岡山ラーメン学会のHPへ戻る
岡山ラーメン学会誌 第12号
2000,1,20
不定期刊

1、第1回岡山県北ラーメンツアー


第1回岡山県北ラーメンツアー

 この「岡山ラーメン学会」の情報は、これまでどうしても岡山県南に片寄り勝ちでした。えっ、おまえが「会長」をしているからだ?。そ、そうかもしれませんね、ごめんなさい!!。でも県の北部にも美味しいラーメン屋さんがたくさんあるのですよ。というわけで、とうとう「第1回岡山県北ラーメンツアー」の実施と相成ったのです。
 2000年と年が改まった1月10日(月)。今年からなぜかこの日が成人の日となったわけですが、連休なのに正月明けの冬休み中ということもあって参加申込が少なかったのです。でもふたをあけてみますと、それでも総計8名参加の「岡山県北ラーメン食べ歩き」でした。
 まずは津山市の『豚平』。院庄インターチェンジの入り口にあり、行列の出来る店として有名です。さすがにこの日はわれわれツアーメンバーを加えて12時の開店時には16席が埋り、後ろにほぼ同じ人数が立ち、さらに外へ行列が続くというありさまでした。
 津山近辺の「学会」メンバーからは「おや?、今日はいつもよりあっさりしている?」という声もありましたが、県南から参加のメンバーは、いづれも満足顔でした。
 2軒目は市東北部の『白楽天』。30数席となかなか広く、家族連れで賑わうこのお店、メニューは醤油ラーメンのほか、塩、味噌ラーメンと巾広く、地域で愛されている様子でした。「おや、なんだか岡山で食べているみたい?」と感じた味は、懐かしい醤油とんこつの香りそのものでした。
 最後は津山のメンバーの推薦で知られざる店。スーパーいずみの裏手にある『九州ラーメン、豚麻呂』。何か貴族のような名前のラーメン屋さんでした。「まろ(麿)はらーめんでおじゃる」とばかりに、和風のどんぶりで出てきました。麺は中細のストレート。スープは九州らしく白濁トンコツ。それもかなりのコッテリ具合で、みんな美味しくいただきました。

 尚この日は、岡山ラーメン学会員のほかに、「県北マルチメディア研究会」の方々の参加があり、ツアーを盛り上げていただきました。美作でのハーレーファスティバルをはじめ、各催しを常にインターネットでライブ中継しておられるという、インターネット猛者の皆様です。この日は、ラーメン食べ歩きだけでなく、津山市商店街の散策をも案内していただきました。ありがとうございました。
 そして、最後に3杯目のラーメンをたいらげた両方に属する某女性。「またやりましょう!」とはさすがに美作美人のパワーではありました。や、やりましょう、やりましょう。。。。

 この日が定休日だった、「不利移駆」、「びーとん」。美作町の「夢や」、勝山の「赤門」。さらに新見、高梁と「県北ラーメンツアー」はとても1回や2回ではおさまりそうにありません。再会を誓って第1回の県北ラーメンツアーは終わりました。