岡山・高松地区の動き 2002年11・12月・2003年1月


2003年1月1日きのくにシーサイドが快速「こんぴら初日の出号」として岡山・四国地区初登場。

 画面左上:機回しを終え、出発の時を待つEF65-1126牽引の快速「こんぴら初日の出号」。右上:回送を含め、先頭に立つことがなかった簡易運転台付きのオハフ13。いずれも岡山にて。左下:多度津駅で琴平への回送を待つ、「きのくにシーサイド」。DE10-1184とEF65-1126のPP体系となっている。多度津にて。右下:早島駅を発車した「こんぴら初詣号」。いずれもCyber-shotF707で撮影。

 下関へ回送される、きのくにシーサイド。岡山にて Cyber-shot F707で撮影。

 2003年1月1日、快速「こんぴら初日の出号」として、きのくにシーサイド用車両が使用された。きのくにシーサイドは前日の12月31日早朝に専用機のDE10-1152号機の牽引で岡山へ到着。当日の運転にも使用されるものと思われていたが、1日の運転はEF65-1126(関)が牽引し、機回しの関係で多度津-琴平間はDE10-1184とのPPとなった。その関係で、オハフ13の運転台は今回の運転では使用されなかった。
 1月2日の夜に、専用機のDE10-1152号機の牽引で下関へ向かった。


期間限定 MOMOのクリスマス・お正月バージョン登場

 画像上:お正月バージョンのMOMOの側面。2003.1.8岡山駅前にて。画像下:ちょっと分かりづらいが、クリスマス仕様となったMOMO。2002.12.23 中納言電停付近にて。

 2002年12月6日から岡山電気軌道の低床路面電車「MOMO」が毎年恒例の「クリスマス電車」に選ばれ、車内・外にクリスマス装飾がなされ、この装飾でクリスマスの25日まで運行されました。運休日の12月26日にお正月バージョンへ衣替えし、翌日から2003年の1月8日まで運行されました。


網干総合車両所の113系7両編成が三原まで乗り入れ

この日は両端のクハ111が初期型シールドビーム車で中間MM'ユニットがすべて115系6000番台、サハ111は7000番台という編成でした。2002.12.30 庭瀬-中庄間にて Cyber-shotF707で撮影。

 12月20日頃から31日までの平日に普段は115系D編成が使用される1415M(姫路−岡山)、445M・454M(岡山−三原)の運用に網干総合車両所の113系7両が代走しました。ほとんどの日が中間のサハ111かモハ112・113の1ユニットがリニューアル車の混色編成でしたが、僕が撮影した日はオール湘南色(両端のクハ111が初期型シールドビーム車で中間MM’ユニットは115系6000番台、サハ111は7000番台)で、31日は原型ヘッドライト車が入ったオール湘南色でした。


105系広島色1編成が岡山電車区に転属

 山陽本線の1757Mで先頭に立つ105系F12編成。翌日の長船行きは長船側にこのF12編成が連結される。2002.12.30 庭瀬-中庄間にて Cyber-shotF707で撮影。

 昨年11月に突如、クモハ123-5・6が下関車両管理室(広セキ)へ転属し、そのかわりにやってきたのが、大阪側から クモハ105-31+クハ104-26の広島色の105系1本でした。台車は最近下関車両センターで検査を受けた車両に共通しているグレーに塗られています。編成番号はF12となり、運用は今のところクモハ123-5・6の運用を引き継いだ限定運用です。


臨時特急「武蔵」が運転開始。

 画像上:この日の「武蔵」は大阪側がいわゆる内バメHM車(キハ181-22)でした。2002.12.23 万富-熊山間にて。
画面中段左:下り「いなば」(キハ181-22)と一瞬並ぶ上り「武蔵」(キハ181-12) 2003.1.13 智頭急行 平福駅にて。この日は曇だったので問題なかったが、普段は逆光になってしまう。 
 画面中段右:岡山駅に到着した上り「いなば6号」。2003.1.10 岡山にて。 金曜日の6号と日曜(もしくは土・日以外の祝日)の5号は武蔵用に使う車両が増結(回送扱い)で3+3の6両になります。2月11日分の「武蔵」運転時は10日月曜日の6号で送り込み、11日の5号で返却されます。
 画面下:岡山駅に入線する上り「武蔵」(キハ181-24 貫通幌付)。2003.2.11 いずれも、Cyber-shotF707で撮影。

 2002年12月14日から2003年2月23日までの土・日・祝日に臨時特急「武蔵」が岡山-大原間で運転されています。編成は後藤総合車両所のキハ181系(鳥取常駐車)3両(いなばの予備編成)で、専用のヘッドマークが取り付けられています。「いなば」にも共通していますが、鳥取常駐車のキハ181 6両のうち2両がいわゆる内バメHM車になっていて、2002年12月までは20と22番が内バメHM車でしたが、1月13日に確認した限りでは22番は外バメHMに復帰。12番が内バメ車になっていたのですが、外枠がついており過渡期の状態になっています。もう1両の20も同様の状態になっています。


またしてもEF65PFが「あさかぜ」を牽引。

画像上:またしても、EF66不調によってEF65-1109牽引となった、12月9日発の下り「あさかぜ」。僕が撮影に行った過去2回は8番線ホームに列車がいたため、いつものアングルでは撮影できなかった。2002.12.10 岡山にて
画像下:新倉敷で停車中のEF65-1109牽引の上り「あさかぜ」。新倉敷では症状が現れなかったが、広島・岡山停車時にはEF65−1109のヘッドライトがロービーム時に片側が玉切れを起こしていた模様。 2002.12.10 新倉敷にて。いずれのCyber-shotF707で撮影。


クモハ123-5・6が下関車両管理室(広セキ)へ転属。

 転属前は105系と併結運用で運用されていたクモハ123-5・6。2002.9.9 大富-邑久間にて

 11月中旬に「かもめ電車」としておなじみのクモハ123-5・6(S01,S02編成)が突如岡山電車区から下関車両管理室(広セキ)へ転属した。2001年10月の宇野線ワンマン化によって1995年7月から運用されていた宇野線から撤退。撤退後は山陽本線(東岡山-岡山-福山)・赤穂線(長船まで)・福塩線で2両1組で105系との併結で運用され、時々和気の訓練センターで1両で使用されることがあったが、持て余しの感は強かった。
 どうも、クモハ42001の置き換え用として転属した模様で1両が下関車両センターへ入場しており、ワンマン対応の車体に改造されている模様である。(クモハ123-2・3・4のように運転席側に扉が移動したものになる?)