本編1話

大学ノートにマンガで描こうとして、めんどくて途中で投げた話。
めんどいつーかね・・・白黒だから。5球、見分けがつかねぇでやんの。

この頃から、あまり深く考えずに話を進めるクセはあったようである。
そもそも、K5の原型自体、スマブラで5色カービィを見た時の
「ピンクに黄色、青、赤、緑か!戦隊モノっぽいな!あっはっは!」
ホントにコレだけだったりする。
人型キャラをとってみても。
ナックルジョーはスーデラでお気に入りのキャラだったから、出してみたいなー、と思っただけであり。
アドは女っ気が欲しかっただけであり。
やっぱ、メインキャラには女の子がいなきゃいかんでしょう!

ちなみに、グーイは「何となく」。何となくなので、出番も印象もイマイチなような。
いやでも、巨大グーイって、設定そのものがイイ味出しているような気がしません?
錯覚か?

5球のお名前。
カービィはもちろん、そのまんま。
キービィはスマブラ拳に載っていたのを見て。
でも、スマブラ拳を見る前から友人と黄色カービィのコトを「キービィ」と呼んでいました。
くさもっちは、これまたスマブラ拳の「くさもちカービィ」とカービィ3の「かがもっち」を融合。
ついでにうめぼっちという名前も芋蔓式に決定。
ソービィは「ソーダみたいな色だから」という理由だけで決定。
もちょっと語るなら、「アービィ」より「ソービィ」の方が「青」を連想するような響きだったから。

当時、私は「10話ぐらい書いて、ネタが尽きたらやめよう」と気楽に考えていました。
10話どころか、50話以上書くコトになろうとは、露ほど思ってもいなかった・・・。

 

本編2話

やはり、深く考えずに書いた話。
こーゆーのを「右脳で書く」と言うのだろうか。・・・違う?

2000年3月。
カービィファンならばご存じであろう「星のカービィ64」の発売日(月?)。
この話を書いたのは・・・1999年の夏ぐらいだったかな?
幕張に行った後なのは確実。

今から考えたら、こんな具体的数値を出すんじゃなかった。
2000年3月以降に読むと、文章効果がイマイチ。
深く考えずに書いたという証拠である。

この頃から既に私はナックルジョー(K5の)を気に入っていたらしい。
と言うか、私の「理想」が色々詰まっているのです。

一番の理想は性格だな。一部読者に不評だけども。
そりゃー、あの性格は悪いぞ。そう書いてるし。
ノンフィクションであーゆー人がいたら、絶対関わり合いたくないな。
でも、世間一般の常識に流されず自分を貫き通すのは、内容がどうあれスゴいと思うんですよね。
アマチュアとはいえ小説書いているクセに「スゴい」なんて幼稚い表現しか出てこない(汗)。
ともかく、敵を作ろうが、他人に嫌われようが、お構いなしに「自分の人生」をしっかり送っているのは憧れる。

そういう人に、私は・・・・・・なる勇気がない。実力もない。そーゆーモンだよな。
でも、本人が後悔しないのならば、それでいいと思っている。

 

本編3・4・5話

やっぱり、深く考えずに書いた話。
「カービィ3」のVSアドをベースにK5メンバーの戦闘風景を書いただけみたいな。

ソービィの戦法。
絶対、ああならねぇ。苦肉の策っぽい(作者にとって)。
何であんなヘボいの思いついたのか謎。
もっと、どうにかならんかったのか。

私、5球の中じゃ、キービィが一番強いと思う。

 

本編6・7話

アドがあまり活躍していないような気がしたので、書いてみた話。
やっぱり、深くは考えていないらしい。

「長所を『優れている所』と考えるな。『弱点を補っている所』と考えろ。」
↑一部読者様に好評のセリフ。
ナックルジョーのセリフを書く時は結構ハラハラします。
だって、ナックルジョーは格闘のエキスパートだけど、
小説書いてる本人は格ゲーのコマンド入力すら出来ないから。
相手がダウンする前に、私の左手親指の腹がダウンします。

「ホントに正しいのかいな、このセリフ!?」てな感じ。
まぁ、このセリフは割とイイ線いっているよう・・・な?

ナックルジョーはアドに対しては、(他のキャラと比べて)対応が柔らかいんじゃないかとご指摘されるコトがあり。
ハイ、そうです。だって、私の趣味だもん。趣味と言うか、方針と言うか。
男が女に暴力振るうなんて小説、読みたいか?

基本的に私は「女性は守るモンだ」と思っております。
・・・私が男性だったら、この考えはソコソコかっこよいと思うのですが。
女の私が言ってもな・・・ま、いーか。
性差別と思う方もいるでしょうが、差別以前の常識でしょ。
救助時でも、「女子供は最優先」だし。
男性が女性より身体能力に優れているのは、女性を守るためだッ!

真の男は「女好きでフェミニストな奴」と思っている私。・・・こりゃ単に、私の趣味だな。
ついでに
「野郎は嫌い」だとさらによろしい。
そーゆー男が増えてほしいのか?と聞かれると、それはまた別問題です。

 

本編8・9話

ミスった。
こーゆー話は文字しかない小説でやっても、あまり面白くない。
面白さを比較すると「小説<マンガ=ボイスドラマ<アニメ」て感じ。

何で、格闘する男性より格闘する女性の方がカッコよいような気がするんだろう。
女戦士とか、ゾクゾクしません?サムス、かっこよい!

ペンダックが好評。

 

本編10・11話

この話は少し推敲してから書いた話。特に11話。
ちなみに、11話の執筆に要した時間は1時間。10話を書き上げて、すぐさま一気に執筆した模様。
・・・あの頃は、若かったんだなぁ。

壁際で寝たがるナックルジョーは私の趣味。私が壁際が好きなんです。
隣に壁がないと、落ち着いて寝られない。
祖母に「ヤモリ」と言われました。

個人的に悔しい点が2つ。

その1。
女湯が寂しい!
「紅一点」て響き、好きなんだけど、こーゆー時はちょっと。
64編ではリボンが加わるけど、まだ足りない。
・・・はっ!こうなったら、お母様を・・・!鎧を脱いだお姿が想像出来ませんが。

K5女性3人組結成!いいなぁ、華やか!何か強そうだし!
気が強いのと、消極的なのと、お気楽な感じなのと。
意外とバランス取れてるような。
ネタが出来たら、何か書いてみよ。

その2。
卓球。もしくは、エアホッケー。
とにかく、1対1で高速で打ち合うヤツ。
何か小ネタがやりたかった。

ナックルジョーが強すぎて、打ち合いになりそうにないけども。
余談ですが、卓球のスマッシュって、怖い。どことなく、殺意を感じる。

ナックルジョーと打ち合い出来そうなのは、カイムぐらいか・・・?
11話まででは、マンガで言ったら「逆光で顔が見えない」ぐらいにしか登場してないけど。
でも、見てみたいな。
ピンポン玉が異次元にすっ飛びそうな速度で行き来してるんでしょう。

お母様・・・は、台に背が届かない・・・。
カービィ達も・・・。

よく考えたら、あの星の住民は1頭身強ぐらいなサイズがフツーだよな。
となると、台は低めに作られているはず・・・。
人型キャラは、座ってやらにゃならんかも?

 

本編12話

ソコソコ推敲し始めたらしいが、やっぱり深くは考えていない。
新キャラ、そしてオリキャラであるカイムそのものを。

きっかけはK5の「スマブラを見て」より凄まじい。
当時、友人への年賀状を書いておりまして。
文の一部に「皆無」という単語を使いまして。
「・・・『皆無』って、音の響きがキャラの名前みたいよなー・・・・・・・・・お?」
ホントに。マジで。コレだけだったりする。

あの時、「皆無」という単語を使わなければ、カイムは存在していなかっただろうか。
それとも、遅かれ早かれ思いついただろうか。
敵キャラがゼロとダークマターだけってのは、寂しいなー、と思ってたし。
敵サイドにも人型欲しいなー、と思ってたし。
・・・人型ダークマターで済ませなくてよかった。「2」をプレイしていたら、ソレで済ませていたかも。
性格はやっぱり、ゼロやダークマターと同じだったろう。

本編5話アタリまで書いた時点では、
「絶対、ゼロとの最終決戦まで書かずに、適当に話を濁して終わるんだろーなー・・・」
と思っておりましたが、カイムを思いつき、
「・・・書くかも?」
と思い始めました。
人生、何が起こるかわからない。・・・そんな大層なコトでもないけど。

「胴体存在せず」という設定は考えていた。
「名前が『カイム』なんだから、胴体『皆無』だろ!」
考えているようで、大して考えていない人間の見本です。
後にイラストを描く際、擬人化に頼らざるを得ない状況に度々追い込まれる。
自分が考えた設定に首を絞められる原作者。

袖無しコート。
暖かいだろうけど、転ぶとうまく受け身を取れず、顔面と大地が荒々しくスキンシップしてしまう恐ろしい衣服。
転倒の際、棒付きのキャンディをくわえていると評価は二重丸にアップ。

余談ですが、ウチに異様にカイムのコートに似たコートがあります。
袖はあるし、色が黒っぽいけど。
ミョ〜にそっくりなのよ。コスプレしたくなるぐらい。
出来ないけどね。妹が着て、ちょうどいいぐらいのサイズだから。
でも、コートは妹に着せ、私は青の長袖着て白の長ズボンを穿こうかと思った。
でも、髪を脱色する勇気がありませんでしたとさ。
自分に金髪が似合うか似合わないかぐらいはわかっている。

靴の詳細は、私もよくわからない。ブーツのような、そうでないような。
読者にまかせます。

そして、「カイムの外見上の特徴を述べよ」と言われたら、
まず最初に口をついて出てくるんじゃないかなー、という髪。
友人曰く「原稿の手伝いならいつでも言って。でも、カイムの髪ベタはやらない。
・・・ナカナカ好評であります。

ゼロと似通った属性のキャラだから、最初は「白髪で赤目」にしようかと思っていたんですが、
シンプルすぎて面白くないし、
白髪と紙一重の銀髪キャラ達がそこいらで人気だし、(←天の邪鬼)
強さはゼロとダークマターの中間アタリだろうから、白と同時に黒も活かしたかったし。
とそんなワケで、あのシマウマのような頭になったのでした。

シマウマは黒地に白(のハズ)。カイムの髪は白地に黒。

そして当時、寝返りさせるどころか、生き残させる気すらなかった。
当然、外4は影も形もないです。まさに皆無。
カイムのコトは「ゲストキャラ的敵キャラ」としか考えていませんでした。
ホント、人生って何が起こるかわからんなー。

時折読者様に「カムイ」と名前を間違えられる。
・・・伝・・・。一体何人がわかってくれるのか。
夏コミに行く際、母に「この作品の同人誌を買ってきてくれ」と頼まれました。
母親がオタク文化に理解がある人物で、私は幸せだ。
ちなみに高校生の時、友人等に聞いても「JUNE」の意味がわからず(6月じゃないよ)、
ダメもとで母に聞いたトコロ、実にアッサリ答えてくれました。・・・ありがとう。
でも、テーブルの上にBL系小説を置いていたのにゃ、びびったぞ。
そんな母も「萌え」の意味は知らなかった・・・。
この言葉、私が生まれた頃ぐらいから使われていたみたいですね。

ダークマターをガリガリ食べてしまうのは、私の好きなホラージャンル「カニバリズム」を意識。
「カニバリズムを扱った作品が好きだ」と言って、イイ反応を貰ったコトは一度もありません。
どうしてでしょうね?

 

本編13・14話

カイムの能力?体型?性質?(何て言えばいいんだ)の説明をする話。

ちなみにこの時点でも、外4は影も形もありません。
つーか、外4を思いついたきっかけが全く思い出せない。
何であの話、思いついたんだろ?

カイムの趣味・嗜好を幾らか私に合わせてみた結果、あーゆーキャラになってしまった。
自分と同じだと感情移入し易いから、書きやすいかと思ったのです。

幽霊や怪物より、人間の方が遥かに恐ろしいと思っていて。
医学生の「遺体解剖実習」を見学してみたいと思っていて。
コンビニのバイトより、ホルマリンプールの死体をつつく仕事の方がいいと思っていて。
書店で「処刑」「拷問」「殺人鬼」等の書籍を見ると、思わず手を伸ばして。
「人間3分クッキング」「自殺のススメ」「世界の拷問・処刑」トークが好きで。
「あなたがいるから、世界はあるの」より「お前が死んでも、世界は終わらない」というセリフの方が好きで。

とりあえず、あまり他人に同意されなかった私の趣味・嗜好を書き出してみました。
別にコレらがカイムに当てはまるというワケではございません。

3番目は趣味と言うより、接客するのが苦手なだけです。私、愛想ないし。
死体には、気を遣わなくていいからねぇ。・・・・・・ダメ人間・・・。

友人と「カイムって、面食いよねぇ〜」と話しましたが。
ちょっと詳しく言えば「イケメンが好き」ではなく「イケメン好き」です。
・・・余談ですが、グルメな人はゲテモノも好きなんだってさ。

フツーなトコもあるけど、変なトコもあるというコトで。
「東京観光で行ってみたい場所」でまずディズニー系を挙げるけど、その次は寄生虫博物館と言い出すみたいな。

ちなみにコレも私の趣味。

 

本編15話

まーた、何も考えていない!
てか、何が書きたかったのかがよくわからない!

強いて言うなら・・・口喧嘩か?

実は、この話を書き上げる前に外4完成していました。

 

本編16話

ちゃんと考えました。
・・・ホントです。

骨折って、どのくらい痛いのやら。(そんな話・・・)
某ホラー小説に「とても痛い骨の折り方」てのがありました。
売春婦を拷問する話だったっけ。
平行にポキンじゃなくて、ちょっと斜めに折るのがポイントなのだそうな。
尖った切断面が肉に食い込んで、とても痛いらしい。
とは言え、あまり切断面を鋭利にしすぎると簡単に皮膚を突き破ってしまうので、「ちょっと斜め」がいいとか。

ちなみに、コレは序の口。
この後、もっとえらいコトになってしまうのですが・・・。
悲鳴を上げるも、怯えた様子は見せない売春婦さん。そして、少し切なげ。
怖くてエグいだけじゃないんだよな、あの話。
興味がある方は井上雅彦監修「異形コレクション 夢魔」(光文社文庫)をどうぞ。

・・・ヒトの小説のコトを書いてちゃあかんな。

時々話題になる「ナックルジョーとカイム、どっちが強いんかいな〜?」
・・・うーん、何とも言えんな。

戦闘能力等はカイムが勝ってるけど、戦闘経験はナックルジョーの方が上だし・・・。
でも、カイムは「戦闘」を前提に創られた存在で・・・。
それ言ったら、ナックルジョーは生まれながらの格闘家であって・・・。

結論。
争わずに共闘しろ。

 

本編17話

ハイパーゾーン編への繋ぎ。

友人曰く「カイム、死にそう」
読み直してみて、私もそう思った。
そうよねぇ!
寝返って、自分の過去話なんかする奴、死亡率高いよねぇ!

・・・何故に私は、嬉しそうに話してんだ・・・?

全身梅干し。
この言葉、変に気に入った。じっくり考えると、妙な気分になる。
ちなみに、スマブラのサムスをコピーしたカービィのコトを「全身ヘルメット」と呼んでいます。

 

本編18話

犬でも飼っていたら「僕、もう疲れたよ・・・」とでも話しかけそうだった話。

メタさん、書きにくぃぃ〜ッ!
ファンも多いから、イメージ崩さないよう書くのに気を遣って・・・。

メタナイト再登場を希望する方が時折いますが・・・勘弁して下さい。
私には向かないキャラ。

とか言ってたら、書いたりしてな。

 

本編19話

前回とうって変わってとても楽しく書いたお話。

キービィ、書きやすいな〜。
書きやすい上に、キャラ立ちも充分だし。
何か、えらい助けてもらっている感じ。

 

本編20・21話

話の筋自体は考えていたのですが・・・。
話の長さは全く考慮に入れておらず、2話に渡ってしまった。

皆無はもちろん、即興キャラです。
もーちょっと考えればよかったのに・・・。
名前も何とかなったろうに・・・。
今更言ってもしょうがないけど。

今だったら、「ノォト」と名付ける。
某ホラー漫画家のペンネームに似ているな。

ふと思ったのだけど。

一定量の邪悪な物質さえあれば、元通りになるカイム。
・・・それって。
イーヒンだーッ!(笑)

謝っておきます。ごめんなさい、一部向けのネタで。
「ゾンビ屋れい子」に出てくる「ほぼ不死身」の悪役です。
「質量保存の法則」に忠実なウー(漢字が出ねぇ:汗)みたいな。
・・・はっ。ウーもサザン読者しかわからん・・・。
ウーとは、心臓を抉られようが、首が飛ぼうが、上半身と下半身が泣き別れになろうが、粉微塵になろうが、
のべつ幕なしに再生し、復活を遂げる能力を持つ人(?)のコトです。
・・・ウーとカタカナ表記だと、何かえらい間抜けな感じがしないでもないような・・・。

まぁとにかく、設定がイーヒンっぽい。
カイムのキャラ設定を決めたのは、雑誌にイーヒンが登場する前だけど。

・・・いや、待て。
イーヒンは頭が砕けたり、首がちょん切れたりしても復活していた。
しかしカイムは、ドタマを吹っ飛ばされたら、高確率で死ぬぞ。「核」をやられたら終わりだからね。
オマケに攻撃は、まさに「身を削る」思いだし。
イーヒンは「核」みたいな明確な弱点はなかったし、身を削る思いをしなくても攻撃できた。
戦闘用として創り出されたカイムは、突然変異の人間に劣るのか・・・。
おもろい結果になった。満足。

余談。
イーヒン、登場した時は「美形〜♪」と読者に人気でしたが、話が進むにつれ、
「こンのクズ男がぁッ!」とばかりにやたら嫌われてしまいました。
クズ男な悪役も結構イイと思うけどな。
悪を美化させようとしていないトコロが良い。

 

本編22話

最終決戦への繋ぎ。

みんな・・・一所に集わないで・・・。精神分裂起こしそうだ。
集わせたのは私だけど。

 

本編23話

らぶらぶーっ!

 

本編24話

第一部・完。てな感じ。
友人曰く「最終回みたい」
まぁ、そーゆー感じに書いたし。

そして案の定、私はろくすっぽ話の筋を考えずに64編を書き始めるのであった・・・。