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第3回生活スキー団 信州ツアー O戸手記


photo by O-TO
9月20日
 1ヶ月前、団長妻からのメールでこの企画は動き始めた。その内容は「9月の3連休にどこか遊びに行かない?」というものだった。メンバーはいつもの生活スキー団水島支部(岡山)と関東支部のメンバー。場所選定段階で、「秋田」「シンガポール」「池原(奈良県)」と好き勝手な意見が出たが、団長の「わしはバス釣りがしたいんじゃー、ゆずれんのじゃー、八郎潟(秋田)がええんじゃー、車で行くんじゃー」という我が儘をなんとかなだめ、信州は野尻湖に決まったのだった。野尻湖はナウマン象で有名だが、その筋では一般的なラージマウスバスだけでなく、より引きが強いと言われるスモールマウスバスもいる湖として有名だ。ちなみに団長やI橋はスキーもするが、夏は釣りに没頭するアウトドアラーで、なんと2人ともバス釣り用のアルミボートを持っていたりする。また、団長は団長妻をルアーで釣ったことで社内では有名である。まぁとにかく行き先は信州と決まって、宿や釣りの手配は団長に任せることとなった。
 そんなこんなで、前日が来た。しかし、今週は風邪をひいたせいで高熱が続き、まだ治ってないしやばい...ということで定時が来ると速攻で病院へ。診察をしてもらい薬をもらう。その後、水島から出張に来ているK野さん(卓球日記参照)と落ち合い、会社の体育館へ。風邪をひいているにもかかわらず、練習をつけてもらう。これが効いたのか、風邪がだいぶ良くなった。21時まで練習し、その後H川さん、K下さん、T木さんと飲み会へ。話が異常に盛り上がったのだが、23時半飲み会を振り切り、帰宅。準備を整え、0時に出発。
9月21日
 0時に出発したものの、常磐道に乗る前なのに既に眠い...やはり風邪で体力が落ちている上に卓球練習をしたことが響いているようだ。とりあえず途中のコンビニでリポDを買い、リポDでアリナミンA50を2錠飲む(良い子は真似しちゃダメ)。とりあえず目が覚めたので、常磐道から外環道を走り、関越道へ。途中、Mぞうを拾い、順調に走行。途中の黒姫野尻湖PAに4時半に到着。予定より1時間も早く着いたので、仮眠。6時に水島組と合流し、いよいよ野尻湖へ。
 野尻湖のレンタルボート屋に到着し、朝食(僕はほうれん草チキンカレー)を食した後、出航。僕は茨城へ転勤してからこの2年間、釣りから遠ざかっていたので、糸の結び方すら忘れていた。いやいや2年間眠っていたOタニウムXTやOテラやOガバスが泣くなぁ。
 しかし、寒い!ホントに9月か?でも良かった、マウンテンライトジャケットを持ってきておいて。これで何とか寒さをしのげるかな、って他の連中はちゃんと防寒対策はばっちりか。さすがアウトドアラーは違うねぇ。
 レンタルボート屋の人の話によると「ワームは3〜3.5inchのダウンショットまたはキャロライナジグでドラッキング」しかないとのこと。まぢか?そんなせこせこ釣りをしないとならないとは。また、団長妻がボート屋の奥さんに話を聞いたところの証言では、「ごめんねぇ、今ほんっっとに何も釣れないんですよ。申し訳ないですねぇ」とのことだった。釣る前からそんなこと言われても...

photo by I-hashi
 結局、半日の釣果は、団長が30cm程度のラージマウスを1匹釣っただけ。僕はというと、あっという間にせこせこ釣りに飽きて、ぶっこみでお昼寝に突入したのであった。それでも1匹かかった(ばらしたけど)。釣り人は他にもたくさんいたが、釣れているのを見ることができなかった。本当に魚はいるのか?まぁ朝まずめや夕まずめが禁漁時間なのでは、釣れるものも釣れないと思うが。
 午後は、分かれて行動。団長とI橋は引き続き釣り。僕は団長妻とMぞうを引き連れてゴルフの練習。Mぞうが今度コースデビューをするというのでその練習におつきあい。ボート屋の人にタングラム斑尾スキー場に練習場があると聞いて行ってみたら、ジャズフェスティバルの準備のためにクローズしており、更にそこの人に他の練習場の場所を聞いて行ってみたら、新潟県の妙高高原より向こうだったというように1時間ほど彷徨ったが、なんとか練習場にたどり着くことが出来た。
 ゴルフ練習は2時間ほど。僕は釣りと同じくゴルフも転勤して2年間、1度もクラブを握ってなかったので滅多滅多だと思っていたのだが、意外と調子よく、2年間のブランクは感じなかった(といってももともと大してうまくはないが)。それでも60球ほど打ったところで腰は痛くなるわ、手のひらは痛くなるわでぼろぼろ。
 練習を終えて宿に向かう途中、団長から団長妻へコール。どうやら2人ともボウズだったらしい。恐るべし!野尻湖。
 宿はタングラム斑尾の近くにあるペンション。チェックインして部屋にはいると、ロフトがお出迎え。ベッド2つ、ロフトでは3人寝られる広さ、さらに6畳の和室あり、当然ユニットバス付き。いい部屋だ。今日はうちのグループしか泊まっていないようなので、ぜいたくにも2つ部屋を貸してくれることとなった。
 夕食の前に風呂に入る。部屋のユニットバスとは別に岩風呂風の浴場があるのでそちらを利用した。で、びっくり!顔と手が真っ赤に日焼けしていた。しまった〜、日焼け止めを塗るのを忘れていた〜。風呂にはいると日焼けの跡がひりひりと痛い。その後、I橋が風呂に行ったのだが、すぐに駆け戻ってきた。「O戸!浴槽でうさぎが遊んでるんだけど?」「へ?」ぢつは、浴場は2つあって、I橋は間違って使われてない方に入ったらしい。そちらではこのペンションの飼いうさぎが遊んでいた(ちなみに食用ではないとのこと)。
 夕食はフランス風料理のコース。メニューはたこのマリネのサラダ、スープ、舌平目のムニエルクリームソース、ポークソテーとライス、デザートは自家栽培ブラックベリーのゼリー。ブラックベリーのゼリーが味が濃厚でおいしかった。
 最初にワインで乾杯。飲みやすい白ワインのため、ついつい飲み過ぎて、グラス1/3も飲んでしまった。で、舌平目のムニエルのあたりから日焼けの跡と区別が付かないくらい体中が赤くなり、意識が朦朧となり始めた。何とか最後まで食べたが、そのまま部屋に戻りベッドへ倒れ込む。そのまま熟睡。20時10分のことであった。
9月22日
 7時50分起床。なんか頭がぼーっとして、体も重い。手のひらが痛い。握力が入らない。ゴルフ練習のためか〜?
 焼きたてパンの朝食を食べつつ、今日の予定を話し合う。なんと何をするか全く決めてなかったらしいが、皆の言い分が凄い。「だって、O戸が考えて来てくれてると思ったもん。」信頼されている(?)のはうれしいが、僕に任せると食べ歩きになるのも知ってるだろ。で、今回のメンバーは食の細い連中なのに。
 仕方なくペンションのご主人に話を聞いて、黒姫のコスモス園を見て、戸隠にそばを食べに行くことにする。
 まずはコスモス園。あまりの人の多さにびっくり。最初はリフトを利用して百万本のコスモスのパノラマを見る予定だったのが、リフト代が高いとのことで却下。しまった!団長やI橋は食が細いだけでなくけちけち団でもあったか!仕方ないので、歩いて斜面を登る。冬季は黒姫高原スキー場になるところなので、斜度がきつい。トレッキングシューズを持ってきててよかったぜい。斜面を登ること20分。とりあえず眺望のいいところに到着。下の方にコスモス畑や、遠くには野尻湖が見える。

photo by I-hashi
 少し休憩したところで、団長とI橋が早く地ビールが飲みたい!と騒ぎだし、駆け下りる。しまった!こいつらはアル中でもあったか!売店の前にはこれまた凄い行列。僕はソフトクリームを買うために並ぶが、I橋はあっさりと「あ、地ビールやめた」と脱落。あの斜面を登りながら「早く地ビール飲みたい」と呪文を呟いていたのはなんだったのだ?仕方なく、僕だけラベンダー&濃厚バニラミックスのソフトクリームを買い、食す。味はそこそこだけど、ミックスを選択したのは失敗。味が混ざって良くない。あと、ソフトクリームなのに固すぎ。ジェラートみたいだった。
 次どこ行こうか?という話になって、近くにビール園があるからそこに行きたい、と言う。いつ調べたのかと思ったら来る途中に看板があったという。酒に関しては抜け目のない連中だ。で、黒姫高原を下り、ビール園を目指す。驚いたことに、コスモス園に向かう車が何百メートルも連なっている!あと30分来るのが遅れていたらこれに巻き込まれる所だった。あぶないあぶない(そうなったらとっとと諦めただけなのだが)。
 黒姫高原からほど近い、細い道を抜けたところにそのビール園はあった。僕のナビにはそのビール園の存在どころかまわりの道までも掲載されていない。そのせいか、客がほとんどいない。不安に感じつつも店の中に入る。店内はおしゃれなレストランという感じで、なかなか良い。地ビールは5種類あり、アル中の団長とI橋が2種類づつ頼み、あとの連中はソフトドリンク。I橋はここでドライバーを放棄し、その任務を団長妻に押しつけたのであった。団長、I橋とも全てのビールを大絶賛!特に信濃Oールがうまいとの弁。にこにこ顔でビールを飲み干していた。こちらはブルーベリージュースを頼んだのだが、これは薄くていまいち。味噌ピザや手造りソーセージはおいしかった。食事が終わる頃には店内には客がほぼいっぱいになっていた。やばいやばい、これも一歩、先手がうてたぜ。
 次は予定通り戸隠にそばを食べに向かう。ガイドブックであたりを付け、ナビをセット!途中、ナビの指令を無視して、ショートカットのため山の中の細い道を走ったりして、戸隠に到着。しかし、お目当てのそば屋は車であふれ返っており、あえなく断念。その後は、駐車場の空いているそば屋を探して走り回り、戸隠神社中社近くのとある店にたどり着いた。しかし!個人的好みで言えば、口に合わないそばだった。水切りが悪く、表面がぴんとしていないそば、だしの薄いつゆ。まぁ香川県でも全てのうどん屋がおいしいかというと、そんなことはないので、運が悪かったと思ってあきらめよう。と、思っていたら、食している途中で急激な腹痛が襲ってきた。仕方なくそばはリタイア。
 そばを食べ終わったところで夕方になってきたので、宿に向かう。今日の宿は野沢温泉スキー場近くのペンション。またスキー絡みか!
 山道をくねくねと走り、国道にでたところで、ふと後ろのフォレスタ夫(I橋号)を見るとドライバーの団長妻しか見えない。どうもあとの2人は熟睡中らしい。ビール園から戸隠に行く間も寝てなかったか?
 ペンションに到着。団長&団長妻は数年前にも来たことがあるらしい。とりあえず部屋に入る。和室、バストイレ共同。ま、こんなものか。
 到着後、すぐに野沢温泉の街を探索に出かける。街中の駐車場に車を置いて歩き回る。そんなに大きな街ではない。やはりスキーシーズンの街なのか、いまいち寂しい。ふと、街中で「野沢菜ソフトクリーム」のポップを見つけ、皆の制止を振り切り、店に飛び込む。果たして「野沢菜ソフトクリーム」とはソフトクリームの中に野沢菜を細かく刻んだ物をちりばめたものだった!色もほんのりと緑色をしている。しかし味は普通。野沢菜の粒をかむと「シャリッ」という野沢菜の感触が感じられるが、塩味はしない。またコスモス園のソフトクリームと違い、これは非常に柔らかく、おいしい一品であった。街中では明日買う土産物を物色して、ペンションに戻った。
 夕食時にまたまたびっくり。今日も宿泊しているのはうちのグループだけ。やはり、夏でもない、冬でもない、紅葉の時期でもない今は観光客は少ないのか?でもコスモス園も戸隠も観光客はいっぱいいたよな〜?メニューは、つくね汁、豚の角煮、なんか白身魚と野菜、ポークカツ、イカの塩辛、甘い豆(名前忘れた)、野沢菜&キムチとごはん。デザートはミントのクラッシュアイス。ペンションによくあるフランス料理!っていうものではないし、これは!と驚く料理でもなく、どちらかというと家庭料理に近いけど、これが結構おいしい。腹痛も忘れて食べてしまった。
 夕食が終わるとさっそく団長は掛け布団を出して睡眠モード。残りの連中はビール園で買ったビールを飲みながら酒盛り。いまいち盛り上がらないなぁ。そのうち、I橋も掛け布団を出して寝始めた。「9時になったら起こして」と言って...
 で、結局そのまま各自睡眠モードに突入。僕は0時半就寝。
9月23日
 7時20分起床。7時半から朝食(洋風)。
 朝食後、団長と温泉に入りに出かける。団長妻とMぞうにも声をかけたが、あえなく断られる(I橋は朝一で一人で行って来た)。
 野沢温泉は公衆浴場が10数カ所あり、そのほとんどが無料とのこと。なんて良心的なところだ、と思ったがその期待は裏切られた。玄関を入り、靴箱にくつを入れると、その上が衣類置き場、そして後ろを振り返るとそのまま浴槽があるのが目に入った。手ぇ抜きすぎ。いざ浴槽に入ると、お湯の中につばのようなゴミ(あとで湯ノ花だと判明)が漂っていて、なんか気持ち悪い。また、野沢温泉の源泉はむちゃくちゃ熱い!手を入れただけでもすぐにひっこめてしまうほど(浴槽は水で埋めているのと埋めていないのと2つに分かれていて、僕の入ったのは水で埋めているほう)。それでも熱い方に入っている人もいて、思わず「江戸っ子じいさん!」と声をかけたいほどだった。
 ペンションをチェックアウトして土産を買いに野沢温泉街へ。それぞれ土産を買い込む。僕は会社用にりんごクッキー(安くて数が多いもの)、自分用に瓶詰め野沢菜と、ぴりたま(ゆでたまごのコチジャン漬け)を購入。
 12時に松代PAで水島組と別れ、一路関東へ。いつもの如くの新座料金所渋滞や、Mぞう宅周辺の思いも寄らない渋滞に巻き込まれながら、17時につくばへ帰着(予定の1時間遅れ)。お疲れさま>自分。


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