「池上彰の現代史講義」まとめ 第1回

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「池上彰の現代史講義」第1回 - チェルノブイリからフクシマヘ

チェルノブイリ

今回の講義で一番印象的だったのは、水素爆発と水蒸気爆発の違い。
イメージからすると、水素爆発の方が威力が大きく思えるのだが、実は水蒸気爆発の方がはるかに威力は大きい。
そしてフクシマは水素爆発で、チェルノブイリは水蒸気爆発だった。

両者の違いを明確に解説してくれた「池上彰の現代史講義」第1回目で、チェルノブイリとフクシマの原発事故に関する疑問がどんどん払拭されていきました。
ホントに分かりやすくて、すばらしい講義。せっかくなのでそんな講義のあらすじを自分なりにまとめてみました。

チェルノブイリ原発事故を最初に察知したのはスウェーデンだった


1986年4月28日午前7時、スウェーデンの原子力発電所で放射線測定機が異常な数値を感知。しかし、スウェーデンの原発が原因でないことが判明。
ひょっとするとソ連の原発が事故を起こし、その放射線が風で運ばれてきたのではないかと衝撃が走る。
当時のソ連は都合の悪いことは報道しない秘密主義。原発事故の情報もなかなか公開されず世界に不安が広がった。正確な死者など現在に至っても不明のまま。

チェルノブイリ型原発とフクシマ型原発の違い

 
原発で使用されたウラン燃料の一部はプルトニウムに変化する。そのプルトニウムは核兵器の材料になる。

チェルノブリ型原発は一つ一つの燃料棒を黒鉛で取り囲んだ黒鉛型(こくえんがた)。 ソ連の原発は核兵器の材料であるプルトニウムが取り出しやすいように設計されており、 黒鉛型は原発運転中でもウラン燃料棒を抜き取ってプルトニウムを取得することが可能だった。

これに対し、フクシマ型は運転を停止させてからでないと燃料棒を取り出すことが出来ない。

原発の基本点な仕組み

<発電の仕組み>
燃料棒の核分裂で生じた熱で水を蒸発させ、その蒸気の勢いでタービンを回し発電する。

<循環ポンプの役目>
蒸気を発生させるための水を送り、冷却水を循環させる。

<制御棒の意味>
ウランの燃料棒は原子核が核分裂する際に中性子を飛ばす。 飛んだ中性子が別のウランにぶつかると、そのウランが核分裂を起こし中性子を飛ばす。飛んだ中性子がまた別のウランに、、。 これが続くとウラン燃料棒がどんどん高温になっていく。そういった核分裂の暴走を防ぐために、中性子を吸収し核分裂の連鎖を抑制するのが制御棒の役目。

チェルノブイリ原発事故のきっかけ

 
とある事故を想定した実験がチェルノブイリ原発で行われた。

<とある事故の想定>
原発内で大きな事故が発生し原発が止まると、発電ができなくなり停電が起きる。
停電になると、循環ポンプの電源が失われ水の流れが止まる。
水の流れが止まると、燃料棒を冷やすことができなくなり、周りに残った水も燃料棒の熱で蒸発していく。
蒸発して水がなくなってしまうと、むき出しになった燃料棒の熱はさらに上昇。

そういった事態を防ぐために、停電時でも循環ポンプを動かすことが出来る予備の自家発電装置がある。
しかし、もしその自家発電装置も止まってしまったら?というのがとある事故の想定。

<対策案>
原発が止まってもしばらくの間、残った蒸気でタービンは回り続ける。
その際に発電した電気を循環ポンプの電源に利用すればどうか。という対策案。

<対策案の実験に際して>
そもそも事故が起こった場合の対策には予備の自家発電装置以外に 「緊急炉心冷却装置(原子炉に事故が発生した時にすぐに運転を止めるため大量の水を注ぎ込み、原子炉を冷やして停止させる安全装置)」がある。
この安全装置が働いてしまうと実験が出来ないので、なんと実験前に緊急炉心冷却装置を取り外してしまった。

<安全基準を無視した現場の実験>
事故が起きた際に働く安全装置である予備の自家発電装置。それが故障したらどうする?という発想自体は問題ないと思います。
しかしその対策を実験するために別な安全装置の緊急炉心冷却装置を外してしまうという本末転倒な発想。 もし実験が失敗したらどうする?という発想は欠如していたようです。

そして、定期点検で原発の運転を止める際、この実験は行われた。

暴走

実験の過程で、負の連鎖が起きた。

<負の連鎖>
実験の際、操作員のミスで出力が低下。緊急用の発電が出来なくなるので、出力を上げるために核分裂を抑制する制御棒を引き上げた。
核分裂が進み、燃料棒が高熱を発し始める。その反面、出力自体は低下していたので冷却水を循環させるポンプの力は弱くなっていた。
冷却水が回らなくなり、急激に燃料棒の熱が上がる。残った水も熱で蒸発し、燃料棒はさらに高熱に。

あわてて制御棒を下ろそうとしたが、すでに内部が燃料棒の高熱で溶け始めており、中まで下ろせない。
結果、制御棒が途中でひっかかり先端だけしか入ってない状態に。
さらに、後で分かったことだが、制御棒自体に重大な設計ミスがあった。

<制御棒の設計ミス>
制御棒は中性子を吸収するものだが、その先端はむしろ核分裂を促進させるような材料が使われていた。
制御棒は全部入れれば核分裂を抑制できたのだが、途中でひっかかり問題の先端部分のみが入った形に。
原子炉が制御できない状態になり、猛烈に核分裂が進むいわゆる暴走が起こった。
そして、燃料棒の高熱により水が急激に沸騰。水蒸気爆発が起こった。

水蒸気爆発と水素爆発

 
チェルノブイリは水蒸気爆発で、フクシマは水素爆発だった。

<チェルノブイリは水蒸気爆発>
水は高熱に接した時、一瞬にして水蒸気になり猛烈に膨張、爆発する。その威力はとてつもなく、火山の噴火なみ。
*火山噴火の大半は、地下から上昇してきた高熱のマグマが、噴火口近くの地下水に触れた時に起きるマグマ水蒸気爆発が原因。
チェルノブイリの爆発はこの水蒸気爆発だった。

<フクシマは水素爆発>
東日本大震災の地震で原発が停電。非常用の自家発電装置が動いたのだが、そこに津波が押し寄せ自家発電装置も停止。
でも地震が起きた段階で緊急炉心冷却装置が働き、核分裂はとりあえず止まっていた。
核分裂は止まっていたが、それまでの核分裂によって発生した放射性物質は他の物質に次々と変化する過程で高熱を発し、燃料棒は高熱状態になった。

自家発電装置が止まっているので循環ポンプが止まり、燃料棒を覆っている水が沸騰を始める。燃料棒は高温の状態のままになる。
燃料棒を覆っているジルコニュウム合金が熱によって溶け始め、化学反応で水素が発生。
大量に発生した水素が、原子炉の外に出て建屋に充満し、そこにあった酸素と結合。
水素と酸素が急激に結合し水になる時、水素爆発が起きる。フクシマ原発はこの水素爆発により建屋(たてや)が吹き飛んだ。

<水素爆発と水蒸気爆発は威力がケタ違い>
フクシマの水素爆発も、爆発により放射線が周囲に拡散される大変な事故だったが、チェルノブイリの水蒸気爆発はもっとひどい事故だった。
水素爆発と水蒸気爆発は威力がかなり違う。
しかし、世界の人々はフクシマ原発建屋の爆発を見てチェルノブイリを連想。日本国内はもちろんだが、それ以上に海外の人々が過剰反応し、 海外メディアが日本から脱出するなどパニックになった。
チェルノブイリ原発事故被害の記憶が海外、特にヨーロッパではそれほどトラウマになっていた。

チェルノブイリ原発事故の被害

 

チェルノブイリ原発事故のヨーロッパにおける被害は広範囲に及び、原発周辺では人的被害が起きた。

<ヨーロッパでのチェルノブイリ原発事故被害>
チェルノブイリでは、核分裂が激しく進んでいる最中に水蒸気爆発が起きた。
これによって原子炉がバラバラになり、放射性物質のカスが上空2000メートルまで噴き上げられ、放射能の雲が発生。
放射能の雲は、上空1500メートルあたりの南よりの風に乗り、 ウクライナからベラルーシ(当時の白{はく}ロシア共和国)の上空を通ってスウェーデン、ノルウェー、デンマークに届いた。

さらに、スウェーデンの辺りでは北よりの風が吹いており、今度はドイツ、フランス、イタリアに放射能の雲が届く。
イタリアなどの農地・土壌が汚染され、農作物に被害が発生。日本では異常な放射性数値を検知したイタリア産小麦の輸入を停止したりした。

<チェルノブイリ原発周辺での人的被害>
消防隊は防護服を着る事もなく消火活動にあたり、その後、次々と急性の放射能障害で亡くなっていった。
当時のソ連の公式発表では、直接の死亡者は消防士と作業員の31名。他にも亡くなった人がいると思われるが、正確なデータは残っていない。
そして、顕著な被ばく(かなりの量の放射線)を受けた人は60万人と言われている。 その中で、特にベラルーシの子供が次々と甲状腺ガンを発症していくことになる。

<被ばくの漢字>
原子爆弾で放射線を受けた場合は「被爆」。放射線を浴びた場合は「被曝」。曝(さらされる)は常用漢字でないため、「被ばく」と表記されることが多い。

甲状腺がん


事故当時、南よりの風が吹いていたため、チェルノブリ原発があるウクライナよりもベラルーシ(白ロシア)の方が放射線被害は甚大だった。 特に子どもは甲状腺に放射線がたまりやすく将来的に甲状腺ガンを次々と発症していくこととなる。

<甲状腺>
人の首の周りには甲状腺という成長ホルモンを分泌する器官がある。甲状腺は、海藻類などのヨウ素を吸収し、それを成長ホルモンに変えて分泌する。
乳幼児は成長ホルモンの分泌が活発であるため、甲状腺はヨウ素を積極的に吸収する。
そして、海藻類のヨウ素と放射性ヨウ素は性質がそっくりなため、甲状腺は両方を区別することなく吸収してしまう。
このことから、子どもは放射線の影響を特に受けやすいということになるが、ベラルーシでは何の対策もとられなかった。

<対策>
通常、原子力発電所で事故が起きると、真っ先に子どもにヨウ素(ヨウド)を飲ませる。
甲状腺を正常なヨウ素でいっぱいにすれば、放射線ヨウ素は吸収されにくくなるからだ。
福島第一原発でも周辺の子ども達にはヨウ素を飲ませた。

ソ連のベラルーシ周辺では子どもにヨウ素を飲ますことはなかった。そのため、甲状腺ガンの発生が増えた。
隣国、ポーランドではただちに子どもにヨウ素を大量を飲ませたため、甲状腺ガンの発生がほとんどなかった。
とっさの国の処置が、明暗を大きく分けたことになる。

一般的に、日本人は海藻類をよく食べるので甲状腺がヨウ素で満たされていて、放射線の影響を受けにくいと言われる。 ただ、急に食べたからといってすぐたまるわけではないので、日頃から食べてなくては意味がない。
ベラルーシは内陸部なので海藻類を食べることが少なかった。もともと放射線の影響を受けやすい上に対策も取られなかったことになる。

スリーマイル島の原発事故とチャイナシンドローム

 
チェルノブイリ原発事故の7年前。1979年、アメリカ・ペンシルバニア州のスリーマイル島の原子力発電所で事故が起こった。

<スリーマイル島>
サスケハナ川という川の中州の島。周囲の大きさが3マイルだったのでスリーマイル島と呼ばれる。 1マイルは約1.6km、なので3マイルは約4.8kim。
この小さな島にある原子力発電所が事故を起こした。

<スリーマイル島の原発事故>
小さな電力会社が経営しており、資金も足りなく少しくらいの故障はほったらかしにして運転を続けていた。
そんな中、原発運転員による操作ミスにより、冷却水の弁が開きっぱなしになっていた。
冷却水が失われているので緊急に大量の水が注入されるが、運転員は弁が開いたままで水が大量に漏れている状態に気付かず(計器類にも表示されず)、 このままだと水があふれ出してしまうと思い水の注入を止めてしまう。
冷却水が減り、燃料棒が高温になり、放射能漏れが起きた。住民はパニックに。

<大パニック>
ペンシルバニアの片田舎では、マスコミも行政も原子力に対する化学的知識を持った人がいなかった。
そのため、とてつもない放射能漏れが起きたかのような報道がされ、行政もよく分からないまま念のために5マイル(約8km)以内の妊婦や子どもに避難勧告を出した。
そのとたん、大人も含め周辺の住民10万人が車に乗って逃げ出そうとして大パニックになった。

実際には、事故直後にかけつけた運転員により事態は収束。 ごくわずかな放射能漏れで周辺の住民は被曝することはなかったのだが、結果的に大混乱を引き起こした事故ということになった。
そんなパニックを起こした人々の不安要因の一つとしては、映画「チャイナシンドローム」の影響もあった。

<チャイナシンドローム>
直訳すると中国症候群。
原子炉のウラン燃料棒が高温になりドロドロに溶けて、原子炉容器も溶かして突き抜け、地表へ。さらに地表も溶かしてどんどん地中深く沈んでいく。 最後にはアメリカから地球の反対側の中国へ到達してしまう。
という原子力関係者の間で大変な事態という意味で使われたブラックジョーク。
その言葉を題名にした映画がスリーマイル島原発事故の少し前に公開された。

映画「チャイナシンドローム」

   

スリーマイル島原発事故の直前に、重大な原発事故を意味する「チャイナシンドローム」を題材にしたハリウッド映画が公開されていた。

<映画 ”チャイナシンドローム” >
監督:ジェームス・ブリッジス 制作:マイケルダグラス 1979年アメリカ
出演:ジェーン・フォンダ、ジャック・レモン、マイケル・ダグラス

<あらすじ>
原子力発電所を取材していた女性リポーター(キンバリー・ウェルズ=ジェーン・フォンダ)とフリーカメラマン(リチャード・アダムス=マイケル・ダグラス)は、 原発の緊迫した状況に遭遇する。

”緊迫した状況”
原発施設のトラブルにより冷却水の水位が上昇。このままでは水があふれ出してしまうと責任者(ジャック・コデル=ジャック・レモン)は排水を指示。 しかし、水位が上昇しているとの表示は計器の故障による誤表示だった。実際には水位は下がっていたのだ。
あわてて注水を開始し難を免れるも、それはチャイナシンドローム一歩手前の危機的状況だった。

この一部始終をカメラに収めていたキンバリーとリチャードは会社に戻り特ダネとして放送するつもりだったが、幹部はこれを拒否。 リチャードは反発し独自に取材を始める。

<感想>
この映画、東日本大震災で起った福島原発事故の前に観るのと後に観るのとでは、印象が全く違うでしょう。
前者の場合では「社会派パニックサスペンス映画」の佳作ぐらいの印象でしょうが、後者の福島原発事故を目の当たりにした後では 「30年も前にこんな予言の映画が作られていたとは!」と驚きの印象を持つことでしょう。
スポンサーに配慮してニュースをもみ消そうとするマスコミ幹部と関係者。これはフクシマの事を描いているのか!とさえ思ってしまいます。

ただ、映画内では原発の仕組みについての詳細が丁寧に解説されているわけでもないので、ちょっとストーリーがつかみにくいのも事実。 その点、「池上彰の現代史講義・第1回」での原発に対する基礎的知識の解説は、映画の理解度を深める大きな手助けになりました。


  

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質疑応答


Q.
チェルノブイリとフクシマの事故の被害規模は相当違うのに、IAEAの放射線事故基準では同じレベル7にランクされた。妥当な評価なのか?

A.
フクシマの場合はチェルノブイリほどひどい事故ではないけれど、事故で漏れた放射性物質の量がIAEAが定めた基準でレベル7に達したのでそう評価されたということ。
海外では「最初はレベル4とか5とか言っていたのに、チェルノブイリと同じようなひどい事故だったんだ。日本政府は情報を隠していたのではないか。」 という風にも受け止められた。
IAEAの基準(国際評価尺度)ではレベル7より上の段階はない。今回の事故でもっとレベルを細分化した方がいいのではないかという議論も行われるようになった。

あとがき〜「池上彰の現代史講義 - 第1回」を個人的にまとめてみて〜

チェルノブリ原発事故の解説を通してフクシマ原発の現状をある程度把握することが出来ました。
甲状腺に対する放射線の影響や、甲状腺にたまるヨウ素と海藻類の関係も参考になりました。

そして、スリーマイル島原発事故とチャイナシンドローム。フクシマ原発事故関連でちょくちょく耳にしたこのワードは 新聞やテレビの解説で多少触れられてはいたけどよく分からなかった事項でした。それも今回の池上講義で概要が分かりました。

チェルノブイリ原発事故は確か私が中学生だった頃。あの頃は酸性雨がよく話題になってましたが、それどころじゃない放射能雨が 降ってくると噂になったのを覚えています。
いつの時代も人は正しい知識が得られず不安になると根拠のない噂でも安易に受け入れてしまい、それがパニックや風評被害の拡大へとつながります。
しかし冷静さが求められる一方、チェルノブイリでは人々が防護服を着ることもなく消火活動に当たらされたり、 子どもが何の対策もとられず甲状腺がんの発症を余儀なくされたという事実も存在します。

危機意識は当然持っていなくてはならない。かといって、やみくもにパニックに陥るのは愚の骨頂。
東日本大震災では日本人の冷静さに世界が感嘆しました。その事は誇りに思っていい。
でも、冷静さは無頓着や鈍感とは違います。冷静であるためには正しい知識の取得を追求し続けることも必要です。
危機意識と冷静さ。そのバランス感覚を保つために何が大事であるかということをあらためて考えさせられた講義でした。

個人的な疑問

池上彰の現代史講義 - 第1回 - を見て個人的に疑問を持ったことの備忘録。

<チェルノブイリ原発事故の要因である実験について>
1.「実験の際、操作員のミスで出力が低下。出力を上げるために制御棒を引き上げたら燃料棒が高熱になった。 でも、出力低下で循環ポンプの力は弱くなっていた。」ということなのだが、燃料棒が高熱になったのなら、出力は上昇するはず。 なぜ循環ポンプの力は弱いままだったのか?。
2.制御棒を外して燃料棒が高熱を発し始めてから爆発までの時間はどれくらいだったのか?

<その他>
3.チェルノブイリ原発事故による死傷者の正確なデータは残っていないということなのだが、これは当時のソ連がデータ自体を 遺棄したのか、そもそもそんなデータすらとってなかったのか。


「池上彰の現代史講義」第1回 - チェルノブイリからフクシマヘ 〜 おわり



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