第31回 メガロポリスの虎2 [2000.1.31]

平井さんの処女長編が「メガロポリスの虎」です。
この作品は電脳社会を描いた最初の小説。
平井さんはこの小説を書き上げるために大変苦労されたと何かの後書きで読みました。
スーパーコンピュータがコントロールする社会にあって大村やヴェスパがどのような役割を与えられていたのか、既に忘却してしまいましたが、他の平井作品にくらべて少し取っつきにくかったという印象があります。
この作品の原型は平井全集に分載されています。
すべて目を通しているはずですがこれも記憶に残っていません。すみません。

こんな状態なのに何故この作品を取り上げたかというと、訳があります。
それは月光魔術團の世界です。(現在「ウルフガイDNA」6巻まで読了)
鷹垣 人美の通う博徳学園は体育館の地下にチップガンを装備したコンピュータルームがあるんです。
このコンピュータ、マインドコントロールを可能にするマイクロチップをコントロールしているのでしょうか?
またこの学園には生徒を監視するための管制室がいたるところにあったりします。
この学園自体が電脳社会の縮図なのでしょうか?
月光魔術団の背景となる社会はすごく未来的です。主人公たちを取り巻く日常自体は現代的であるにもかかわらず、
背景は100年(?)ぐらい進んでる。

月光魔術團はタイトル的にはウルフガイの続編っぽいですが、
ひょっとすると「メガロポリスの虎2」なのではないでしょうか?

 

<つづく>