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「バビロンまで何マイル」を読みながら辞典など引いてみました。
もちろん明記はされてないから確証は全くありません
こんなもんかも?と思って読んでいただければ幸い。記載の誤りや他にこんなんあるよ〜と言うのがありましたらquelmal@mx1.tiki.ne.jp坂本までメールください。
転載する場合もご連絡ください。
マザーグースからであると思われる。
How many miles to Babylon?
Three score and ten.
Can I get there by candlelight?
Aye, and back again.
If your feet are nimble and light,
You'll get there by candlelight.
川原泉の同名コミックと言うわけではないでしょう、やっぱり。川原泉の「甲子園の空に笑え」でも「甲子園まで何マイル?」っていうのがありましたね。
迦陵頻伽のことである。
仏教で、極楽に住み仏の悟りを伝える美声の鳥とされるので、楽人っていうのはぴったり。
インド神話の神。ルドラの異名で<リグ・ベーダ>にも登場するが、あまり重要な神ではなかった。ヒンズー教においては、創造神ブラフマンと存続神ビシュヌとともに、破壊神シバと呼ばれ、三大神格の一つに数えられる重要な神となる。
破壊と再生の踊りを踊っている図がよく取られるのでこれでしょう。
ナノは10億分の1を、マイクロは100万分の1の接頭語。まあ、小さいってことです。
バレーの振付家?では?
カリガリ博士
ドイツ映画。1919年作。監督ロベルト・ウィーネ、主演ウェルナー・クラウス。眠り男ツェザーレを使って悪事を働く大道芸人のカリガリ博士が実は...であったという大ドンデンの怪奇物語。ドイツ表現主義映画の代表作。奇異な装置がその後の映画に影響を与えたらしい。レンタルでもみれるそう。恥ずかしながら私はまだ見てないです。
アタラクシアはギリシャ哲学の用語で「心の平安」。宗教団体の名前としてはありだと思うんだけど、ヘレニズム時代の古懐疑派に多用された。
古懐疑派は、ピュロン (Pyrrhon 前360-275)によって設立され、エポケー epoche判断休止を唱えた。いかなる物事にも反論は立てられるので、いっさいの判断を下すことをひかえてアタラクシア(心の平安)を得ると言うことで、独断をさけましょう、という立派な説だったようですが、判断中止という言葉のせいか、考えるのをやめちゃうという変な誤解があるのだそうな。断定をさけると言ったほうが消化しやすい。
本作では竹宮さんの「テラへ」のアタラクシア市のようなネガティブなイメージがあるのだろうか?
PIRANESI(Giovanni Battista 或いは Giambattista)
ジョヴァンニ、バッティスタ或はジャンバッティスタ、ピラネージ
イタリアの素描家、版画家、建築家(1720-1778)
古代ローマ、その廃虚のエッチングを作る。建築家として完成させたものはほとんどないので、版画家というべきかも。本作のピラネージ館内部の様子はこの方のエッチング(「幻想の牢獄」?)に雰囲気が似ているので、多分間違いないと思われる。参考に以下。
「ピラネ−ジの黒い脳髄」 白水社ア−トコレクション
「ピラネ−ジと古代ロ−マの壮麗 」 中央公論美術出版
「ピラネ−ジと『カンプス・マルティウス』 」 本の友社
など
onyx・シマメノウ
これにまだ由来があるかも知れないけれど、とりあえず。
単行本やどり木のP20にでてくるのは汎人知協会です。
お間違えなく。
ヘロドトスの「歴史」(一巻の199)にバビロニアの風俗として描かれている。
古代バビロンの女たちは、一生に一度は、ヴィーナス神の寺の前にすわって、見知らぬ男に身をまかせねばならなかった。女はその量の多少にかかわらず、ひざに銀片を投げられると、相手の如何にかかわらず、身をまかさなければならない。身をまかすまでは、決して家に帰れない。銀片を投げるとき男は「女神ミリッタ(アッシリア語でヴィーナス神)のお恵がありますように」と言う。
歴史的にも事実であったようで、上がりはその神殿のものとなる。神聖な義務と考えるべき。
中にはそれを職業としていたものもいるようで、神事にもあらわれる。
もっともヘロドトスは「破廉恥な」と書いてるけど。
アルゴンキン族
北米に分布するアメリカインディアンの一つAlgonkin。次の6グループよりなる。東(中部・東部カナダ)、中央(五大湖地方)、カリフォルニア、ブラックフット(アルバータ)、チエンヌ(モンタナ)、アラパホ(モンタナ、ワイオミング、オクラホマ)。
トマホーク(石製の刃のついた手斧)を使ってたのは、この部族らしい。由来としてはこんなとこでは?
Xanadu
桃源郷、 田園美の土地(Coleridgeの詩Kubla Khanに歌われた古都の名)
コールリッジ(Samuel Taylor〜;1772-1834;英国の詩人・批評家)
昆虫の最終齢の幼虫または蛹が脱皮して成虫が現われること。前胸腺ホルモンによって誘導される。
もうちょっと、フェーのイメージが取りやすくなると思い、2、3項目勝手にあげてみます。分封群と言う言葉は神遺いにも出てきましたから、昆虫の本を読んだんでは?
分封
ミツバチの巣分れのこと。繁殖期には雄バチと新女王バチとが現われるので新女王バチの羽化の前日ごろに親の女王バチが旧巣を去る現象。働きバチの誘導によって起こり、多数の働きバチは空中を乱飛したのち木の枝などにかたまる。分封群は他の生活適地へ再移動し、そこで営巣をする。
ミツバチ
膜翅(マクシ)目ミツバチ科ミツバチ属の昆虫の総称。オオミツバチ、コミツバチ、西洋種および東洋種ミツバチ(日本亜種を含む)が代表的。このうち箱飼いのできるのは後の2種。最も多く飼われるのは西洋種で、単にミツバチという場合にはこの種をいうことが多い。1匹の女王バチを中心に冬季には、5.000〜10.000匹、春〜秋には30.000〜40.000匹くらいの働きバチ、春〜夏の繁殖期にはこれに1.000匹くらいの雄バチが加わって社会生活をする。女王バチは体長20ミリ内外、産卵以外のことはせず、1年に約20万個を産卵。卵は六角形の各巣房中に1個ずつ産みつけられる。雄バチは未受精卵から単為生殖によって発達したもので、大きさは女王バチと働きバチの中間、繁殖期に現われる。そのころ、次代の女王バチの育児室(王台)ができ、この中で養われる幼虫に餌として多量の王乳(ローヤルゼリー)が与えられる。新女王バチは羽化後、約10日で雄バチと空中結婚する。その直前に、親の女王バチは約半数の働きバチとともに古巣から飛び出して、分封をする。働きバチは体長10〜15ミリくらいで、羽化後、2週間は育児、営巣、巣房のそうじなどもっぱら巣内の仕事をし、内勤バチと呼ばれる。その後野外へ飛び出し、蜜や花粉を集める外勤バチとなる。まず斥候の働きバチが蜜を蜜胃に入れ、花粉を後足につけて花から巣箱へ持ち帰ると、体と翅を震わせる収穫ダンスをし、これによって花のある方向と距離とを仲間に知らせる。
アリ
膜翅目アリ科に属する昆虫の総称。ハチ類の中の一群で、触角が膝状で、腹部第1節が他の腹節から完全に分離している点で、他のハチ類から区別される。日本にはクロヤマアリ、クロオオアリなど約150種、全世界に約5.000種もあり、体長も約2ミリの微小種から250ミリに達する大形種まである。大部分は社会生活をし、1匹の女王と多くの働きアリ、種類によって兵アリのあるものもある。繁殖期には翅のある雌雄のアリが現われ、空中で交尾し、雌は地上におりて翅を落として巣を作り女王となる。生活はさまざまで、甘味を好むことは共通であるが、食物は種類によって異なる。巣は多くは地中に掘られ、縦横のトンネルとその間に作られる小室からなる。
単為生殖
処女生殖とも。雌性個体のつくる卵が受精なしに発生して次代個体を生じる現象。有性生殖の変形といえる。動物ではアブラムシ(アリマキ)、ミジンコ、ワムシなどでみられる。卵は減数分裂を行なう場合と、行なわない場合がある。ミツバチでは減数分裂を経た卵が受精すると雌(女王および働きバチ)になり、受精しないと雄になる。植物ではドクダミ、タンポポなどでみられる。生物の卵は一般に刺激を受ければ発生を開始し得るものとみられ、ウニ卵などでの人為単為生殖の実験はよく知られる。
Betelgeuse
オリオン座のα星。シリウス、プロキオンとともに<冬の大三角形>を形づくる。赤色の超巨星で、周期2.070で0.1〜1.3等に変光する半規則変光星。直径は太陽の700倍から1.000倍まで変化。距離500光年。和名平家星。
Gyges
歴史的には、リュディア王(在位前685頃〜657頃)。カンダレオス王を殺し、その妃と結婚してメルムナド朝を開いた。新バビロニアの興る50年くらい前の方だから、この方自身は新バビロニアとの接触はない。子孫はあるが...ペルシャに最終的に滅ぼされる点ではバビロニアと絡めていいのかな〜。富国強兵を目指したり、通貨を制定したり、切れ者の印象は受ける。
しかし、このかたで、面白いのはヘロドトスの「歴史」(一巻の5〜)に描かれる、カンダレオスの奥さんを奪う(むしろ、カンダレオスの奥さんに簒奪を勧められる)場面。事実はさておき。
もう一つ、プラトンの「国家」には姿を消すことができる魔法の指輪を拾い、その力で王妃を奪い王になるリュディアの伝説上の王ギュゲスというのがある。
この手の面白い挿話がある人なのでこれがモトネタかな。
Marduk
マルドゥク機関では、ない。と、思う。
古代バビロニアの主神。本来バビロンの市神。シュメルの主神エンリルと合体してベール・マルドゥク信仰がハンムラビ王朝時代に成立、あらゆる神話の主人公となる。ティアマトを殺して天地を創造したと伝える。バビロニアの王権の由来。
この辺の都市の守護神はそこの興亡によって、大きく地位が変わるし、占領や進行があると、合体してしまうので難しいところがあるんですが、マルドゥクは古バビロニアのあの有名なハンムラビ王(マルドゥク中心の宗教政策を進めたのは彼の功績の一つ)の時代から、新バビロニアの滅ぶまで首座にあったようです。
前記創世神話は、「エヌマ・エリシュ」と言われ、全部書くのは大変なので相当端折ると、原初の神が二柱いて(女神のほうがティアマト)、次々と新しい神様が生まれてくるのだけれど、どうも新しい神様が気に入らない。殺してしまおうと思うわけです。(原初の混乱と新しい秩序の対立)新しい神々はティアマトが恐くてぶるっちまうわけだけれど、しょうがないので、すべての力を、その新しい神々の一柱マルドゥクに一任してさずけ(王権の由来のイメージ)、対抗する。ティアマトが竜を創ってマルドゥクに向かわせるところは、聖書のイメージと重なるし、関係あるんだろうと言われている。で、ティアマトを退治するわけだけど、この死骸から世界(大地)を創る。しかも、別の神様の首をはねてその血と土で人間を創る。そう言う話。(世界神話伝説体系5 「バビロニア アッシリア パレスチナの神話伝説」名著普及会が読みやすかった。小中学生向け?)
エサギルのほう、もしくは、エ・サギラのほうはバビロン市にあった、このマルドゥクを祭った大神殿。
でもって、さらに余談ですが、有名なバベルの塔というのは、バビロン市内の、このマルドゥクを祭った大聖塔だったらしい。中世に想像で書いたバベルの塔は円塔だったので、そのイメージがある。(私はバビル2世をみて円塔だと思っていた)。しかし、この聖塔(ジグラート)(精霊王にも出てきたな〜この言葉)は、そのころのメソポタミア各地で見られ、方形(底辺が長方形)なんですね。今世紀になって発掘(発掘の話が、面白い〜感動的です)が進み、復元図が何種類か出ていますがいずれも、方形の建物です。
この辺のバビロン建造物の造営をしたのは、新バビロニアのネブカドネザルで、有名な空中庭園もこの人の手にかかったそうです。当時のバビロンの地図を見ていると、エ・サギラ神殿と空中庭園は市内を通るユーフラテス川をはさんで向かいという感じ。この方はバビロン補囚をしたひとなので、旧約聖書(ダニエル書とか)などを見ると結構かわいそうな書かれ方をしてますが、歴史的に英主だったのは間違いないでしょう。
マルドゥクということでもう一つ、新バビロニア王国はペルシア王国に破れ、滅びるんですが、当時の王ナボニドスが、月の神ナンナルを尊んだため、エサギラの神官たちの反感を買い、この神官たちがペルシアと内通したらしいんですね。ペルシアは入城したおり、マルドゥクを祭り、神官たちの収入を増しているので。だから、バビロンというと滅びのイメージがありますが、一挙に廃虚になったわけではなくペルシア帝国内で最も富裕な州の首府として残ったわけです。しかし、紀元後くらいには打ち捨てられる。そこから出てきた最も新しい石板は紀元47年のものだそう。
で、とどめの余談。発掘されたバビロンはイラク政府によって修復され、私が見た本には、まるでハリウッドのセットのような写真が載ってました。もっともサダム・フセインとネブカトネザル2世を並べて描いたパネルが遺跡に飾ってあるのってなんだかな〜
単行本やどり木のP20にもウェルメイド現代社として説明があります。
旧約聖書 出エジプト記 16章の中で、モーセの率いる荒野を旅する民の為に、神の与えた食物、これでパンが焼けた。
31節、イスラエルの家はそのものの名をマナと呼んだ。それはコエンドロの実のようで白く、その味は蜜をいれたせんべいのようであった。
注釈に「マナは民間語源的説明では、15節の「これはなんだろう」(原語マンフー)に由来するというが現在でもシナイ半島に生育するマナ・タマリスクという潅木の葉に付着する蜜のような黄白の結晶である。その木に寄生する昆虫の分泌物であると言われる。」
メラネシアの宗教にみられる不思議を起こす超自然的な力mana。さらに、原始宗教や未開宗教一般にみられる、非人格的な力の観念を意味する。
旧約聖書からを押したいが、イメージが重なったのかも。
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