第19回 虎はねむらない

平井さんがレイモンド・チャンドラーのファンだったことや、
SF以外の作品を発表していたことは、若い読者層にはあまり知られていないのではな
いでしょうか?
最近のソフトタッチの作品しかご存じない読者にとっては大変な驚きであるはずです。

1990年リム出版から発表された、「虎はねむらない」では平井さんのノンSF作品が発
表されました。
この本は以前にも別の本で出ているはずですが、本の名前はわすれてまいました。
もう10年近く前の作品集なので内容はほとんど忘れてしまいました。
平井さんの若さが感じられる作品集だったと思います。

よく読むと平井作品の登場人物の前進ともいえるキャラクターが多数登場しているよ
うです。
また読んでみようと思っています。

●収録先品
1.虎はねむらない
2.夜の干塩
3.サノファビッチ
4.見知らぬ者に百合はない
5.憎しみの罠
6.火刑

 

<つづく>