漏斗胸手術について 4

          ***  まあちゃんの手術メモより ***

 

  胸骨翻転術後の経過  

 

14年11月21日   退院  
14年11月29日   術後検診 胸部レントゲン
14年12月27日   術後検診 胸部レントゲン
15年 1月 7日   術後検診  
15年 2月 7日   術後検診  
15年 3月25日   術後検診
左下あたりが落ち込んできている
息をすると全体的に引き込まれるように下がる
 
15年 6月13日   術後検診
首の下あたりから広い範囲ゆるくで凹む
胸骨の一番下あたりが左右ともに凹み始める
 
15年 8月26日

    

翻転術後1年目 術後検診
一時期落ち着いていたようにみえた凹みが進行しているようだ
左側の肋骨の一番下あたりを痛がることがある

呼吸機能の数値がわるいので再度検査をしてみるがやはり
通常の半分くらいしか動いていないと言うことが分かる
第一の原因は 胸郭の問題で肺が広がらないこと…
肺自体の問題ではないので 胸郭を形成する事で数値は改善
されるのだけど 再度バーを入れるとまた突起や変形が起こる
事は充分予測がつく

先生に 今後の対応を考えて頂くことにした

呼吸器検査
換気機能54%

血液検査
炎症反応(−)

16年 1月27日   再陥没が悪化してきている
息苦しさを訴えることが多くなってきた
胸部レントゲン
16年 2月24日   今後の治療はしばらく 行わないと結論が出る
理由は マルファン症候群のよる骨の支持力の問題にある
今 どんな治療をしても同じ事を繰り替えするので ある程度
年齢が上がって 骨が硬くなる時期までまって治療をする事に
する
 
16年 4月2日 術後2年目 CTの画像上では再度陥没しているのが分かる
内臓器への圧迫はないので このまま様子を見ていく
胸部CT
17年1月18日   Nuss法以前と同じ状態まで再陥凹している状態だが いま
の時点での治療は無理なので このまま経過観察をしていく
 
17年3月17日   胸部に関しては 現状のままで様子を見る  
17年8月2日 術後3年目 息苦しさを訴えることが多くなったために 手術を前提にCT
を撮る
心臓の圧迫による偏り 心臓壁等の広い癒着を認める
手術はむずかしいものになると思われる為に いまの段階
では見送ることにする
息が苦しいときにはエアーチャージャーを使用する事
胸部CT
18年1月24日   今現在での再手術は困難であるとの事
20歳過ぎを目処に経過を観察していくことにする
胸部レントゲンは圧迫による変形が見られる
胸部レントゲン
18年8月21日 術後4年目 主治医の転勤先へ病院を変える
8/1の循環器の検査で異常が出る
原因が胸郭変型のために圧迫が影響しているのでは…と
言われるが圧迫からの異常ではないという診断
確かに陥凹は進んでいるように見えるが手術は困難である
 
18年12月28日   胸郭の変形については大きく変化はしていないが そくわん症
が進んでいるようにいわれる
治療については いまの状況では行わない
今後心臓の治療で開胸する事があるようならそのときに同時に
プレートを入れることは考えて置いた方が良いといわれる
 
19年7月26日 術後5年目 最近の息苦しい状況から 手術を・・と言われるが 心臓の
手術があればそのときに・・ということに落ち着いた
8月末の心臓の検査が終わって その結果をみてから今後の
事を考えることにする
 
19年12月27日   そくわん症が進行しているが 胸骨の変形については大きく
変化をしていない
漏斗胸治療については 経過観察をしていく
手術は漏斗胸単独では行わない事にする
胸部レントゲン
20年6月16日   胸骨のへこみの状態も落ちついている様子
Loeys Dietz症候群について いろいろ詳しいお話を伺う
やはり全身を経過観察をすることはとても重要な事のようだ
 
22年8月23日
    9月19日
  胸骨のへこみの部分が深くなり 背骨との間隔が狭くなった
肋骨の形も変わっているようで 角度が下がって肋骨間の幅
がなくなってしまっているために 肺が膨らまなくなっている
肺自体には問題はないが 呼吸機能としては下がっている
日々の息苦しさはこれらが影響しているのだろう

呼吸機能障害ということで 身体障害者手帳の申請をする
為に検査を受ける

胸部レントゲン

呼吸機能検査

血ガス検査