第137回 語り尽くせ熱愛時代2 [2002.2.10]

「語り尽くせ熱愛時代」、来ました。
入金後すぐ送っていただいたみたいで、翌日には到着しました。
ウルフガイ復活の契機となった重要な対談集です。
高橋留美子さんの犬神明や虎4への思いや、平井和正先生のルーミックワールドへの考察が語られています。
まさに相思相愛の雰囲気が伝わってきます。

高橋留美子さんの「幻郵便局」の冒頭で「狼の怨歌」 を地理教室で読んだことが出てきますが、私も予備校の世界史の講義中に熱心に「狼の怨歌」を読んでいたことを思い出しました。
神明が犬神明を病院に救出に来る下りだったと思います。拘束された犬神明がメスを探り当て、首に巻き付いたピアノ線(?)を断ち切るシーンです。
講師の声は全然気になりませんでした。一心にウルフガイ世界に没頭していたのです。
高橋留美子さんの同じような体験談に親近感を覚えてしまいました。
この本をあっという間に読了し、17年以上に及ぶ時間をさかのぼった幸福感に浸りました。

この「語り尽くせ熱愛時代」から立て続けに高橋留美子さんのイラストで飾られたハードカバー本が出版されていきます。
「高橋留美子の優しい世界」「ウルフの神話」などです。
盛大にウルフガイが復活しその後、泉谷あゆみさんのイラストが平井作品を飾っていくことになります。
1984年は大きな転換期だったのです。


David Bowie 「The Buddha of Suburbia」を聴きながら


<つづく>