第14回 ボヘミアン・ガラスストリート

平井和正「ルシフェル伝」ついに完結?
「ルシフェル伝」は幻魔大戦、ハルマゲドンではなかったか?
そんな思いで「ボヘミアン・ストリート」を読了しました。

この「ボヘミアン・ストリート」は平井作品でもっとも好きな作品です。
もっと若い時期にこの小説と出会えたら、今以上に強烈に引き込まれたことでしょう。
今までいろいろな分岐点を通過して、私の人生があるとしたら、絶対に一つの転轍機を切り替えることができたと確信できます。

「ボヘミアン・ストリート」はラブストーリー。
螢と円くんの出会い、世界の生成、すてきな登場人物たち。
まさしく筆舌に尽くしがたい、平井和正の最高傑作です。
以前も書いたと思いますけど、螢との別れ、再開で涙が止まらなくなってしまいました。
年甲斐もなく?

冒頭で書いた「ルシフェル伝」のことは実はどうでもいいことでした。
この作品を世に出してくれた、平井先生に感謝します。

------もっといっぱい書きたかったけど、胸がいっぱいでなにも書けなくなってしまいました。
この作品のことを思い出すだけでダメなんですね。
しょうがないから、刊行ラインナップを書いておきます。
まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてください。
(最近、本屋さんで見かけたことないような)


アスペクト・ノベルス刊

第1部「発熱少年」
第2部「やさしい嘘つき」
第3部「リハーサル」
第4部「ランデブー」
第5部「廃墟の花」
第6部「ラブレター」
第7部「闇の中の螢」
第8部「ウィンドウズ」
第9部「さよならが言えない」

 

<つづく>