新鶴見EF65牽引75レ特集。


 2002年11月29日でJR貨物 新鶴見機関区所属のEF651000番台(PF)が瀬戸大橋線の貨物運用から撤退しました。瀬戸大橋開通後は全運用についていましたが、2002年の3月改正で71レの運用(1往復)が岡山機関区のEF210になり、撤退は間近と思われていました。とうとう、11月30日から、昼間に走る75レなどが岡山機関区のEF65に置き換えられました。

新鶴見機関区配置の2両の目玉機関車。画像上:EF65-1059(JR貨物試験塗色)画像下:PFトップナンバー機、EF65-1001。EF65-1001は瀬戸大橋開通日に開通記念HMを付けて四国に乗り入れたことは有名である。

原色(ナンバープレート赤・青)

 画像左:四国に乗り入れていた新鶴見EF65PFでよく入線していたのは、減圧促進装置をつけた原色の赤色のナンバープレート車(赤プレ車)であった。画像のEF65-1086は11月29日の75レを牽引し、新鶴見区EF65瀬戸大橋線運用のラストを担当した。
 画像右:こちらは少数派の原色の青色ナンバープレート車(青プレ車)。こちらは減圧促進装置を取り付けていない車両として区別されている。(切り文字車は特に変化はない。EF65-1001と1054もこのグループに入る)画像はEF65-1061である。

更新機

 画像左:減圧促進装置を付けている車両は更新工事後も区別するため赤色のナンバープレートを付けているが、更新前の赤プレ車に使っている部品・潤滑油とは異なっているらしく、四国運用に入ることはかなり珍しかった。画像はEF65-1045でパンタグラフがPS17の赤プレ更新機。パンタグラフがPS22のEF65-1117も存在する。
 画像右:こちらは減圧促進装置をつけていないEF65更新車。画像はEF65-1051で、こちらのパンタグラフもPS17である。更新車は出場時は青色が濃淡の2色であるが、次の検査では濃い青のみになるのが特徴である。


12月1日以後

 岡山機関区のEF65-1008牽引の75レ 2002.12.2
このページの画像はすべて、Cyber-shotF707で撮影。

 新鶴見区EF65から岡山機関区のEF65への運用移り変わりの関係で、11月29日限りで新鶴見区EF65の運用は終了し、11月30日には岡山機関区のEF65-73が75レの運用に入った。12月1日の75レはEF65-1032、2日はEF65-1008が入っており、今のところ、PF機限定の感じである。岡山機関区には原色PFのEF65-1127と更新車のEF65-1093(いずれも元JR西日本所有機)がおり、注目されそうである。