第167回 犬鷲の子ら [2002.9.8]

「∞BLUE」を置いておくことができず「幻魔大戦DNA」をさしおいて読んでしまっている。
第1集を読み終えようとしている。「21世紀8マン」を期待して読み進めたが完全にはぐらかされた。
これは、「黄金の少女」を読んだときと同様の感覚だ。いい意味でと言っておこう。
やはりストレートな続編は期待できないということだ。

作品のタッチは「犬神明」と同様のものを感じる。テーマも今のところ似ているように思う。
しかし「21世紀8マン」というキーワードは依然、力をなくしてはいない。
「あの人と同じ人なのかな?」とか、「ほんとはあの人がマシナリーなのでは?」とか、つい考えてしまうのだ。これがストーリーの吸引力をさらに強めている。平井和正の術中にはまってしまった思いだ。

この「マシナリー」という言葉に「BLUE HIGHWAYS」のときから抵抗感がある。想像できないのだ。平井作品にそぐわない感じもする。「サイボーグブルース」はよかった。などと思ってしまうのである。
しかし、作品のクオリティーは申し分なく、たぶんこのまま読んでしまって、「・・・の時間がない〜」なんてことになりそうである。



David Bowie 「HEROES」を聴きながら



<つづく>