煮あげます。 沸騰してきたら灰汁が浮きますから丁寧に 灰汁を取ります。
最初の1時間は 蓋をしたまま煮ます。まめに灰汁とりをします。 だんだん灰汁が少なくなってきますから 灰汁が少なくなってきたところで蓋を取って又さらに煮ます。
- 3(スープ2)
できるだけ火力を落とさないように煮あげていきます だんだんとスープは白濁してきます 水が半分くらいになったら 又同量になるくらい差し水をします。それを2〜3回繰り返します。
鶏ガラが分解し鍋の縁に鶏肉の繊維がつきだしたら スープはだいたい完成です。 最後半分になったところで 火を止め ざるにふきんを張ったものを使ってっすーぷを漉します。
- 4(香味油)
フライパンに指定の油を入れ弱火で白ネギ ニンニク ショウガ 鷹の爪 中華山椒を揚げるように煎ります。油の温度を上げないようにできるだけジワジワ煎ります。
中のニンニクが焦げだしたら火を止め油を漉します できるだけ油だけにします。
- 5(スープ3 完成)
漉した白濁スープに香味油を入れ弱火で煮ます。(沸騰して1時間以上)水が減ったら
水を差しながら煮ます。
スープ乳化が香味油によっていっそう進みます 白濁が濃くなっていきます。
- 6(たれ)
鍋に ウーロン茶 昆布を入れ 火にかけます 沸騰する手前で昆布を引き上げ 沸騰が始まったら 煮干し じゃこ削り節 を入れ だいたい20分くらい弱火で煮揚げます。
そして 漉した出汁に 薄口醤油 塩 酒 みりん を入れます (口をさすくらい塩辛い位がちょうどです) 甘めが好みの方は砂糖を入れてもかまいません
できれば 使う前に 2〜3日冷蔵庫で寝かすと 角が取れ味が落ち着きますが すぐに使ってもかまいません
たれをスープで割れば ラーメンの出来上がり これが 細切りの低加水麺にあいます。 ちなみに トッピングですが あえて 煮豚の代わりに 鶏のもも肉の醤油煮でお願いします。 後はネギ モヤシ