点火系統の点検から始めます。まず、どれか一つのシリンダーからプラグキャップを取り、プラグをはずす。 そして、外したプラグにプラグキャップを再び付け、プラグの周囲を車体にグランドさせる。 この時、プラグに高電圧がかかるため、感電しないように注意して、セルスターター装備のものなら、セルスイッチを"ON" キックのものなら、通常始動時のようにキックする。火花は? |
コネクター、カプラーのサビ、接点不良、断線等を点検する。 |
カプラーのサビ、接点不良、断線等を修理する。 サビは600番くらいのサンドペーパーで磨き、落とす。接点不良箇所は接点復活剤等をスプレーする。 |
テスターを用いてメインスイッチとキルスイッチの機能を点検する。 大概のバイクはヘッドライトの中にコネクターがあると思います。コネクター同士で導通テストをする。 |
メインスイッチ若しくはキルスイッチの悪かった方の接点に接点復活剤を使用して直す。これで直らなければ良品と交換する。 |
テスターを用いてイグニッションコイルの点検をする。 本当は火花性能点検専用テスターがあるけど、普通はもっていないので省略します。 1次コイルの抵抗値を計る。各車種ごとに標準抵抗値が違うと思うのでどこかで聞いて下さい。(無責任) RZRの抵抗値はわかっているので、ここに記します。1字コイル標準抵抗値は0.33オーム±10%です。 同じく2次コイルも測定します。RZRの値は3.5kオーム±20%です。 |
これは交換しかないですねー。ちなみに4000円くらいで中古であります。 ほしい方は自分あてにメール下さい。 |
テスターを用いてCDIマグネト−の点検をする。 ちなみに自分のRZRもいかれたことがあります。テスターで計っても導通があるべき所になかったりしました。 ”抵抗値が大きく誤差があると交換する”とマニュアルにはありますが、恐らく導通が無い場合(断線等)の場合がおおいのでは?! まず、ピックアップコイルの抵抗値をはかります。テスターの赤リードをピックアップコイルの白/黒、テスターの黒リードを白/緑につなぎ、計測します。RZRは115オームです。 次に高速チャージコイルを計測します。テスターの赤リードをチャージコイル茶、テスター黒リードをチャージコイルの赤につなぎ、抵抗値を計ります。 標準値は5.3オームです。 低速チャージコイルを測定します。テスターの赤リードをチャージコイルの緑、テスターの黒リードをチャージコイルの茶につなぎ、計測します。 標準値は255オームです。 |
これも交換しかないですねー。ちなみに中古でもかなり高いみたいです。 ほしい方は自分あてにメール下さい。 さすがにCDIマグネトーは持っていないので、あちこちきいてみます。 |
ちなみにこれも自分のRZRのがいかれたことがあります。テスターで計っても導通があるべき所になかったりしました。 RZ Customeにものっていましたが、RZRのCDI ユニットは弱いみたいです。これも、壊れたら 修理不能なので、だめな場合も交換しかないでしょう。 ここまでやってだめな場合は99%CDIユニットと確信してもいいのでは? と、言うわけでここまでやってだめな時はCDIユニットの交換をお進めします。 他のバイクはどうなんでしょう? |
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