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第4回生活スキー団 北海道富良野合宿 O戸手記


photo by I-hashi

<参加者>
水島本部: T辺団長、T辺嫁、I橋、I見、まっきー
関東支部: Mぞう、O戸
12月28日
 前回の合宿(信州ツアー)から帰ってきて数日後、団長から年末スキーツアーの連絡が。年末は混むので予約を入れるとのことで、とりあえず申し込んだ。行き先は富良野。富良野と言えば「北の国から」、「北の国から」と言えば富良野というくらいだが、ぢつは僕は「北の国から」のファンで、いつかは行きたいと思っていたところ。それに北海道もかれこれ15年ほど行ってない。食べ物も美味しそうだし、いやー期待できるなぁ。しかし、北海道スキーってどれぐらい寒いのか知らないのだがどうだろう?マイナス10度くらいはあるよなぁ、ということでここら辺のスキーではミッドレイヤーなぞ着ないのだが、寒そうなので買ったり、ナイターを滑るなら専用ゴーグルがいるよなぁと上村愛子使用のWEPSSMOONのクリアローズを買ったり、ツアーバックを買ったり。スキー日記にも書いているように、おニューのスキー板、おニューのブーツも揃い、準備万端!4日前にスキー宅急便で荷物の発送も終了し、あとは当日を待つだけ。
 ということで、当日。この数日でいろいろな情報が入ってきた。旭川あたりでは気温がマイナス30度だとか、首都圏も寒くて前日は常磐線が遅れたとか。ということで、9時15分羽田空港集合だったのだが、余裕をみて6時に土浦を出発、とくに問題はなく8時には羽田空港に着いた。時間があるので空港内のレストランで朝ご飯。いつもの店に行くと、めずらしく混んでいたがソーセージセットとスープを頼んでのんびりと食す。
 9時になったので集合場所へ。まだMぞうは来ていないかなぁと思っていたところへMぞう到着。チケットはMぞうが持っているので忘れられると困ってしまうのだが、そういうこともなく搭乗手続きを終えて待合いロビーへ。驚いたことに千歳行きなのにバスで連れて行かれることになっていた。あー、面倒。また、待合い中に到着地の気温が表示されるのだが、マイナス15℃と表示されており、げんなり...
 ちなみに生活スキー団としては今年の3月に北海道スキー合宿@ニセコに行っている。団長&団長嫁はどたきゃん、僕は長期療養中で参加しなかったのだが。前回のスキーでは北海道にも関わらず雨が降って最悪だったそうだ...
 飛行機に乗ると、これまたツアー客用の席ということで、最後尾から2列目。いちおう窓際。今日は空気が澄んでいて眺めがいいため、フライト中の見晴らしは最高。富士山をはじめ、ディズニーランド、ザウス、中禅寺湖、猪苗代湖などがくっきりと見えた。写真を撮らなかったのが惜しいなぁ。
 千歳空港に到着したが、思ったほど雪がない。しかし、滑走路の1本が閉鎖中だそうだ。おまけに乗っている飛行機が到着する駐機場所にまだ出発前の飛行機がいるため、しばらく待たされた。出発も遅れたため、結局予定より30分の遅れ。
 千歳空港ではスキーバスの乗り換えに2時間(!)の待ち時間(飛行機が遅れたので実際は1時間半)。昼食を食べてなかったので、空港内のレストラン街を散策。ラーメン屋にも心惹かれたのだが、やはり海鮮丼だろうということで、ボタンエビやらウニやらいくらやらアワビやらがどっさりのった丼を食した(ちと高かったが)。
 バスの集合時間になったため集合場所に行ったが、今度はバスに乗る予定の客が揃っていないらしい。係員の人がばたばたとしていたが、結局、その人達が乗っていた飛行機が1時間遅れで到着したとのことで、バスは30分遅れで出発。ちなみに水島組は2時間前のバスで出発している。せっかくまとめて申し込んだのだからバスを同じにするぐらい調整して欲しいよな。某Kツーリストは相変わらず融通がきかない。
 バスの所要時間は富良野まで3時間半(!)。僕は帰省のため長距離バスをよく利用し、あれは10時間ぐらい乗っているのだが、3列シートで広いから我慢できる。しかしこのバスは普通の4列シートだしなぁ。と、不安だったが、1時間毎に休憩が入るし、乗っている間は熟睡していたので特に問題はなかった、行きの時は...
 日もとっぷりと暮れた17時半に富良野に到着し、ペンションにチェックイン。さっそく、団長嫁&まっきーがお出迎え。え?まっきー?来るという話は聞いていなかったが...団長&団長嫁の結婚式以来だから何年ぶりだ?と、ちとびっくり。4年ぐらい前に一緒にスキーに行ったことがあるはずだが、どんな滑りだっけ?と記憶を探すが失礼にも思い出せず。
 僕が着いたとき、団長は部屋でお休み中(前日は徹夜で寝ていないそうだ)、I橋&I見はナイターに行って、19時頃に帰ってきた。彼らによるとむちゃくちゃ寒いらしい。うーん、明日以降のナイターは考えてしまう...
 全員揃ったところで夕食。前菜、冷えたパスタ、ステーキ、デザート...え?これで終わり。量がむちゃくちゃ少ない。いくら何でもひどくない?他のテーブルで食べているチーズフォンデュやかには何だ?と思ったが、前日までに予約が必要のオプションらしい。石狩鍋やかにを食いたいと言ったのだが、どうもこの面子は食にこだわりがなく、のりが悪い。まぁ仕方がないので酒のつまみで空腹を満たす...(今日は食事のあいだは移動しているだけなのだが、お腹が空くときは空くのだ)。たらみのチーズ鱈は絶品だ。
 飲み会では、近況報告したり、上村愛子との2ショット写真を見せて自慢したりで夜は更けていった...
12月29日
 7時起床。7時半朝食。朝食はバイキングスタイルだがなぜか芋が多いな?さすが北海道。8時半にペンションからスキー場行きのバスがでるとのことで、それに乗ろうとしたのだが、出遅れてしまい、結局9時のバスに。天気は良くなく、雪。しかし風はあまりなく、吹雪というほどではないのが救いか?
 ところで、富良野スキー場は「北の峰」ゾーンと「富良野ゾーン」に分かれており、今回泊まったペンションは北の峰ゾーン側にあるため、北の峰ゾーンを起点に活動することとなる。
 とりあえずゴンドラで頂上まで登って、レディースダウンヒル−大壁−ジャイアントを通って下った。しかし、雪面の起伏は見難いわ、固いバーンの上にパウダースノーが積もっているわで、とても怖くてスピードが出せないので、ゆっくりと滑る。と、その横を団長、I見、I橋のかっとびトリオが猛スピードで下りていく。おいおい朝一だぞ?大丈夫か?と思ったが彼らは平気らしい。今年朝一の体がほぐれていない時にクラッシュした身としてはおそるおそるの滑りになるのは仕方がない。
 一度下まで下りた後、再度ゴンドラで山頂に登り、今度は連絡リフトを使って富良野ゾーンへ。この連絡リフトはシングルだわ、遅いわで寒いことこのうえない。途中、団長らは熊落としやくまげらからのスラロームB(いずれも非圧雪の上級者コース)を滑りたがっていたのだが、残念なことにくまげら以外は閉鎖中(こちらは内心ホッ)。ザイラーCを通って下まで下りたのだが、彼らは物足りないらしい。僕は丁度良いのだが...
 麓で女性陣と別れて行動。彼女らは新富良野プリンスホテルで優雅なランチを食べるとのこと。
 こちらは普通のレストランで中華の昼食を食べた後、ロープウェーで山頂へ。テクニカルCコースを回す(団長らは反対側のパノラマC)。テクニカルCは中級者コースとのことだが、パウダーばっちりでおおきなこぶも多く、手強い。しかし人がほとんどいないため、安心してスピードが出せた。パノラマCを滑るかっとびトリオより速く下りることができたくらい。先に下に降りて彼らを待っていると、上の方から、「T辺はえー!」「うわ、いかーん」などとI橋の声が山に響き渡っているのが聞こえてきたが、あれはちょっと恥ずいぞ。
 しばらくこのコースを回した後、この下にあるロッジで休憩。と、そこへ放送が。「連絡リフトが故障したため、係員が修理しているのでしばらくお待ち下さい。」とのこと。帰りは連絡路を通るだけだから関係ないよなー、などと話していたが、何回か同じ放送があった後、ついに、「ただいまより係員が救助に向かいますので飛び降りたりしないで下さい。」という放送が。乗って無くて良かったー、とほっとしたのであった。
 休憩後、しばらく滑った後連絡路を通って北の峰ゾーンへ。なぜか富良野は15時でナイター以外のリフト、ゴンドラ、ロープウェーが終了してしまう(なぜかというか、15時を過ぎると一気に暗くなってしまうのだが、それなら開始時間をもっと早くして欲しいのだが)。ということで、急ぎ移動。連絡路もかなりハードなコースできつい!それでもなんとか帰り着く。連絡リフトの乗り場に到着すると、リフトの下を数十人の人達がぞろぞろと歩いていた。どうもまだ救助中らしい。大変だねぇ(笑い事ではないが)。

15時過ぎなのにこんなに暗い。  photo by I-hashi
 しかし、北海道のスキー場というともっと広大なイメージがあったのだが、富良野は確かに全体としては大きいのだろうけど、各コースが意外と狭く感じた。北の峰の一番下か、富良野のスピースが気持ちよく滑れるかな?かっとび野郎どもには「ぬるすぎる!」ということで不評だが。
 滑り終わった後、ショップで買い物。昨日の夕食が少なかったので食料を買い込む。「かに入りみそ」と「かにみそ」を並べて売るという、せこさ爆発の店ではあったが、あやうく店の策略にはまって「かに入りみそ」を買うところであったが、すんでのところで回避できた。あぶないあぶない。
 ペンションに帰り着いた後、さっそく冷えた体を温めるため、入浴。ここの風呂は露天風呂もあるため、露天風呂に入ってみた。先客がいて、その人と話すと「今日は1時間もリフトで宙づりだったから大変だった。」と。あー、あのトラブルに巻き込まれた人らしい。リフトが止まってから放送まで10分くらい待たされたとか、ロープにぶらさがって下まで降りたとか、谷に渡してある凍ったネットの上を歩くのが一番怖かったとか、お詫びに商品券をもらったとかの話を聞いた。お疲れさまです...
 入浴後、夕食。構成は昨日と同じで、前菜、冷えたパスタ(トマトソース)、チキンステーキ、デザート。だが、今日はライス、サラダ、スープ付き。ぢつは昨日もあったのだが、これらはセルフで、ウェイターが教えるのを忘れていたのだった...
 ところで女性陣は我々より先にペンションに帰っていたのだが、乾燥室に僕のブーツがあるのを見て、既に我々が帰ってきているものと思ったらしい。じつは、偶然にも僕と同じブーツを履いている人が泊まっていたのだ!なんか悔しい。
12月30日
 今日も7時起床、7時半朝食で、昨日の二の舞は避けようと急いで出発の準備をして、8時半のバスで出動。
 今日も天気がいまいち芳しくないし、寒い...今日は富良野ゾーンでロープウェーで回した。

時々うっすらと富良野の街が見える。  photo by I-hashi
 休憩時には、相変わらず団長、I橋、I見ともアルコールを補充。相変わらずアル中な奴らだ。アルコールだけで生きているのが信じられん。
 I橋は毎晩飲みの席で、「明日はドルフィンターンを見せてやる!」と言っているのだが、実際見ているとどれがドルフィンターンか分からん。解説求む。
 ところでベースのレストランで休憩中、スキー板を見えるところに立てかけてあったのだが、そこに高校生ぐらいと思われるレーサーの格好をした4人が通りかかると、急に僕の板を手にとってまじまじと見て、何か話していた。そのまま彼らは行ってしまったのだが、やはり分かる人には分かる板なのだな、うん。相変わらずこのメーカーの板は全く見ないけど。
 今日は夕食後に、ワイナリーでワインを飲みながら小宴会(といっても1杯タダ券があったので)。チーズとか鹿のソーセージとかをつまみにしたのだが、みんなそれぞれに色々なチーズの好き嫌いがあるのがおもしろい。安いプロセスチーズがいい人とか、カマンベールはアンモニア臭いからだめな人とか、イカスミカマンベールもブルーチーズもなんでもOKな人とか(あ、それは俺か)。
 しかし、昨日、今日とジェイソンマスクをしないで滑ったせいか、なんか喉が痛いなぁ?(ジェイソンマスクをするとゴーグルが曇りやすくなるので)
12月31日
 今日も7時起床、7時半朝食で、8時半のバスで出動。
 今日はちょっと天気がいいかとも思ったが、やはりあまり良くないし、寒い...
 早く着いたため、まだゴンドラが動いていないので、ウォーミングアップ代わりにI橋とファミリーゲレンデを滑って体をほぐした。その後、富良野ゾーンのパノラマCに行ったのだが、今日は半分が圧雪されており、僕でも余裕で滑り降りることができた。むしろテクニカルCより楽かも?団長&I橋はあまりお気に召さなかったようで、1本滑っただけで北の峰ゾーンへ。どうも彼らはこの迂回路がお気に入りらしい。僕にとっては迂回路なのにハードすぎて困りものなのだが...
 北の峰ゾーンへ戻ったところで、偶然女性陣と合流。まっきーの板が腐っているとのことで、I橋の板を借りて試乗会。それでもあまり違いがよく分かってないらしい。さすがのI橋は、初めての板でも遠慮なしにかっとんで行く。その自信はどこからくるのだ?
 北海道ツアーの最後は、ゴンドラで回し。最後と言うことで、裏小壁のこぶ斜面にもチャレンジしたのだが、その手前のパウダーで思い切り足を捻ってすっころんでしまったため、戦意喪失。とりあえず降りただけになってしまった。下まで降りた後、団員達はもう一度ゴンドラで上がったのだが、僕は急に体の力が抜けてきたためパス。なんか熱っぽいなぁと思ったら、ペンションに戻るなりばったりと倒れてしまった...夕食時に起こされたのだが、初日と同じメニューだなぁ?ということ以外、記憶がない...食後、紅白歌合戦も猪木ボンバイエも行く年来る年も見ずにダウン...
1月1日
 今日は最終日で移動日なのでゆっくりと8時起床。しかし、のどが痛いわ、熱っぽいわで最悪のコンディション。それでもそうは言ってられないので荷造りをして発送準備完了。
 バスの出発まで時間があるので、近くの土産物屋まで歩いて行った。今日に限っていい天気。だれか心がけが悪い奴がいたに違いない。僕は心がけが良いから除かれるが。

最終日はいい天気。正面がスキー場。  photo by I-hashi
 土産物屋では富良野グッズが売られていた。富良野と言えばラベンダー、ラベンダーの香りは心地よい眠りに誘ってくれるということを聞いたことがあるので、ラベンダーのポプリとラベンダーオイルを購入。これで快適な眠りが約束された(はずだった)。団長夫妻はさすがに家庭持ちのためあちこちへの気配りが大変らしく、土産をたくさん購入していたが、一方独身組は手持ちぶさたのようで...
 その後、土産物屋を出ると目の前にソフトクリームと書いたポップの貼ってある店が...速攻で突入し、ソフトクリームを食す。またか!最近、あちこちのソフトクリームを食べるのが趣味になっているなぁ。ちなみに一番おいしいと思ったのは蓼科高原のブルーベリーソフトだが、お奨めは長野善光寺の味噌ソフト(余談)。
 買い物が終わったところで関東組の乗るバスが来た。みんなに見送ってもらっていると、バスの運転手さんが「たくさん見送りがいるねぇ」と驚かれてしまった。ちなみに水島組が乗るバスはさらに2時間後...
 で、あとは帰るだけなのだが、体調があまり良くなく、バスの中では死ぬ思いであった。なんとか千歳空港に到着し、薬を買って飲んでやや復活。力を振り絞って、空港内の土産物屋を回り毛蟹を買った。これで思い残すことはない...いやまだあった。ということで、千歳空港内ラーメン道場で函館塩ラーメンを食す。これが意外とおいしい!他の店のラーメンを食べられなかったのが残念。また来たいねぇ。ごほごほ。
 で、羽田に飛んで土浦へ。 この後、4日間も寝込む羽目になろうとは...


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