------------------------------------------------------------------------ Macバイナリ除去(Mac-bin) ver 0.02 beta2 (2000/6/8) (C)2000 すにゃんソフト (=^^=) ------------------------------------------------------------------------   この度はすにゃんソフトのプログラムをご利用いただき誠にありがとう   ございます。この文書には、ソフトのご使用法等、さまざまな情報が書   かれています。プログラムをご使用になる前にお読み下さい。 □ ソフト概要 Mac(マッキントッシュ)からWindows にファイルを移動する場合、 Windows 側で正しくファイルを開けない場合があります。そういう場 合の原因は大抵、ファイルに埋め込まれた「Macバイナリ」による 問題です。このプログラムはそのMacバイナリを除去するソフトで す。ショートカットへファイルをドロップする、またはダイアログか らのファイル選択で簡単に除去することができます。オリジナルファ イルは別のフォルダにバックアップされるので、除去後のファイルと 除去前のファイルが混在せず、安全で管理にも便利です。 □ 動作環境 【 OS 】   Windows95、98、NT、2000 (Windows95以外での動作確認は行っておりません) 【 CPU 】   Pentium 以上を推奨 □ アーカイブに含まれるファイル及びフォルダ一覧 macbin.exe プログラム本体です readme.txt この文章です □ インストール、アンインストール方法 【 インストール 】   圧縮されたファイルすべてを適当なフォルダ内に解凍して下さい。 【 アンインストール 】   解凍したファイルをすべて削除して下さい。 □ プログラムの実行方法、及び使用方法 【 実行 】   1.ドラッグ&ドロップ起動(推奨)   "macbin.exe"またはそのショートカットにMacバイナリを除去   したいファイルをドラッグ&ドロップします。(複数選択可)   2.通常起動   解凍したファイルの中の"macbin.exe"を実行して下さい。 【 使用方法 】   1.ドラッグ&ドロップ起動(推奨) ・ファルダを開いて、Macバイナリを除去したいファイル  を選択します。(いちどに複数のファイルを選択できます。  ) ・"macbin.exe"ファイル、あるいはそのショートカットに、  選択したファイルをドラッグして、ドロップします。 ・ドロップしたファイルのMacバイナリが除去されて、自  動的に終了します。   [ドラッグ&ドロップ起動例]    1.ショートカットの作成 ドラッグ&ドロップ起動に便利なように、ショートカットを 作成しておきます。ここでは例として、デスクトップ上に作 成しています。 ・"macbin.exe"ファイルの上でマウスの右ボタンをクリック  して、押し続けたままデスクトップ上の好きな場所(アイ  コンのない場所)まで移動して、それからボタンを離しま  す。 ・メニューが表示されますので、「ショートカットをここに  作成」を選択します。これでデスクトップ上にショートカ  ットが作成されました。    2.ファイルの選択 次に、Macバイナリを除去したいファイルを選択します。 ・Macバイナリを除去したいファイルが保存されているフ  ォルダを開きます。 ・フォルダ上の何も書かれていない白い場所でマウスをクリ  ックし、クリックしたままマウスを動かし、処理したいフ  ァイルを囲んで色反転表示にします。一度にたくさんのフ  ァイルを選択できます。    3.ドラッグ&ドロップ 次に、選択したファイルからMacバイナリを除去する手順 を説明します。この例では、さきほど作成したショートカッ トに、選択したファイルをドラッグ&ドロップする方法です。 ・選択されているファイル(反転表示になっています)のど  こかで、マウスのボタンをクリックし、押し続けたまま離  さずに、デスクトップに作成したショートカットの上に持  っていき、そこでボタンを離します。 ・Macバイナリが除去されます。   ※ ドラッグ&ドロップ起動時の注意や、メッセージの詳細など、   詳しいことは、次項「より詳しい使用法」をお読みください。   2.通常起動 ・"macbin.exe"を起動します。 ・起動とともに、ファイルの選択ダイアログが表示されます  ので、Macバイナリを除去したいファイルを選択してく  ださい。 ・正しくファイルが処理されると、「ファイルを変換しまし  た」というメッセージが表示されます。 ・続けて他のファイルも処理したい場合は、「開く」ボタン  を、終了したい場合は、「終了」ボタンを押してください。   ※ 通常起動時の注意や、メッセージの詳細など、詳しいことは、   次項「より詳しい使用法」をお読みください。 □□□ より詳しい使用法   【 Macバイナリ保存フォルダについて 】 Macバイナリが正しく除去できると、除去前のファイルを「Mac バイナリ保存」フォルダに保存します。Macバイナリ保存フォルダ は、処理したファイルと同じフォルダ上に作成されます。このフォル ダは、プログラムでは使用されませんので、不要になったらフォルダ ごと削除してもかまいません。ただし、次の手順でのファイルの復元 は、できなくなります。 [ Macバイナリを除去したファイルを除去前の状態に戻す ]   次の手順で、一度除去したファイルを元の状態に戻すことができ   ます。 ・Macバイナリを除去したファイルがあるフォルダを開き、そこに  作成されている、「Macバイナリ保存」フォルダを開きます。 ・その中にある、元に戻したいファイルと同じ名前のファイルにマウ  スを合わせ右クリックします、表示されたメニューから「切り取り  」を選択します。(※除去したファイルと、除去前のファイルの名  前は完全に同じですのでご注意ください。Macバイナリ保存フォ  ルダ内にある物が、除去前のファイルです。) ・再び、Macバイナリを除去したファイルがあるフォルダを開きま  す。 ・そのフォルダの何もないところで右クリックし、メニューから「張  り付け」を選択します。上書きをたずねられたら、「はい」を選択  してください。 「Macバイナリ保存」フォルダの中には、"このフォルダについて. txt"という、フォルダの説明が書かれたテキストファイルも作成され ます。不要な場合は、削除してかまいません。   【 エラーメッセージについて 】 起動中に以下のようなメッセージが表示されることがあります。 ・「Macバイナリ保存フォルダに同名ファイルが存在します。すで にバイナリ除去されている可能性がありますが、保存ファイルを上書 きしてバイナリ除去を実行しますか?」  このメッセージが表示された場合はMacバイナリ保存フォルダに  同名のファイルが存在しています。以前にMacバイナリを除去し  ている可能性があります。ここで「いいえ」を選択すればそのファ  イルの処理を中止し、「はい」を選択すると、処理したい現在のフ  ァイルを保存し、Macバイナリ保存フォルダにあった古いファイ  ルは上書きされて消えてしまいます。同じファイルを2度以上処理  すると、除去前のファイルが消えてしまったり、正しく除去されて  いたファイルも破損してしまう場合がありますので、十分にご注意  ください。 ・「オリジナルファイルを移動できませんでした」 ・「ディレクトリが作成できませんでした」  なんらかのエラーにより、除去前のファイルのバックアップができ  ませんでした。この場合、除去処理は中止されます。 ・「ファイルを消去できませんでした」 ・「ファイルエラーが発生しました」  なんらかのエラーにより、ファイルの処理ができませんでした。除  去処理は中止されます。 ・「おそらくマックバイナリファイルではありません」  選択したファイルが、おそらくマックバイナリファイルでないため、  そのファイルの処理を中止します。   【 Macバイナリ除去動作の詳細と制限 】 このプログラムでは、以下の手順でMacバイナリを除去しています。 1.Macバイナリを処理するファイルがあるディレクトリ内に、「  Macバイナリ保存」というフォルダを作成し、オリジナルファイ  ルを移動して保存します。 2.対象ファイルのMacバイナリを除去します。 ※ 現在のバージョンでは、Macバイナリファイルであるかどうか   の判別は行われません。 ※ 複数のファイルのドラッグ&ドロップで起動させる場合、ファイ   ルの数が多いとエラーを表示して起動できない場合があります。   これは、Windows システム上での制限です。 ■■■ 実行不可能、あるいは動作が不良と思われる場合には・・・   「エラーメッセージが表示されて処理が中止される」 エラーが表示される場合には、以下のような原因が考えられます。 ・ディスクのメモリーが不足している ・ディスクがライトプロテクト(書込み禁止)状態になっている (フロッピーなどのファイルを処理する場合は、書き込み可能状態に するか、ハードディスクにコピーしてから除去してください。) ※ エラーメッセージの詳細は、「より詳しい使用法」の項をご覧く ださい。   「Macバイナリを除去したのにWindows で開けない」 この場合次のような原因が考えられます。 ・Macバイナリを含まないファイルを処理した ・同じファイルを2度以上処理した ・そのファイルを開くためのプログラムがインストールされていない ・ファイルの拡張子が正しくない ・ファイルが壊れている 現在のバージョンでは、Macバイナリファイルであるかどうかを細 かく判別することはできません。一度正しく除去できたファイルでも、 もう一度処理にかけると、正しく開けないファイルになってしまいま す。   「フォルダをドラッグ&ドロップしたが処理されない」 現在のバージョンでは、フォルダのドラッグ&ドロップには対応して いません。このソフトは、ファイルの内容を書き換えるソフトですか ら、誤って大量のファイルを破損してしまうのを防ぐことができます。   「ドラッグ&ドロップで起動しない」 複数のファイルのドラッグ&ドロップで起動させる場合、ファイルの 数が多いとエラーを表示して起動できない場合があります。これは、 Windows システム上での制限です。   「ウインドウを移動できない、あるいは最小化できない」 通常起動時のウインドウは、位置固定になっていますので、移動や、 最小化はできません。 本ソフトはベータテスト版ですので、プログラムに思いがけないエラ ーが含まれている可能性もございます。実行条件を満たした環境で、 どうしても正常に動作しない場合は、お手数ですが本文下記、サポー トの項にある連絡先までご一報下さい。 ※ すにゃんソフトのホームページには、この説明書に含まれない最 新の情報が掲載されている可能性があります。その他問題点などござ いましたら本文下記、サポートの項にあるアドレスにて、ご確認下さ い。 □ 転載、再配布等に関するご注意 本ソフトはベータ版フリーウェアです。本ソフトの著作権はすにゃん ソフトが所有しています。転載、再配布の場合は以下の点にご注意下 さい。 【 転載について 】 不特定多数に配布される雑誌、CD−ROM等(有料、無料 を問わず)、ソフトウェアのダウンロードサイトなどへの転 載につきましては、事前にご連絡下さい。 【 再配布について 】 個人での再配布については自由に行って頂いてかまいません。 その他の場合での再配布については転載の条件をご適用下さ い。 ※ いずれの場合も、アーカイブ内のファイル、その他の内容変更は行 わないで下さい。 □ バージョン履歴 ver 0.01 beta (2000/6/2) : ベータバージョン ver 0.02 beta (2000/6/5) : 半角スペースを含むパスに対応 ver 0.02 beta2 (2000/6/8) : 添付ドキュメント訂正 □□□ 免責事項、プログラム実行、使用における注意点 (※ ご使用前に必ずお読み下さい。) ・本ソフトを使用後、あるいは使用する前に生じた、いかなる障害、  損害についても、すにゃんソフト及び関係団体、その他個人等は一  切の責任を負いません。特にこのソフトはファイルの内容を書きか  える物ですので、使用には十分にご注意ください。 ・本ソフトは使用するすべての環境において、正常に動作することを  完全に保証しているものではありません。 ・本文中の社名及び商品名等は、各社の商標または登録商標です。 ■■■ サポート、お問い合わせ先 ご使用に関するお問い合わせ、ご使用上の不具合などがございました ら以下のメールアドレスまでご連絡下さい。 ・すにゃんソフト連絡先 swinepal@mx1.tiki.ne.jp また、以下のページにて本ソフトやその他の取り扱いソフトのサポー ト、ダウンロードサービスを行っています。 ・すにゃんソフトホームページ http://ww1.tiki.ne.jp/~swinepal/sunyansoft/ □□□ このソフトに対する寄付金、援助金を募集しています すにゃんソフトでは、すにゃんソフトの活動ををご支援下さる方から の寄付金を募集しています。すにゃんソフトの活動に対して援助をい ただける場合は、以下の方法にてご送金下さい。 ・郵便振替口座 口座番号 01360-0-19479 加入者名 すにゃんソフト 郵便局窓口から、あるいは口座をお持ちの方は自動支払い機等からの 入金が可能です。送金価格はお客様の任意額で結構です。送金時の手 数料はお客様にてご負担ください。 すにゃんソフトにおよせいただいた寄付金、援助金は、今後のソフト 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