岡山ラーメン学会誌 創刊号
'98,9,1
不定期刊

『岡山ラーメン学会』の発足
はじめに

 みなさま、こんにちは。’98年8月9日(土)、『岡山ラーメン学会』が発足しました。
 えっ!!、「学会??」、そ、そうなんです。「学会」なんです。おおげさでしょう!!。そこはそれ、全国に自慢できる、「岡山のラーメン」だからなんですよ。でも、中味は気楽なところですから、よろしくお願いいたします。

ラーメンホームページの活動から

 インターネット上に、「岡山のラーメン」をテーマにしたホームページが登場したのは、およそ2年前のことでした。岡山ラーメン紀行。Dr、M’r bar,「中年男のラーメン食べ歩き」が先発組です。「杉原姓とラーメン」がそれに続きました。
 たくさんの人たちから反響がありました。地元のラーメン好きの人たちから次々情報が寄せられました。全国におられる、岡山出身の大学生や社会人の人たちからのメールも相次ぎました。そして、「私も・・・」と新しい「岡山のラーメン」をテーマにしたホームページが次々開設されてきたのです。これについては「岡山のラーメン関連ホームページ一覧」をご覧下さい。

 こうしたなかで「岡山ラーメン研究会」といったものをつくろうという声があがったのです。

 
雷鳴とともに。『岡山ラーメン学会』の誕生

 この日、岡山地方は午後4時過ぎから激しい雷雨におそわれました。1時間に20ミリを越える雷雨でした。その直後、さっきの雷がうそのようにからりと晴れた空のもと、岡山駅前のビヤガーデンに(もっとも雨のせいで、会場は室内に変更されましたが)集まったのです。
 「岡山ラーメン研究会(仮称)」初のOFF会でした。みんな初顔合わせのはずなのに、まるで旧知の間柄のように最初から話がはずみます。
 「私のホームページは・・・。」「どこそこの店に、この前行ったのですが・・・。」etc..
 「ところで、この会の名称ですが、どうします。」  「案として『岡山ラーメン学会』というのもあるんですが。」  「6月の日経新聞に、『ラーメンだって学問だ』という題で、倉敷作陽大学食文化部教授の記事が載ったんです。そこから『学会』なんて思いついたのですが・・。」  「いいと思いますよ。ちょっと変わった名前のほうが。」  「でも、中味はこんなんでしょう。」  「ですよ。ほとんどは単なる食べ歩きで、ときどきこうして集まってだべって、たまに『食文化としてのラーメン』なんてアカデミックなことも考える??・・、といったところでしょうか。」  「私なんか所属している『学会』って、わんさとありますが、『ラーメン学会』ってのも面白いですね。」  「私もホームページをもっと充実させましょう。」  「メーリングリストもやりませんか。」  「じゃあ、『岡山のラーメン』発展のために、乾杯!!。」

 あっというまに『岡山ラーメン学会』になってしまいました。
 日曜日でしたが、開いているラーメン屋さんを探し歩き、さらに食べて飲んだ人たちもいたようです。ほとんど病気ですね、これは・・・!。

 
ところで、岡山のラーメンって、美味しいんですか??

 えっ!、もちろん美味しいですよ。そんなに言うなら証拠をあげましょう、証拠を!!!。

 1、「岡山ラーメン学会」が全国にさきがけて発足。
 2、大都市を除いて、ラーメン関係のホームページの数は、抜群であること。
 3、岡山市は、中四国では人口比でラーメン店が最も多い地域であること。(ここ参照
 4、ホームページへの感想で、「少年時代岡山でラーメンを食べていて、大学で来た地で美味しいといわれるラーメンを食べるのだが、岡山のラーメンほど美味しいラーメンはない。今では帰郷したら○○へ必ずラーメンを食べに行きます。」というようなメールが、東京、大阪を含めて、けっこう多い。
 5、今年の正月のあるTV番組(全国ネット)では、「ラーメンは岡山に始まって岡山に終わる・・・」といったコメントまであった。
 6、そして、日夜、美味しいラーメンを提供しようと作り続ける、たくさんの人たちがいる。

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 えーーっと。これでもまだ足りませんでしょうか??。

 岡山のラーメンとはこれだといった1つのものはないが、醤油、味噌、とんこつをはじめとして、多彩なラーメンが抜群の美味しさで存在している。どれをとっても全国に「これが岡山のラーメンです」、と出して恥ずかしくないだけの味を持っている。

 うーん。ちょっと手前ミソかなー。皆様ご意見をお願いします。    (杉原記)


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