1.用意するもの
1.お調子者のなか*ボン×1人 2.続けてお調子者のO塚君×1人 3.水道ホース 4.中性洗剤 5.モップ 洗う側の人間様としては、晴れていて暖かい日に飛行機を洗いたいですが、潮風と汚れは時と場所を選んでくれません。 そんな訳で、真冬の凍りそうな時も水洗いします。 水洗いの第一の目的は機体に付いた塩分を洗い流すことです。 日本の空港はだいたい、海沿いにありますので、潮風を浴びまくります。機体に付いた塩分は乾燥され、時には塩粒になることもあります。 これを放っておくと腐食の原因となります。 |
まず大量の水で機体の表面についた、ざらざらとした堆積物(ほこり等)と塩分を流します。 それをしないでモップ等でこすると塗装面がいたみます。 とにかく、水を流してから、洗剤で洗います。 この写真をとった日は気温摂氏30度と暖かく助かりました。 |
中性洗剤は地球にやさしく?するため、相当薄めて使用します。それでも、とれない頑固な汚れは後でコンパウンドで磨いて落とします。 ここで取る汚れは軽度の油汚れと水垢です。モップも金属と塗装面を傷めない柔らかいものを使用します。 モップの先端に金属の留め金等があれば、それもガムテープ等でまき、機体に傷が着かないようにします。 |
洗剤を水洗します。ほとんど車の洗いかたと一緒です。車もそうですけど洗剤で磨いてそのまま洗い流さずに乾かしてしまうと、そこの汚れはおちにくくなります。 それを防ぐために一人がこすり、一人が洗い流すということをします。 普通、機体洗いはインターバル等がなく、定時点検時や、汚れが目立ったり、海風が強く塩をかぶったときに実施します。 大型機の「成田の放課後」ではインターバル等きまっていますが、小型機は会社の方針等でちがうでしょう。 後は乾かして汚れが残っているところにはコンパウンド等を使用して汚れを落とし、各動翼のヒンジに油をさして終わりです。 ちなみに飛行機の雨対策はちゃちくて雨の多い日本では雨漏り対策が大変です。水洗いの時にドアシール等水が浸入しないかも検査します。 ワックスは翼の前縁にかけることが多いです。 |
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