日記より。
活字宇宙遊泳
2005.1
「NO6-#3」/あさのあつこ
なんだかもー…です。ますますシオンが純粋培養になってる気がする(笑)バッテリでいうと青波ちゃんだね。そしてネズミはますます色気が…。ここの生活と生活で感じたことを経て、やっとハチとNO6との対決に臨む前までたどり着いた感じです。作者さんもあとがきで書いてますが。
久々に読む人のために、前話回想をしっかり書き込んであるのはダレン・シャン(まだ最終巻読めていませんが)も同じような手法を使っていて、親切すぎるような気がしました。いや、読みやすいんだけど早く進めて欲しいような。
それにしても、この作品に出てくる登場人物の名前が中華風で響きがステキです。シオン、カラン。リリ。サフ。漢字で表されているので、その辺も楽しんでみてはいかがでしょう(^^)
「優しくって少しばか」/原田宗典
さて内容ですが。全体的にちょっと薄暗い(血の色を薄めてぶっかけたような)印象。表題作だけが気だるくって幸せ感のあるものです。優しくって少しバカ、なのは、中に出てくるパン屋さんの主人なんだけど、主人公とカノジョ二人も、そしてそれをつつむ世界も優しくって少しバカ、というあとがきの解説がすごくしっくりきてお気に入りです。
男性目線で書かれているから、彼の考え方がじつはイチイチ新鮮。しかしどれもミステリアスで不気味な女性とからんでいるので先ほど書いたような印象になりました。(堕胎とか占いとか)
表題、に惹かれたっつーか、表題と同じタイトルの曲を先に知ってまして、それで探したわけです。(だからー歌ってる人も優しくって少しバカで、それを愛でている私達もきっと優しくって少しバカな目線かな、と捕らえたら愉快かも)世界観が厳しくなくてよかったと心底思いました。これで好みじゃなかったら寂しい。
知らずに買いましたが、氏のデビュー作、集、だったようです。なんか若くて(笑)イイカンジ。原田作品を読むのは初めてではありません。が、ハマるわけでもなかったわけで。ふと電車とかの中で時間つぶしにサラっと読むにはいい作品が多い印象です。
ここに書いて、誰かに言いたかったコト。本の中にレシートが入ってました。1997、同志社大生協の書店。大学名がかなりツボです!近所の県とかではいけません、京都っつーのがかなりツボ!!しかもドーシシャ。私にとっては英都です(爆)いやーんノスタルジィ。
古本で買ったときにこういうハプニングがあるとなんだか嬉しくなってしまいますね。読了した日付が入ってる本を買ったこともありました(^^ 古本の醍醐味なカンジ。
2005.3
「まいにちトースト」/たかはしみき
なんだかしあわせ気分で買ってしまった本。
絵本「こげぱん」、の作者さんが描いているトーストの本です。
たくさんのレシピが、あのかわいい絵でかいてあって、見ているだけで作って食べたくなる、しあわせになる一冊でした。
別に買うほどでも…という気もしますが、それはそれ、土曜の午後のイキオイということで。
2005.4
「これからはあるくのだ」/角田光代
一編が2Pくらいのエッセイです。
小気味良いテンポで、日々の事柄や小さい頃の話がコロロっと描いてあります。
私と全然違う感性で引いたりもするのですが、それはソレでおもしろかったり、でした
「東京少年」/長野まゆみ
黒椿と僕の居場所 現実逃避に、うっかり手元にあったので読んでしまいました。
ちょっと前によんだ「僕たちは〜」に似たテイストですね。
こちらの方が、なにもあからさまにしないまま進んで、終わっていきました。
血筋の因果や、受け継がれる黒椿のなぞ、見上げる東京タワー
雑誌への投稿というふしぎなカタチをとって汲み取られる’ロク’の心象とか
物語を彩る蜂蜜珈琲、フルーツ、古い写真、 そして
隠語のようにかわされる普段とちがう呼び名の数々。
それらから見え隠れする虚偽と性癖と真相と現実と。
ロクといっしょにぐるぐるなりながら
長野さん本、を堪能できました。
満腹(笑
長野まゆみを読む時は長野まゆみが読みたくて読む人、読むとき。
だと思います。
2005.6
「ナバホの大地へ」/
ナバホ族の生活を体験する、というTVの企画をみて、
ちょうど手元に本があったので
読んでしまいました。
ネイティブアメリカン、ナバホ族のファミリーにホームステイして
すっかり行きつけにしちゃった作者さんの、体験記です。
ネイティブアメリカン、と人くくりにするのもホントは差別?
たくさんの部族がいるとあるので
きっとぜんぜん違う部族で
いろいろ違う風習とかもあると思うのですが
なんとなく手触りが映像をともなって身近に感じることができました。
よく考えれば初めて読んだんじゃないんだったけど。
印象が変わったなーって。
そのTV。アラシの櫻井氏登場のものだったわけで
それでついつい見てしまったのですが
キレたりコメントが変だったり
てれび的にはまだまだなレポートっぷりを笑ってみましたが(ォイ
生真面目で素直に感動することのできる人だと思うので
(行く前に本読んでるしさ。←らしいよね)
とても善い経験だったんだろうなって思いを馳せました
そしてその姿に影響されて本を読んで
ナバホの素敵さに少しでもふれる良い機会となりました。