染色体異常について

 

 

第1回目の検査 2000年8月

検査の趣旨
成長ホルモン分泌不全性低身長症の検査時に実施(倫理委員会通過)

結果
染色体検査によって 3番 4番 5番で異常が見つかる
左右非対称 傷ついているもの

第2回目の検査 2002年12月

マルファン症候群についての検査(倫理委員会通過)

結果
染色体検査によって 1番 3番 4番 5番で異常が見つかる
1番 4番 5番の相互転座 
3番の長腕の一部が短腕に付いているもの

マルファン症候群本来の原因遺伝子である15番には異常が出ない事から 2型では
ないかといわれる
2型の原因遺伝子は 2002年12月の時点では不明

マルファン症候群2型 原因遺伝子究明について

染色体研究依頼書が届く 2003年3月

血液提出 2003年6月
まあちゃん本人 父親 母親の血液を研究知資料として提出する

マルファン症候群2型原因遺伝子解明される 2004年7月
マルファン症候群2型の原因遺伝子は 遺伝子座3番であると解明される

低身長の原因

マルファン症候群は通常 高身長を示すがまあちゃんの場合は 染色体異常のいづれかが影響していることで 低身長という現状が現れている

まあちゃんの染色体転座について

マルファン症候群原因遺伝子究明依頼を受けた機関から…

まあちゃんの複雑な染色体転座は非常にまれな状態であり いま現在世界中でまあちゃんひとりであるということ
新生突然変異(本人だけに出ている症状)なので家族内に同病は発生しないという報告を受ける
低身長の原因 その2

2007年春休み中に受けたGH分泌刺激負荷試験にて 成長ホルモン分泌不全性小人症ではなく 染色体異常になる骨の長軸方向への延長阻害 またはTGF−β2レセプター異常による骨成長への影響が出ている可能性があるという結果を伺う
病名の変更

2007年末の診察で まあちゃんの病名をマルファン症候群2型であるLoeys Dietz症候群と考えるのではなく Loeys Dietz症候群という単独の疾患と考えるようにと言われる