![]() | 全バラ全バラ楽しいな。と、言うわけでサンドブラストに挑戦! 使用器材はビルテマ製の3000円くらいのブラストガンと広い?作業場です。運良く、会社のコンプレッサーは要領が50Lくらい有り、ブラスト環境はいいものの、水を取るフィルターがアウトで、ちょくちょくちまって大変でした。始めたのが昼過ぎの13時で、終わったのが21時30分です。トホホの環境でした。 ゴーグルに紙のマスクで挑みましたが、口の中はじょりじょりで、鼻の中は砂だらけ・・・・ とにかく忍耐と辛抱の?時間でした。こんなことならはっきりいってブラスト業者さんに御願いした方がよかったかも・・・と思いつつ、頑張りました。 はっきり行って個人レベルでも、十分できます。ただし、砂があちらこちらに飛び回って、砂を拾い集めるのが大変でした。 でも、錆びやごみ、油分が気持ち良いくらいにとれます。 |
![]() | 新品ぴかぴかの状態になりました。すべてのいまいましい錆びや泥がとれ、目茶苦茶きれいになりました。ほとんど新品です。 でも、ブラストで脱脂した表面は錆び易くてそのままちょっとの間でも放置したら錆びが浮かんできます。 本当にきれいです。「このまま永久保存にできたらいいなー」なんて思っちゃいます。 やっぱりフレームは鉄パイプのフレームがきれいですね。これで酒が飲めそうっす。 |
![]() | その状況を避けたかったのでそのままきつい中、ジンククロメート処理をしました。軽合金にもってこいのプライマリー・サーフェーサー、亜鉛入り塗料です。飛行機ではおなじみです。 表面を亜鉛が覆って腐食を防ぐものです。本当はりん酸塩処理とかあるのですが、持っていないため、やめました。 表面処理は後々のことを考えるとやっておくべきなんでしょうが、物がないなら仕方がないっす。 でも、ブラスト地には塗料が良くなじむっす。吸い付くように塗料が乗ります。 |
![]() | もう嫌になります。タンク底部に穴の箇所20個所少々。ハンダを試みたものの、小さい穴から全部はんだでは、到底無理そうです。 そんな訳で、飛行機用の対燃料シーラントPV1420(だっけ?)を使用しました。 大きな穴(直径7mm)くらいのものは、全部このシーラントとグラスクロスを用いて修理しました。 小さい穴は、このシーラントをMEK(メチルエチルケトン)で薄めて、タンクの中に流し込み、小さい穴をふさぎました。 この写真は塗装をハクリせずに実施したものですが、今回はちゃんと全部ハクリして、きちんと脱脂してからシーラントを施しました。このシーラントは塗装がのるため、後々、そんなに目立たなくていいかもしれないと用いました。もちろん、耐久性の方は飛行機で実績があるので、大丈夫だと思います。 タンク内部をコーティングすると言う、大胆かつ将来的な方法で今後は恐らく安心できると思います。 あらかじめ、タンクの内部はバッテリーの電解液、希硫酸を流し込み、半日おいて腐食を取り除きました。 |
![]() | ![]() | (左写真参照)シーラントとグラスクロスを施した所(丸印)はあらかじめ、タンクをハンマーでたたき、へこませてから、パテをうめるときれいに仕上がります。 パテは合計10個所で、おおきな物は右写真の右側ですが、平面にかなり近く、楽でした。 難しいのは半径のきつい曲面です。ここはうまくできなかったです。(左写真上側) |
![]() | ある程度まではRDのレストアページを見てください。 今回、がんばったのはやっぱり最終仕上げです。ジンク・クロメート・プライマーは緑いろなので、そこからパールホワイトの色を出すのは大変です。(パールは缶ペイントなので、お金がたりない・・) 普通の白をまず、むらなく塗り、そこから、缶ペイントのパールホワイトを塗りました。最初はたれるくらい塗りますが、そのうち、スプレーを遠ざけてやや表面がざらざらするくらい薄くぬります。 なぜなら・・・・・パールは重いので、下に沈んでしまいます。(ともきちはやっちゃった) しずまないようにうすく吹いてやるとあのパールがきれいにでます。 缶ペイントはアクリルで結構早く乾くため、青色の塗装に入るのが短時間で楽でした。 マスキングテープをカンで目張りして、大体の形を作ってよかったら、ペイントに入ります。深青と水色はウレタン塗料なので結構楽にぬれます。(なかなかたれない) でも、欠点もあります。硬化剤をいれるので、硬化するまで、時間がかかるということです。(約40時間) あと、写真はないですが、サイドカウル(RZRの物は左側にクラックが入り易い)も補修しました。 今回の自分の修理のコンセプトは「無料」なので(笑)ABS樹脂用の接着剤とアクリルの粉末(今回は飛行機の廃棄した窓を削った粉)を用いて補修しました。結構うまくできました。 |
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