ジェネアビ版航法装置



ぼやけてますけど(フラッシュをたくと反射して画像が見えなくなるのであしからず)一番上よりマスターコーション、オーディオコントロールパネル、GPS装置、VHF NAV/COMの#1、#2、ADF、トランスポンダー、オートパイロットとなっています。
フライトシミュレーター愛好者の方はご存知でしょう・・・GPS装置以外は・・・・
GPSは最近では新規製造機の装備品としては標準装備になってきています。車でいえば、オプションとなるカーコンポ的なのりでしょう。いろいろとユーザーが選択できるようになっています。
このアビオニクス(無線航法装置)ラック(棚)はセスナ182S型といいまして、セスナ社が昨年に生産発売開始した機体であります。内装も今までのアメリカチック(アメリカの人におこられるかな?)なものより、といってもみなさんはピンとこないかもしれませんが、車を例にたとえると飛行機の価値自体は”クラウン”クラスなのに内装は”ポンコツ軽四”(一言いっておきますが、軽自動車を軽く例えているわけではではありません)といっても良いくらいセンスのみじんもありませんでした。現に古いアメ車なんかは内装は黒とピンクのツートンとかありましたもんね。飛行機も古いアメ車といっしょで3時間程座っていると気持ち悪くなる内装でしたが、今は感動すら覚えるようになりました。
話はそれましたが、GPSは優れもので、ウエイポイント(カーナビのそれといっしょ)を目的地まで何個所も設定でき、従来までのVOR(VHF オムニラジオレンジ)のようにウエイポイント通過後、周波数を設定し直さなくても良いという”楽"以外の何者でもありません。ただし、日本国内ではGPSを計器航法による飛行方式は航空法により承認されていません。が、有視界飛行方式ではセカンダリー(いってみれば参考として)として認められるようになりました。
このGPS装置は全世界の空港、空港のガソリンスタンド情報、空港の滑走路情報、VOR、ADF、コントロールエリアその他数々の機能を有して、おまけに”ニアレスト”機能といいまして、現在地点より最も近い空港/飛行場、VOR、ADF、その他の情報を9ポイント(GPS装置によりけり)まで検索できる機能もあります。後、”ムービングマップ”といいまして、動く地図も表示されるものもあります。現段階で車のカーナビには及ばないと考えていたところ、やっと飛行機にもでました。液晶カラーモニターのGPSが。我々飛行機にたずさわる人間も”技術が進歩したなぁ”と感じるものであります。
フライトシミュレーターをやっておられる方はVOR、ADF、トランスポンダー等の装備品はなじみがあるのではないかと思います。あっ、そういえばセスナ182S型はフライトシミュレーターに出てくる飛行機でしたね。全く同じものと考えてください。
なんだかコラムみたいになりましたが、このへんで。 PS.”写真もっときれいにせやーーーーー”と思われた方、メールでも***チャット***でも一言いってやってください。無責任なページですが、ご期待にはこたえますので・・・・あしからず。


真ん中の点灯している機器がベンディックス・キング社のGPSです。
***こちらに***ガーミン社のGPSがあります。どのように違うのかな?探してみよう!!(笑)



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